Presents

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506円 (税込)

2pt

私たちはたくさんの愛を贈られて生きている。この世に生まれて初めてもらう「名前」。放課後の「初キス」。女友達からの「ウェディングヴェール」。子供が描いた「家族の絵」――。人生で巡りあうかけがえのないプレゼントシーンを、小説と絵で鮮やかに切り取った12編。贈られた記憶がせつなくよみがえり、大切な人とのつながりが胸に染みわたる。待望の文庫化!

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Presents のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    40周年限定カバーになっていて目に留まり、購入しました。
    1番好きだったのは『名前』。私も小学2.3年生の時に名前の由来を発表する授業があり、全く同じことを親に言われました。「春に生まれたから」と。弟2人の名前は少し珍しい漢字が使われていて、意味もしっかりあって…。羨ましさもあり、なかなか自分の名前

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    2024年05月04日

    Posted by ブクログ

    これまでにもらったプレゼントを振り返ってみた。小さい頃に親からもらったずっと欲しかったローラースケートや、オモチャの指輪、大人になってもらったマカロンや靴など色々思いつくけど、物そのものを通して、贈ってくれた人との思い出やその頃の気持ちが物とともに記憶として残っている。
    大人になると、物そのもの以外

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    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    プレゼントに関する短編集
    人からもらうものって姿形のあるものだけじゃなく、姿形のあるプレゼントだったとしてもそれと一緒に愛情とか仲直りしようとする気持ちとかが含まれてるみたいな内容でなるほどねえってなった

    女性が主人公で大体のストーリーが暗いというか現実的でキラキラしてない現状とかから始まるのも角

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    2024年01月13日

    Posted by ブクログ

    友人がプレゼントしてくれた一冊。本を読むのが苦手で、悩んでいた私のことを考えて選んでくれたのだと思う。タイトルとまさに同じ状況で、「私もこんな粋なことができる素敵な女性になりたい!」と思った。

    私は、映画でも観ている途中で最初のほうの話を忘れてしまったりする。この短編小説は、短いからこそ何も忘れな

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    2023年11月26日

    Posted by ブクログ

    ハズレなしの短編集でした!
    どの作品も温かさに溢れていて大好きなのですが、特に「名前」と「うに煎餅」が好きです。

    0
    2023年03月12日

    Posted by ブクログ

    私の大好きな大切な本。表紙が綺麗だからという理由で図書室で手に取りページを開いてとにかくのめり込んだ。文章の無駄のなさ、言葉選びの美しさ、本当に全てが完璧だと思った。何度読んでも美しい。6年たった今でも読み返す。どの話においてもその様子や人の顔、家の中や匂いまで全てが想像出来る。挿絵が抽象的で更に想

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    2023年02月04日

    匿名

    購入済み

    贈り物とは何か。

    贈り物にまつわる短篇集。次に出てくるのはどんな贈り物なのかとわくわくしながら読んだ。描かれているひとつひとつの贈り物はどれもささやかだけど、どれもかけがえがなくてあたたかい。
    ここに出てくる贈り物は実際に手にとることのできる品物でもありながら、それだけじゃない。平凡だけどそれなりに苦しい人生に、そ

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    2022年06月15日

    Posted by ブクログ

    形の有無に関わらず、それによってもたらされた経験そのものがプレゼントの本質なのかもしれないと思った。そもそも人生そのものが両親からのプレゼント。
    後書きの「人は贈るより、つねに贈られる方が多い」に、はっとさせられた。

    0
    2021年11月20日

    Posted by ブクログ

    家族をしていてやりきれない事やそんな中でも日々の幸せを感じられる時が描かれている。
    まーいっかと曖昧に思うことや後少しだけやってみるかで、上手くいくかは分からないけれども人と暮らすってそういう事かなと思わせられる。
    また、松尾たいこさんの絵がとても素敵な本。

    0
    2021年10月03日

    Posted by ブクログ

    小中学生の時に表紙と題名に惹かれて買った本。女性が一生のうちにもらうプレゼント(形あるものだけではない)に纏わる短編集。風景の表現が鮮やかかつ分かりやすい、夕焼けに照らされる木々を『金粉をふりかけられたように〜…』って表現したりしている。どの話も良いけどランドセルの話が一番好き。ランドセル貰った当時

    0
    2021年07月27日

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