浜矩子のレビュー一覧

  • ついに始まった日本経済「崩壊」
    死の海と化した国債と株式市場。。衝撃的な本の帯。適温経済というまやかしの言葉に騙されるべきでは無いと謳う。
    アベノミクスをアホノミクスと断言。現在の株価は日銀の思いの範囲でしか上がらないし、下がらないのはゆがめられて姿。ブラック日銀鯨。ETFを買い株式に手を出すのはどこの国でも禁じ手。
  • 文藝春秋2021年4月号
  • 浜矩子の歴史に学ぶ経済集中講義
    難しい経済の話を分かりやすいように丁寧な言い回しや例えを使いながら、語り口調で書かれています。
    初心者にも分かりやすい様に工夫している一方で、まどろっこしい・冗長と感じる人も多いかもです。

    自分は「通商」の講義にて、通商秩序と通商理念の歴史的変遷を知れたことが一番印象に残りました。普段よく聞くTP...続きを読む
  • 「共に生きる」ための経済学
    現在の日本の抱える課題を「豊かさの中の貧困」と定義するセンスは流石。国家主義に陥らず共生を求める方向性も納得感はある。但し、それをどう実現するか、についてもう少し言及が欲しかった。
  • 「通貨」を知れば世界が読める “1ドル50円時代”は何をもたらすのか?
    過去の振り返りが長かったが、貨幣史をおさらいするのには良いと思います。あまり経済に詳しくなくても読みやすい。
    グローバリズムの限界がきてと地域貨幣が進むことも同意。一方で3D貨幣で世界を繋げるみたいな構想は面白いが、結局それの限界が出来て地域貨幣が進むのでは?という疑問も残った。
  • 「通貨」の正体
    ビットコインなどを仮想通貨と呼ぶが、普通に流通している通貨も通貨の振りをしている、マネーの真似をしている仮装通貨にすぎない。通貨の基本は人本位制。すなわち認知であり認識。ドル。ユーロ。ビットコイン。人民元。円。現金の電子化。カオスと化した通貨世界にあって、大事なのは、各国の中央銀行がきっちり役割を果...続きを読む
  • 「通貨」の正体
    通貨の基本は人本位制=人々の信用が大事。
    歌舞伎「恋飛脚大和往来」封印切の場面。

    1936年三国通貨同盟=24時間金本位制=アメリカだけが金交換に応じる。プレトンウッズ体制と同じ。

    国際金本位制の時代は、自由な金融政策を放棄した。
    ヨーロッパのERMは東西ドイツ統一で変化せざるを得なくなった。
    ...続きを読む
  • 「通貨」を知れば世界が読める “1ドル50円時代”は何をもたらすのか?
    ・TPPは特定地域の囲い込み。鎖国政策である。
    ※世界通貨を地域通貨が支えるという構想は、本当に混迷からの打開策になるのか?
  • 新・国富論 グローバル経済の教科書
    スミスとリカードの経済論の説明と今のグローバル経済について考えている。
    分業体制で専門性は高まるが作業が単純となり成長がなくなる。
    金本位制と管理通貨制度では政府の役割が変わり、政府が動く必要が出たが、それが機能していない。
    グローバル経済で企業の富がその国に入らなくなっている。
    国だけの利益ではな...続きを読む
  • 大メディアだけが気付かない どアホノミクスよ、お前はもう死んでいる
    20171029 アベノミクスってなんなのだろうという疑問をずっと持っていた。答えになるかと思い買って見た。結果は自分で調べて本質を見極める事が大事と今更ながら了解しましたした。賛成と反対について自分で理由を持つ事は意外に難しい。
  • 大メディアの報道では絶対にわからない どアホノミクスの正体
    4/10のNHK調査で内閣支持53%。

    どんな人にアンケートしているのか?

