濱嘉之のレビュー一覧

  • 警視庁公安部・片野坂彰 動脈爆破
    警視庁公安部・片野坂彰シリーズ2作目。今回はシリアで日本人が誘拐される処から始る。例によって中韓マフィアが出てくるが、今回は中東の戦闘組織がからんでくる。リニア新幹線が狙われるのだが、主人公が「こんものいらん」と著者が言わせてるのが意外だった。今後は、誘拐された望月が外務省を退職して、警察外部団体辺...続きを読む
  • 完全黙秘 警視庁公安部・青山望
    後半、胸のすくような展開に興奮した。
    政治家、やくざ、芸能プロダクションのことはフィクションであって欲しい。
  • 警視庁情報官 ゴーストマネー
    黒田が3年間の海外研修を終えて、情報室を立ち上げた。
    ノンキャリアの黒田が、キャリアを情報官に育てる。
    実際にはこうはならないんだろう。
    著者の理想が書いてある。
  • 警視庁情報官 サイバージハード
    万世橋警察署長かサイバーテロ集団に挑むといつ、荒唐無稽なストーリーが、リアル感を伴うのは、著者の経験が根底にあるからだろう。
  • 警視庁情報官 ブラックドナー
    ハラハラドキドキ。アメリカ、フィリピン、マニラ、中国と世界に広がる黒田の捜査チーム。
    遥香とはどうなるのか。
    今後の黒田の活躍に目が離せない。
  • 警視庁情報官 ノースブリザード
    黒ちゃんも次代を育てられたか
    キャリアを伸ばすことで自分の仕事を
    やりやすくする
    大好きな作者が「アベガー」なのは興ざめ
  • 警視庁公安部・片野坂彰 国境の銃弾
    まさに現在の政治情勢を舞台にして日本の防衛を情報面から俯瞰する社会派小説。今、問題とされている日韓関係から、北朝鮮問題、日本国内の自衛隊基地問題、外国人の土地取得問題など警鐘とされる内容が満載。時事問題の解説本としてもいい感じ。
    その分、警察組織や各種団体の説明内容が多くなり、事件に関わる人間描写が...続きを読む
  • 警視庁公安部・片野坂彰 国境の銃弾
    新シリーズです
    青山望の次の世界です(名前だけは出てくる)
    相変わらずの現代世界と接近しています
    米朝会談における裏の出来事を語る話が
    このタイミングで読めるとは!サスガ!
  • 警視庁情報官 サイバージハード
    ノンキャリ警察官を中心に警察小説として引き込まれる。もう第五弾まで来てますが毎回面白いストーリーで飽きない。
  • ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係
    53ハラスメントに半グレと現代の様相が書かれていて面白かった。外国の陰謀がらみのエピソードが無いとお話しの幅が広がって良いですね。今後はこの方針で!
  • オメガ 警察庁諜報課
    49かつての大藪作品のようで面白かった。作者の特定の国に対する意識がここでも徹底して描かれていて痛快!これを書きたいために作家をされているのか、と思ってしまう。
    2023/7/6 83再読
  • 最恐組織 警視庁公安部・青山望
    シリーズ12弾完結編。まさに今起きてる事件、ニュース、世相が題材に盛り込まれた教科書兼教養書のような小説だったので、シリーズが終わってしまのはとても残念。完結編でも、東京オリンピックを目前に控えたテロ対策、中、米、露情勢とマフィアが絡むマネーなど盛り沢山。そして50代を迎えた同期カルテットのセカンド...続きを読む
  • 最恐組織 警視庁公安部・青山望
    完結しました
    最恐組織弘安で尤最強の捜査手法を展開してきた青山望とカルテットと呼ばれる仲間
    主人公だけ特別な描かれ方ではなく4者とも特徴ある性格描写が書き分けられており、活躍も丁寧に描きつつ、一冊毎に青山が大きな節目となる取り締まりを仕掛けるのが見どころだ
    (実は続編が出るものと確信している、このキ...続きを読む
  • 最恐組織 警視庁公安部・青山望
    時間的に、今に近い状況。その分析が面白い。
    濱嘉之は、今を描かせるのがいいのだね。

    青山望 公安部長特命担当
    大和田博 総監特命担当理事官
    藤中克範 警察庁長官官房分析官
    龍一彦 刑事部捜査第2課理事官
    カルテットが、それぞれ偉くなって、自由がきく。

    東京マラソンで、銀行員が飲んだ水で死亡。覚醒...続きを読む
  • 機密漏洩 警視庁公安部・青山望
    フィクションが、フィクションと思えない物語の構成。
    南の海上で、麻薬取引が行われる。
    高速艇に乗った男たちとボロ船の男たちで
    麻薬取引がされる。
    その場で、麻薬の純度が計測され、
    品質問題のクレームをする。
    いかにも日本的で、相手は中国的。麻薬は麻薬だという。
    ところが、ボロ船の五人は、簡単に射殺さ...続きを読む
  • 爆裂通貨 警視庁公安部・青山望
    何時もに増して情報満載。ただ、ほんとうに世界情勢は刻々と変化していくので、なるべく早く読まないといけないのです。
  • カルマ真仙教事件(上)
    警視庁公安部OBの鷹田は絶句した。カルマ真仙教元信者の死刑囚から、秘かに五億円もの金を預かっている男がいたのだ。死刑囚について口を閉ざす男の余命は三ヵ月。二十年の時を経て、あの時が蘇る。すべての蛮行に終止符を打ったはずだったのに。自らの捜査経験をもとにした著者渾身の注目作!
  • カルマ真仙教事件(中)
    カルマ真仙教教団施設に対する強制捜査が二日後に迫った朝だった。都内地下鉄車内で毒ガスが撤かれたとの一報に、公安部鷹田は愕然とした。どこから情報が漏れたのか。公安は、防げなかったー。多数の被害者を出した駅で惨状を目の当たりにした鷹田は鳴咽し、固く雪辱を誓うが。
  • カルマ真仙教事件(下)
    教団幹部が次々に自白を始め、ついに身を隠していた教祖阿佐川が逮捕された。一方、長官狙撃事件は容疑者が絞れぬまま、迷宮入りが囁かれ始める。度重なる捜査情報の漏洩と内部告発で公安部が揺らぐ中、鷹田はある決断をする。貸金庫の大金と北朝鮮の関係は。
  • 警視庁情報官 シークレット・オフィサー
    警視庁情報室。それは警視庁が秘密裏に組織した情報部門のプロ集団である。情報室へ舞い込んだ一通の怪文書。エース情報官・黒田は、抜群の情報収集力と分析力で、政・官・財界そして世界的な宗教団体までもが絡む一大犯罪の疑惑を嗅ぎつけるが…。