【感想・ネタバレ】青春とシリアルキラーのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

コロナ禍な今、そして何が起こるか分からない不確実な現代だからこそ響いてくるメッセージを感じました。自殺と他殺の境界線、そして自分にとっての幸せとは。エッセイの様な形式をとられている小説ですが、実際のこととして考えさせられる一冊でした。
読後にぼくも言いたくなりました、「みんな死ぬなよ」

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2022年07月16日

Posted by ブクログ

最初ヘラヘラした気持ちで読んでいたけれども
徐々に、主人公の拗れっぷりに自分が重なり共感しまくりで中盤には正座して読んでいた(心の中で)
「26ウイルスで幸せになってもいいんだよ」の章ではまさに私が感じながらも上手く言語化出来なかった事を言ってくれていて、「そう!それ!」と叫んでしまった(心の中で)

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2022年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自殺願望のある作家の日々。

妻はバリバリ働いて生活を支えてくれる。
家事や娘の世話をしながらの家族との生活。
自分の書いている小説と、かつての事件を追った話。
楽器は弾けないけれど青春を取り戻すために始めたバンド。
ふと感じる不安と、自殺願望。

私小説風、なのか。わからん。

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2022年09月26日

Posted by ブクログ

結婚、子供、持ち家、全部持っている人が幸せなんですか?
こじらせているという言葉で片付けていいの?
幸せってなに?人によって違わない?
日本において世間一般で幸せと言われる状況であるなかで、作者は戸惑い、焦り、行動に移すが…
答えなんて人それぞれ、だから明確に「これ!」というものがないので人は惑うのだ。
30代後半から40代の小説家がこのモヤモヤをどう捉え、解決しようとする話。さて、答えは?

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2022年06月30日

Posted by ブクログ

読み始めてから暫くは、「しゃらくせぇタイプの小説か?」「失敗だったか?」と思っていたが『シリアルキラーとしての新型ウイルス』辺りからグングン引き込まれ、『ウイルスで幸せになってもいいんだよ』では高揚感さえ覚えた。

アホみたいなライブシーンも、何故だか引き込まれたし、不覚にも少し胸が熱くなった。

「シリアルキラーおじさんは魅力ゼロ」他、なかなかに名言の多い小説だった。

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2022年06月06日

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