西崎泰正のレビュー一覧
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バレーボールの作品は初めて読みましたが、奥の深さに驚きました。コーチの阿月壮一がバスケットボールをやるつもりだったのにバレーを極めたくなった理由がこの作品の一番の興味です。
その説明を紐解くことが最大のポイントですが舞台が進学校の中学校で文武両道が出来る素材と言うかダイヤモンドの原石を磨いて最終的に...続きを読む -
困難な時にそれでも前へと進もうとする意志というのはある種の倫理から生まれるのだと思わされた。スポーツという実力が支配的な世界で、「意味」のあることをなそうとする主人公に生命というものの矜持を感じるといったら大げさだろうか。匿名
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それぞれの状況で各々にあった戦い方をする・・・環境に最適化された行為は美しいのだと感じました。機能美とはこのようなことをいうのでしょうか。無駄なく研ぎ澄まされたそれは、一振りの名刀のようにも見えるのです。匿名
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選択するというのはとてもむつかしいことだと改めて思う。当事者として霧に包まれたような中で予断や誤情報に乱されて進むとはなんと困難なのか。それでも何かを選び、その結果を受け入れなければならないのだ。道は険しい。匿名
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情感や感動といったものではなく、蓋然性や合理といったものの内から面白さを描くという作風にノックアウトされ申した。ウェットに流れないどこまでも理性的で冷静な物語というものに強く興奮しております。すごい漫画だ!匿名
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本作の面白さは確固たる世界観設定にあるのではないかとこの巻を読んで思いました。その世界の中で登場人物たちがシミュレーションゲーム的に描かれているのが感動を起こす・・・のではないかなーと愚考する次第です。匿名
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勝利のためには体を動かすような技術だけではなく、知識や見識も大切であると思い知らされました。バレーとは叡知の結晶なのでしょう。そこで戦うというのは幅広い教養をも求められる・・・奥深いです。匿名
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人は何のために生きるのか。バレーボールというものを通してその難問の答えが得られるようなそうでもないような気がしております。ただ言えることは、彼らのようにそのレゾンデートルとでも言うべき物を見つけられたならば、それは幸福なのだろうということです。匿名
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スポーツにおいては個人の能力にばかりでは勝ち続けることはむつかしい。機能する組織を作り上げ、有能な人材を公平に選び出し、諸々の要素を有機的に結びつけてこそ強いチームというものは出来上がる。蓋し学びの多い漫画であります。匿名
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単なるスポーツものかと思いきや、その物語の壮大さには驚かされました。広大なユーラシアの草原を駆ける遊牧民のごとき力強さ、雄渾、果てしなさに思わずため息が出てしまいます。こういうものが私には必要だったのだなあ。匿名
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バレーボールは時たまテレビでやっているときにぼんやり眺めるくらいの私ですが、とても面白く読むことができました。選手側ではなく「黒幕」として分析を専らとする主人公の物語は興味深く、そして心を熱くさせてくれます。匿名
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スポーツものって、だいたい男子の野球とかサッカーが主流;で、バレーボールは女子の「アタックNo.1」が懐かしい。
これは、創部以来一回戦負け、一度も勝ったことがない男子中学生のお話。こんな漫画あったんだ〜!!嬉しい。匿名 -
阿月先生の問題。数学のグラフのように点Pとがでてきて、ちょっとお勉強モード、頭脳派の幸大中のメンバーらしくて、いいですね。
それにしても、ずいぶんレベルアップしてますよね。匿名 -
期間限定無料版、10冊一気に読みました。
面白いです。続きも読みたいけど
1冊750円超えてて、現在32巻、まだ完結してない。買えねぇ。
原作の小説、出てないかな〜〜匿名 -
これもきっと、フェイクなんだろうね。
まさかの阿月先生、ライバルチームに無敵の技を教えたらだめでしょう!頭まで下げて。 きっと2位通過に意味がるのよね。匿名