櫻井よしこのレビュー一覧
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フリージャーナリストの著者が勇気と知性を身に付け、強き国家を創る術を説く。
2年前に刊行された作品の文庫化ですが、当時著者が危惧していたことが現在ほとんど解決されていないことがよくわかりました。
また、著者の文章は日頃産経新聞でも目にしていて、とても共感していたので、この作品に触れて改めて...続きを読むPosted by ブクログ -
アジア圏の正しい歴史が勉強できました。
教科書やメディアが教えてくれない日本の危機的状況が理解できると思います。Posted by ブクログ -
韓国・中国とどう対峙するかを、キャスターの櫻井よしこが色んな関係者と対談することで、方向性を探っている一冊。
彼女は右寄りと言われているものの、対談相手は現場の人なので、決して右寄りとは限らない。
ただし、誰もが国防について真剣に考えている立場なわけで、いわゆるネトウヨともパヨクとも違い切実さがあ...続きを読むPosted by ブクログ -
13億人を超える中国は、国を維持するために拡大戦略をとり続けている。しかしその拡大戦略は13億人の国民の為ではなく、中南海にいる一部のトップエリートのためであることは明白である。
自己中心的な中華思想に基づいた厄介な隣国と日本は付き合い続けなければならない。
経済が不安定な米国も今や内向的になって...続きを読むPosted by ブクログ -
会津人としての誇りと武士道。一方で変わりゆく時代。新島八重という、女としても、人としても強い存在を生んだのは、そんな「不易流行」の世界で生きる宿命だったのかもしれない。「ならぬものはならぬ」という武士の心得を、八重が本当に理解していたかどうかは読み取れなかったが、少なくともその精神で生きた家族(特に...続きを読むPosted by ブクログ
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僕の大好きな櫻井よしこ女史の本です。彼女の持つ歴史認識や国家観等、大いに影響を受けております。
初版は10年以上前に発売されていると思うのですが、この本に書かれている問題点のいくつかは未だ解決されていません。是非読んでみる事をおすすめします。Posted by ブクログ -
櫻井よしこ氏が杉本鉞子著「武士の娘」をベースに明治時代と日本人の伝統的な心構え、気質、暮らしぶりや躾などを、現代の日本人は見直し改めて学ぶべきだと説いている書である。
ほとんどが「武士の娘」からの引用で語っているため、あたかも「武士の娘」の解説書のように思える。それでも日本人は西洋的価値観であ...続きを読むPosted by ブクログ -
テレビは結局2話までしか見てない(笑
今、学校では道徳の時間はあるんですかね。
よく知らないが、必要だと思う。
英語もいいが、まず人として、日本人としてを学ぶべきであろう。Posted by ブクログ -
今の日本の「誠」が、幕末の会津のように周辺国に理解されていないという共通性は、多くの読者に課題を与えることになるだろう。そこから更に考えたとき、現在、見えざる手によって世界版の廃藩置県が進行しているとすれば、各個人が取るべき行動のヒントは本書に十二分に書かれている。「生きる」こととは、ある分野で自分...続きを読むPosted by ブクログ
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中国海軍「領海侵犯」の狙いは「資源略奪」と「潜水艦のための海底地形調査」です 震災直後にヘリを飛ばし、日本の防空能力を試した中国共産党を忘れてはなりません 平和は力を背景に勝ち取るもの。国民の国防意識低下は結果的に平和を遠ざけます 日本人の感覚では「約束は守らなければならないもの」ですが、中国にとっ...続きを読むPosted by ブクログ
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20世紀末の諸問題を丹念な取材で辛らつに描いた
櫻井よしこの時事批評エッセイ。
時事問題は最新のを読まないと
あんまり意味ないかと思いきや、
7年前を振り返らせながら
「ああ、こんな問題あったなぁ」
「この部分はだいぶ改善されたな」
「なんにも変わってないじゃん、ニッポン…」
...続きを読むPosted by ブクログ -
完了の無能さ=省益重視があまりに前面に出ていて腹立たしい内容。
こういう感じで、淡々と感情をぎりぎりまで排して書かれているので、事実関係が追いやすい本。それでいて、主張もよくわかる。Posted by ブクログ -
日本が抱える問題、危機について知りたくて読書。
10年前の本であるが現在も引きずる問題を大手のマスコミやニュース報道とは異なる切り口で知ることができる。
まだ拉致を正式認めて一部の被害者の帰国が実現する前の話なので当時の世相を読み取ることができ興味深い。
各章末の追記や再追記があり読みやすい。...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
激動の明治時代を生きた女、杉本鉞子(一八七二‐一九五〇)。
戊辰戦争で賊軍と呼ばれた長岡藩の筆頭家老の娘として生まれた彼女は、十三歳での婚約、渡米、二女の出産、夫の死などを経て、アメリカで自伝的エッセイ『A Daughter of the Samurai』を著した。
その本はたちまち大...続きを読むPosted by ブクログ -
丸ごと1冊、猪瀬直樹批判である。かなりの個人攻撃なので不快になる人もいるだろうが、猪瀬氏を常々胡散臭いと感じている向きには笑って読める。なので、笑って読んでしまった。Posted by ブクログ