伊藤元重のレビュー一覧

  • どうなる世界経済~入門 国際経済学~
    比較有利理論とグラビティモデル
    理系の私には聞き慣れないワードだが、経済学の奥深さの一端を垣間見ることができた
  • マネジメント・テキスト ビジネス・エコノミクス 第2版
    価格は、大事。
    二部料金制は、ベースとなる売上を確保しつつ、
    さらに積み上げていくことができる。
    入場料に加え、そこに施設利用料を取るなど、
    携帯料のようなもの以外にも応用される。

    マスマーケティングの仕組みを
    理解すると応用がきく。
    製造業がいて、卸がいて、小売がいる。
    蛇口をひねると、製品たる...続きを読む
  • 東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと
    偶然手に取ったこの本。考えることが仕事の人が伝える、大切なこと。
    人生の半分が過ぎた今手に取ったけど、学ぶことが多い。
    しかし、もしこの本を…30歳の時に手に取っていたら…
    人生が変わっていたかもしれない
  • 岡本行夫 現場主義を貫いた外交官
    優秀な外交官だった岡本氏もコロナで亡くなってしまった。
    国益を守り、戦争を回避し、アメリカとの同盟関係を維持するために尽力したエピソードが列挙されている。もちろん、話してはいけないことも多いと思うが、すばらしい業績だと思う。
    佐々さんの書籍でも良く出てくるが、省益、縦割りの妨害(両者から話をきかない...続きを読む
  • 東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと
    ・「おもしろい!」「今後生かしたい!」「アイデアとして取り入れたい!」と思った箇所に付箋を貼ったが、これまでの人生で一番多く付箋を貼った本になった。

    ・著者の文章は明瞭で、読みやすく、内容がよく入ってきた。

    ・知的好奇心を保つ、文章を書く、学ぶことなどについてひたすら試行錯誤してきた結果が書かれ...続きを読む
  • マネジメント・テキスト ビジネス・エコノミクス 第2版
    当初2004年に初版が出たときにも読んで感動した記憶があり、経済学の最初の一冊として、他の人にもよく推薦していましたが、今回の改訂版も素晴らしいです。

    現代日本における有名企業のリアルな事例などを材料にしながら、価格理論、ゲーム理論、情報の経済学、行動経済学、産業組織論など経済学の各種理論やキーコ...続きを読む
  • 岡本行夫 現場主義を貫いた外交官
    【国際会議に共通しますが、日本の場合、一の矢はいいんです。しかし、あとの自由討議になっていくと、気の利いたコメントを言えるかどうか。議論は進化しますから、大学教授同士の討議を聞いているようなもので、用意してきた紙だけでは対応できないんですね】(文中より引用)

    日米外交のプロとして長年にわたって外交...続きを読む
  • 岡本行夫 現場主義を貫いた外交官
    読むほどに、熱さに引き込まれる。自らの身の回りのことだけを自分の思うように快適にせよと主張することだけが民主主義と誤解している視野狭き人も多い世界で、否応なしに満ち溢れるコンフリクトをリアリスティックに落ち着かせる辛い役割こそが、心ある人の行うべき仕事である・・と腹に落ちる。
  • はじめての経済学〔上〕
    今まで経済学に触れたことがなく、初めて学んでみようと思った時に手にとって欲しい本。

    内容としては、ミクロ経済学、マクロ経済学、ゲーム理論を扱っている。
    実際の社会現象に対して理論を用いて経済学的な説明をしているため、経済理論のイメージがつかみやすく、
    内容も簡単でわかりやすい。

    是非読んで欲しい...続きを読む
  • 伊藤元重が警告する日本の未来
    170613伊藤元重が警告する日本の未来
    オーソドックスな日本経済解説書
    「巨額国債発行」に対応する「戦略」を皆で追体験&

    1.技術の流れ AI IOT ロボット クラウド ⇒経済・社会をどう変えていくか
    2.通商政策の流れ
    3.アベノミクス 名目GDP 97年ピーク→デフレ→2015年更新

    ...続きを読む
  • 東大名物教授の熱血セミナー 日本経済を「見通す」力
    著者は政府の経済政策でのブレーンであることから「御用学者」と揶揄されることが多いが、「御用学者」ということの凄さを知らしめるのが本書である。

    現在の世界経済・日本経済を最先端の知識で、かつ分かりやすい言葉で、バランス感のある説得性を持って読ませてくれる。

    世の中には、難しいことをより難しく、時...続きを読む
  • 東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと
    本書は、タイトルから連想される内容というよりかは、伊藤元重先生のこれまでの知的生産についての自伝のような内容だった。経済学徒である自分としては、とても満足する内容だった。
  • 流通大変動 現場から見えてくる日本経済
    何となく、メーカーか流通か、というような軸でとらえがちですが(私は)、流通は上流(素材)から下流(消費者)まで商品が流れていく全ての過程に影響を与え得る、という流通のより大きな可能性を感じさせてくれました。
  • 東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと
    経済学の考え方を人生に応用したら、という考え方をベースに、長年学者生活を送ってきた先生が人生のアドバイスをくれる。自分の人生でロケットを切り離す時期はいつだろうか、それぞれのステージで納得行くほど取り組めているだろうか等々、前向きに考えさせてくれる本
  • 流通大変動 現場から見えてくる日本経済
    東京大学大学院の伊藤元重先生の新書。
    経済学やマーケティングなどの教科書も執筆されている同氏だが、現場における講演会や執筆業なども手がけている。流通に関してはかなり以前から携わっているようだ。同書からもそれは伝わってくる。
    個人的にも、過去に何度かお仕事をさせていただいたことがあり、ざっくりとしたお...続きを読む
  • ニュースの本質を見抜く 日本と世界の「流れ」を読む経済学
    ■経済
    1.足もとの動きがみえないときは、遠い将来を見る
    2.日本はデフレが続き、欧米とは物価の乖離が生じている。だから、名目で見えれば急速な円高が進んでいるように見えて実質ではそれほどの円高とも言えない
    3.大きな震災を経験して、改めて確認されたことは、頼りになる隣人を多く持つことの重要性だ。日本...続きを読む
  • はじめての経済学〔上〕
    ニュースなどで何十回と耳にしながら内容のわからなかったいくつかの言葉の意味が(少なくとも読んでいる間は)わかりました。

    高校の政治経済で暗記したキーワードをストーリーとして理解できるのがよかったです。
  • はじめての経済学〔下〕
    小著なれど、経済学の幅広い領域を俯瞰し、エッセンスを学ぶには最適。労働経済とリカードの比較優位の理論はサラリーマンには興味深い。
    索引があるとよかった。
  • はじめての経済学〔上〕
    エッセンスの一言。初学者はこの本で経済学の全容をつかんでから、次のステップに進むと効率が良いだろうと感じた。
  • はじめての経済学〔下〕
    トレードオフ・・2つ以上の目的があるとき、どれか一つの目的を実現しようとすると他の目的が犠牲になるという関係。

    パテント制度・・技術を開発した人にその技術の権利を認め、技術開発から得られる社会的な利益を研究者に対する所得の形にすることで、研究のインセンティブを高めようとする制度。

    ニューパブリッ...続きを読む