松尾たいこのレビュー一覧
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泣いた。なくしてしまったもの、もう会えない人。それらはきっとどこかに存在し続ける。わたしとは交わらないどこかの国で。
喪失のかなしみをのりこえたいときに、オススメしたい小説。Posted by ブクログ -
イラスト可愛い
あくまでも図鑑として楽しめる
小説のように全てのページを読んだわけではないが、こんな神様もいるのかーとペラペラめくるのが楽しい一冊Posted by ブクログ -
出会えて良かった本。読んだ後、ああよかったと思った。物語だけど、分かる、と思うことばかりだった。
過去に無くして後悔したときの記憶やこれから無くすだろう、無くなるかもしれない、という私自身の不安が、本に触れている間だけでもなぐさめられたように思う。
不思議な出来事が起こるんだけど、騒ぎ立てず、静...続きを読むPosted by ブクログ -
いつのまにかなくなったもの、というのが、人生にはたくさんある。捨てた記憶はないのに、あんなに大切にしていたものが、なぜ自分の側からなくなってしまったのだろう。
もの以外にも、いつのまにか離れてしまった友人だとか、別れた恋人だとか、無理やりに忘れることに決めた人とか、記憶とか、たくさんある。なくしたも...続きを読むPosted by ブクログ -
部屋が片づかない、家事が回らない、人間関係がうまくいかない 暮らしの「もやもや」整理術。松尾たいこ先生の著書。部屋の片付けトラブル、家事トラブル、人間関係トラブルには共通の何かがあることに気づかされました。余計なもやもやは最小限にしたい。Posted by ブクログ
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星30個つけたい一冊。「努力は基本、報われない」と言われたら、どう感じますか。私は「えっ」と戸惑い、少しだけ安堵します。うまくいかないのは私だけではないんだとの共感です。
「努力は報われないことが多いのだけど、努力をしているときの自分は、結構かっこいいなって思えるんですよね。だから、もう、それだけ...続きを読むPosted by ブクログ -
子供の時いつも遊んでいたおもちゃとか大切にしていたもの、一緒に遊んだ動物や友だち、人生のその時そのときに喜怒哀楽を分かちあった大切な人たち…。けれどそういったモノや人達はいつの間にか自分の目の前から無くなってしまっている。それらは、彼らは、何処へいってしまったのだろうか?もう二度と会えないのだろうか...続きを読むPosted by ブクログ
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とっても良かった。過去作にpresentsという短編集を出されているが、同じぐらいに好きだ。
presentsと同じように、人が生まれてから死ぬまでに得るもの・無くすものが描かれている。もちろん、タイトル通り、無くしたものにウェイトが置かれている。
主人公は雉田成子さんという名前で、生き物の声が...続きを読むPosted by ブクログ