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40歳を目前にして、人生のイベントベストテンを自虐的に並べてみれば、我が身には25年間、なにも起きてはいないのだ。年相応の達成感も充実感もない日々に愕然としながら、私は岸田有作に会いに行く。13歳の夏に恋をした相手に――どこにでもある出会いが生み出す、おかしくいとしいドラマ、全6篇。
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Posted by ブクログ
なーんか良い短編集。 リアルなんだけど、どこか非現実的でなーんか良い。 ここで出会った人たちはまた会うかもしれないし、もう会わないかもしれない。 きっと会わないんだろうな。 いやでもなんらかのタイミングで会うのかも。 なんて思わされた。 それぞれ人生が、日常が続いてく感じがして良いなぁと思った。 ...続きを読む なんか角田光代さんの書く小説の登場人物って妙に都会的でリアルなんだよね。 いるいるでクスッと笑わされてしまう。 こんな事する?みたいな行動する人がいても、それに至るまでの心理描写も行動描写もしっかりしてるから不思議と納得いってリアル。 本当にすごい作家さんだなと思う。 評価はそんなに高くないけど私は好きな作品でした。
なんかめちゃくちゃよかった!! すっと理解できる表現というか情景がぱっと浮かぶというかとにかくスラスラ読める 飛行機と水族館はいわゆるストーカーのはなしなんだけど、ストーリーがストーカーの男目線だから本人は何が悪いのかわかってない感じとかがすごい。追いかけ回してるくせになんとなく女のことを見下して...続きを読むるところとかリアル 全部面白かった これは売らずに手元に置いておこうと思う
人生どうしたらいいのか分からない、このままじゃいけないような気もするし、ずっとこのままでいいような気もする。惰性で流されて続けているという自覚はありながらも、そこを乗り越えていくエネルギーをどこから持ってきたらいいのか分からない。 そういうモヤモヤをギュッと短い物語にして、あなただけじゃないよって、...続きを読む慰めてくれるよう本。 どうすれば救われるとか、起死回生にはこれだとか、そういうことが記されているわけじゃないんだけど、読み終わったあと、誰かに背中さすってもらったあとかみたいな安心感が残った。 表題作「人生ベストテン」の、頭の中で独りプレ会話したり、想定問答解答例(虚偽含む)を複数考えるやつ、私もよくやるので笑ってしまった。
旅先で会う人、内装工事で入った家の住人、住まいを探す不動産屋の担当者、どれも二度と会うことはないけど、数時間、数日時間を共にする人と、自分とを描いた短編集。 自分の人生の軌跡と、他人の軌跡がある一点で交わる。交わり、すぐにそれぞれの軌跡を描くこともあれば、とどまることもある。 たった一点の交わりか...続きを読むら見える人の後悔、失望、どうしようもない日々。 旅先に答えがある、この人に話したら何かが変わる、解決してくれる気がすると、物語の中の人はみな淡い期待を抱く。実は答えはない。 非日常の世界で、日常の世界の煩わしさに向き合う。出会う人は鏡のようになり、自分の問題をつきつけてくる。刹那の出会いから、互いのどろどろした部分が見える。 劇的によくなることも、一発逆転もないのが普通。 それでも明日を生きてゆく。角田さんは、惨めで、ダメダメな人々に向ける眼が優しく、描くのがうまいんだな〜。 (2014年、4月) 全ての人が、生き生き、きらきら生きているわけでもない。 今の自分にもやもやしながら、その現状が変わることなく、かといって未来に希望もあるでもなく・・。街を歩くふつうの人々の日常を垣間見るような短編集。あとがきはイッセー尾形!いいね。 再読なんですが、記憶がなし・・。 角田光代さんの描く人々は魅力的ー。 (2013年3月)全ての人が、生き生き、きらきら生きているわけでもない。 今の自分にもやもやしながら、その現状が変わることなく、かといって未来に希望もあるでもなく・・。街を歩くふつうの人々の日常を垣間見るような短編集。あとがきはイッセー尾形!いいね。 再読なんですが、記憶がなし・・。 角田光代さんの描く人々は魅力的ー。 (2013年3月)
流れた人生を振り返ってみると 結構何もない? に気がつく大人たち 結構みんなそんなものじゃない?と思うけれど 他人はなんだかすっごくでっかく見える
評価は微妙であるが、個人的には好きな短編集だった 特に、最後の2つ 人生ベストテンと、貸出デート 不幸話、驚くべき話、モヤモヤするような話をまるで、知人から聞かされる愚痴の様な感覚で読んでいた とても親近感のあるストーリーで、心地よかった 角田光代先生のエッセイ風な作品好きなのかも知れない
おー。これは好きでした。 角田さんの本は初めて読みました。 一個目からいいなーと思いました。 暗いとは感じなかったけど そういわれてみれば暗いのかな。
一体全体あんたら何なん?と思うような人達がわんさと出てくる。あーもうっ!と思うような人達。だけどどうなるんやろか?と気になる人達。これからどうなるんやろかと気になるお話でした。面白かった。
角田光代の人生ベストテンを読みました。 ごく普通の、でもちょっとコミュ障気味の主人公たちが出会う事件を描いた短編集でした。 表題作の人生ベストテンは、40歳になって自分の人生を振り返ると、人生のベストテンは中学高校の出来事しかなかった女性の物語でした。 同窓会の連絡を受けて、高校時代にちょっとだけ...続きを読むつきあった同級生がどんなふうに変わっているか見に行こうと思い立ちます。 同窓会も終わり頃、その同級生に会うことが出来て2人だけで二次会に行くことになります。 そして、その後には驚きの結末が待っているのでした。 平凡な人生でもこのようなイベントがあったら少しは楽しくなるかもしれないなと思いました。
角田光代好きだなぁと思わせる一冊。 なんてことない日常をこれだけ読み込ませる小説に仕上げるなんて。 大きなドラマじゃなくたって、その人にとっては印象的だったり、衝撃的だったり、なんというかつまり人生にドラマがある。 人生って面白いよなぁと思わせて、なんとなくほっとさせてくれるのが人生ベストテン。...続きを読む 海外旅行先で出会った親子の話。 機内で出会った泣いてる女。 クロス屋の話。 同窓会の話。 印象に残る。
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