感情タグBEST3
Posted by ブクログ
コロナ禍な今、そして何が起こるか分からない不確実な現代だからこそ響いてくるメッセージを感じました。自殺と他殺の境界線、そして自分にとっての幸せとは。エッセイの様な形式をとられている小説ですが、実際のこととして考えさせられる一冊でした。
読後にぼくも言いたくなりました、「みんな死ぬなよ」
Posted by ブクログ
最初ヘラヘラした気持ちで読んでいたけれども
徐々に、主人公の拗れっぷりに自分が重なり共感しまくりで中盤には正座して読んでいた(心の中で)
「26ウイルスで幸せになってもいいんだよ」の章ではまさに私が感じながらも上手く言語化出来なかった事を言ってくれていて、「そう!それ!」と叫んでしまった(心の中で)
Posted by ブクログ
自殺願望のある作家の日々。
妻はバリバリ働いて生活を支えてくれる。
家事や娘の世話をしながらの家族との生活。
自分の書いている小説と、かつての事件を追った話。
楽器は弾けないけれど青春を取り戻すために始めたバンド。
ふと感じる不安と、自殺願望。
私小説風、なのか。わからん。
Posted by ブクログ
結婚、子供、持ち家、全部持っている人が幸せなんですか?
こじらせているという言葉で片付けていいの?
幸せってなに?人によって違わない?
日本において世間一般で幸せと言われる状況であるなかで、作者は戸惑い、焦り、行動に移すが…
答えなんて人それぞれ、だから明確に「これ!」というものがないので人は惑うのだ。
30代後半から40代の小説家がこのモヤモヤをどう捉え、解決しようとする話。さて、答えは?