    安倍政権になってそんなに国民の暮らしは良くなっているのか?
    前の民主党政権が酷過ぎただけで、景気なんて誰が総理大臣になったってこのくらいにはなったと思う。リーマンショックの復調に東日本大震災需要で加速したんだと思う。
    ...続きを読む
  • 別冊NHK100分de名著 「幸せ」について考えよう
    別冊NHK100分de名著 「幸せ」について考えよう (島田 雅彦;浜 矩子;西 研;鈴木 晶)
    アダムスミス、フロイトなどの過去の識者は幸福をどうとらえたのか?を総合的に解説。
    まず資本主義の開祖アダム・スミス。どちらかというと自由放任のイメージがあるが、金銀財宝の量に富の源泉を見出す重商主義を否...続きを読む
  • さらばアホノミクス 危機の真相
    経済政策とは、第一は崩れた均衡の回復、第二の目的が弱者救済。外交安全保障政策と表裏一体のアベノミクスとは対極をなす。潜在成長率がほぼ0パーセントの時代になっても成長しようとするところに無理がある。既に十分豊かな日本が無理やり成長を目指せばゆがみが生じてしまう。日銀が買っている国債は300兆円を超え、...続きを読む
  • さらばアホノミクス 危機の真相
    経済政策とは、第一は崩れた均衡の回復、第二の目的が弱者救済。外交安全保障政策と表裏一体のアベノミクスとは対極をなす。潜在成長率がほぼ0パーセントの時代になっても成長しようとするところに無理がある。既に十分豊かな日本が無理やり成長を目指せばゆがみが生じてしまう。日銀が買っている国債は300兆円を超え、...続きを読む
  • EU消滅 ドイツが世界を滅ぼすか?
    昨年末(2015.12)に、浜女史により書かれた本で、EUの将来について、EUの成り立ちを解説した上で述べています。EUの存続が危ぶまれる声もあるなかで、なぜEUが結成されたかという背景やEU成立に至るまでの経緯を知っておくことは、今後のEUの成り行きを考える上で大事な視点であると思いました。

    E...続きを読む
  • 「通貨」を知れば世界が読める “1ドル50円時代”は何をもたらすのか?
     日本は24年連続で世界一の債権国である。だとしたら、この体たらくな政治体制が続いたとしても国家破綻などは起きようがない。なので1ドル50円もありうる。本日ドル値は117.95(11:46)まだまだ下がる。
  • 国民なき経済成長 脱・アホノミクスのすすめ
    内容は
    序章 そろそろ「その後」を考えよう
    第1章 アベノミクスがもたらしたもの
        議題その1:浦島太郎の狂ったシナリオ
    第2章 日本経済は今どうなっているのか?
        議題2:鏡の中の「ほんとの日本」
    第3章 アベノミクスがその先に見ているもの
        議題3:妄念の中の虚像の日本
    第4章...続きを読む
  • 「通貨」を知れば世界が読める “1ドル50円時代”は何をもたらすのか?
    著者の本はたぶん2冊め。
    1ドル50円時代の到来を何度も何度もとくという内容。
    通貨基軸はポンドからドルへそして通貨基軸がない時代へ。
    ポンドとシティの話が興味深く読めた。
  • もうエコノミストに騙されないために 紫炎のMBA講義録
    日銀が行うべきは通貨政策である。対内的には物価、対外的には為替レート。本来1ドル50円の方向に進むべきを、通貨価値を下げ国債を買い込む。政策が、均衡点を探り当てようとする経済活動の足手まといをしている。

    カジノ金融とマジメ金融、いいね!日本語ならでは。
  • もうエコノミストに騙されないために 紫炎のMBA講義録
    日銀が行うべきは通貨政策である。対内的には物価、対外的には為替レート。本来1ドル50円の方向に進むべきを、通貨価値を下げ国債を買い込む。政策が、均衡点を探り当てようとする経済活動の足手まといをしている。

    カジノ金融とマジメ金融、いいね!日本語ならでは。