青春とシリアルキラー

青春とシリアルキラー

1,980円 (税込)

9pt

3.6

この本は、なんだかわからないうちに人生をしくじった僕と、その周辺について書いたものである。青春が終わっても人生は続く。若さゆえの生きづらさを描いてきた小説家が、新たな苦しみに直面した三十八歳から四十歳までの日々。「青春とシリアルキラー」と「ドグマ34」を収録。

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青春とシリアルキラー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月16日

    コロナ禍な今、そして何が起こるか分からない不確実な現代だからこそ響いてくるメッセージを感じました。自殺と他殺の境界線、そして自分にとっての幸せとは。エッセイの様な形式をとられている小説ですが、実際のこととして考えさせられる一冊でした。
    読後にぼくも言いたくなりました、「みんな死ぬなよ」

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    Posted by ブクログ 2022年08月08日

    最初ヘラヘラした気持ちで読んでいたけれども
    徐々に、主人公の拗れっぷりに自分が重なり共感しまくりで中盤には正座して読んでいた(心の中で)
    「26ウイルスで幸せになってもいいんだよ」の章ではまさに私が感じながらも上手く言語化出来なかった事を言ってくれていて、「そう!それ!」と叫んでしまった(心の中で)

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    Posted by ブクログ 2022年06月30日

    結婚、子供、持ち家、全部持っている人が幸せなんですか?
    こじらせているという言葉で片付けていいの?
    幸せってなに?人によって違わない?
    日本において世間一般で幸せと言われる状況であるなかで、作者は戸惑い、焦り、行動に移すが…
    答えなんて人それぞれ、だから明確に「これ!」というものがないので人は惑うの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月06日

    読み始めてから暫くは、「しゃらくせぇタイプの小説か?」「失敗だったか?」と思っていたが『シリアルキラーとしての新型ウイルス』辺りからグングン引き込まれ、『ウイルスで幸せになってもいいんだよ』では高揚感さえ覚えた。

    アホみたいなライブシーンも、何故だか引き込まれたし、不覚にも少し胸が熱くなった。

    ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年09月26日

    自殺願望のある作家の日々。

    妻はバリバリ働いて生活を支えてくれる。
    家事や娘の世話をしながらの家族との生活。
    自分の書いている小説と、かつての事件を追った話。
    楽器は弾けないけれど青春を取り戻すために始めたバンド。
    ふと感じる不安と、自殺願望。

    私小説風、なのか。わからん。

    0

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