富坂聰のレビュー一覧

  • 感情的になる前に知らないと恥ずかしい中国・韓国・北朝鮮Q&A
    正義のためにという綺麗事ではなく、国は自国のメリットのために動く。国際関係を読み解くための大切な視点を示される。確かに正義を実行するメリットがないと、コストを払ってやらないよなと納得。北朝鮮に長年核武装を放棄させないのも、現状維持がアメリカにも中国にも都合がよいってことなんですよね。あと書店にやたら...続きを読む
  • 中国は腹の底で日本をどう思っているのか メディアが語らない東アジア情勢の新潮流
    ■(イギリスのAIIB参加に際し)「価値観」ばかりを異様に重視し,「利害」という要素の影響を軽視する日本の伝統的な誤りが作用。
    ■日本と韓国は強い民意の監視下で内政を意識した外交を行わざるを得ない。
    ■日本の外交は民意の強い干渉のもとで硬直化してしまっている。
    ■日本を除く国々の駆け引きは「価値観」...続きを読む
  • 中国は腹の底で日本をどう思っているのか メディアが語らない東アジア情勢の新潮流
    日本国内からだけでなく、米国、中国、韓国からの複眼でニュースを読み解くこと。
    国民感情を外交に過度に反映させないこと。
  • 中国人民解放軍の内幕
    [大所帯の本当のところ]中国の台頭とともに、対外関係的にも多くの注目を集めている人民解放軍。機密性が高い存在であるその軍の内幕を、幅広い視点から記述した一冊です。著者は、中国関係のニュースの解説などで見かけた方も多いのではと思われる富坂聰。


    情報が少ない中でどうしても憶測や想像で話が進められてし...続きを読む
  • 中国の論点
    日本ではマスコミの検閲に遭って知らされないことを含め、広い視点で書いてあるのがよい。
    巨大な「いじめられっ子」という観点が、わかりやすい。
  • 習近平と中国の終焉
    2012年11月に習近平総書記が誕生したことは,中国における民主化の動きが完全に閉ざされたことを意味する,といった論調が,この本のタイトルの意味です.

    共産党政権は,今後も格差是正や民主化に完全に背を向けた政策を進めていくだろう,と予想されます.その中で尖閣諸島の問題などにも対応していくため,こち...続きを読む
  • 中国ニセ食品のカラクリ
    食事中、食後まもなくには
    くれぐれも読んではいけないのが
    こういう類の本でもあります。
    間違いなく気分を害することでしょうし
    食べ物を信用できねぇ、になるかも。

    とにかくこのニセ食品は
    話を聞くだけでも
    うんざりさせられるものばっかりです。
    しかも摘発されてもまた新しいものを
    作り出すという、負の...続きを読む
  • トランプVS習近平 そして激変を勝ち抜く日本
    この人の本を最近読んでるけどやはり面白い
    先にいっておきたいのは、
    この本トランプとか書いてるけど、
    あんまりトランプがーってのをかいてないので、
    その辺は題名に偽りありで、
    トランプと出してうる作戦なのかな
    というのが、ちょっと騙された思い

    私がこの人の本を好きなのは、
    この本でまさしく書いてる...続きを読む
  • 平成海防論 膨張する中国に直面する日本
    日本の海に関しての本をほとんど読んだことなかったからか、純粋に知らないことばかりで楽しかった。
    やっぱりこういうの読むと金が大事だなあと思う
    正しいことだから、やるべきだじゃなくて、
    金をどうするかってことまで考えないと
    議論としては成り立たなくなってしまう気がする
  • 日本に群がる! 中国マネーの正体
    日本だめになるよなあ
    という思いをこれを読んでさらに深めた
    この本にもあるように、
    日本にもいいところはある
    日本も変わろうとしてるんだろうけど、
    いいところを認識せずに、ただ単純によその真似をしたらだめだよな
    都の思いを強く抱く
  • 中国 狂乱の「歓楽街」
    面白かった
    単純に性風俗系の本はあったら読んでるから読んだんだけど
    なんかこの本を読んだことで中国に対する見方に
    先入観があったり
    日本しかみてないのはまずいなあと思わされた
    この人の他の本も読んでみたいなと思った
    中国がなぜエロの取り締まりが厳しいかってのも
    しりたいなあ
  • 感情的になる前に知らないと恥ずかしい中国・韓国・北朝鮮Q&A
    想像していたより勉強になりました。題名の通り、自分もあてはまり反省。戦略のない短絡的にカッコつけるだけの態度や言動は、かえって不利になることは、尖閣、日中中間線の説明で納得。靖国を巡る問題もなるほど、と納得できました。自分も良く知らないうちに、報道に踊らさせて、「見たい報道、見たい絵姿」が発想の元に...続きを読む
  • 中国の論点
    中国の現状と今後を分析した一冊。

    中国についてよく知ってる著者だからわかる視点もあり、勉強になった。
  • 習近平と中国の終焉
    恥ずかしながら中国の政権については何も知らなかったので、最近の中国の政権事情、中国内での政府の扱い、権力図などが簡潔にまとめてある本書は非常に役立った。意思決定機関(今の権力者とその周辺)のその時の方針に合い、かつ親に問題がないことが起用されるには重要らしい。運に恵まれて、消極人事でのし上がった習近...続きを読む
  • 中国は腹の底で日本をどう思っているのか メディアが語らない東アジア情勢の新潮流
    中国から見た日本、というより2014年頃の国際情勢を踏まえたうえで日本が世界からどう見られてるのかを書いた一冊。

    日本のマスコミを鵜呑みにすると大局を見誤ることはよくあるみたいだけど、この本はそれを改めて教えてくれた。
  • 中国は腹の底で日本をどう思っているのか メディアが語らない東アジア情勢の新潮流
    中国を扱ったらこの人!富坂さん!わかりやすい切れ味のある解説。日本の外交政策の問題点がよくわかる良作。こんな人こそ、テレビとかでもするどく解説してほしいんだけどね。
  • 中国は腹の底で日本をどう思っているのか メディアが語らない東アジア情勢の新潮流
    3.11をきっかけに中国にテロ組織にされたウイグル独立派。イスラム国への中国人加入で飛び火。

    オバマとサウジ国王に仕掛けられた石油下落による経済窮地のロシア。
    ロシアが北極海を支配できると弾道ミサイル到達時間が半分になる。
    ロシアのクリミア併合で中国がウクライナからの兵器が入手できなくなった。
    ...続きを読む
  • 習近平の闘い 中国共産党の転換期
    自国で推し進める反腐敗キャンペーンの裏に見え隠れする、習近平の考えを考察してる。

    周永康、令計画、徐才厚3人の捕り物劇は、どうしても中国の内情に明るくないので内容や前後関係が難しかった。
    官僚の腐敗にメスを入れると同時に、格差や国内環境問題などへの対処を平行して行っていくことの難しさがよく描かれて...続きを読む
  • 習近平と中国の終焉
    中国ウォッチャーとして知られる著者が、格差と権力者の腐敗をキーワードに、薄熙来事件と習近平のトップ就任の背景を解説。「中国の終焉」というのはちょっと内容は違うけど。
  • 平成海防論 膨張する中国に直面する日本
    外大で中国語を学んだ私。
    今中国の人気がまったくないらしい・・・連日の報道を見ればそうなるか。

    日本は国の面積当たりの海岸線延長は世界第1位。
    何とかしないとね。