新井素子のレビュー一覧
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ネットで、彼女の自宅本棚やぬいぐるみの保管に関する記事を読み、チャーミングな人だなあ…と思い今更ながら、初期の有名作を選んで初めて新井作品を読んでみた。
3つの作品が入っていたが、どれも素晴らしいし面白い。18から20歳くらいの間に書いたものというのがよくわかる、いちいち大きな「全世界」を引き合いに...続きを読むPosted by ブクログ -
子供のころよく読んだ新井素子さん、久しぶり。
そうそう、こんな感じやっぱり面白い。
SFというか若干ホラーな感じだけど…新井素子さんの文体なんで、怖さも大丈夫。Posted by ブクログ -
ネプチューン。
場の設定が好き。
この作者のこういう世界観、そこへ連れてってもらう心地良さと緊張感が好き。
子供の頃からのファンです。
最近話題のスピ界の人、この博士から名前を取ったのかな?
もうひとつの作品は、
実験的な小説でした。
自我は何か?
脳か、霊か、肉体か?
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優しくて、物言わない筈の植物に人間と語れるだけの身体が備わり、そこからの物語り。
昭和的な男性像であるものの、ヒロインを想うヒーローの言動には共感できる。
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「かつて少女小説ではじめて新井素子さんの衝撃に出会った方にはより楽しい再体験ができる一冊」は嘘じゃなかった。あとがきのいつものセリフさえ愛おしい。コバルト文庫の頃のファンに、「吾妻ひでお」のキャラだった新井素子をご存じの方に、おすすめです。
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30年くらい前の学生時代に読んだことのある本です。グリーンレクイエムの新装版が出て、続編の緑幻想も読みたくなり購入しました。
なんだか唯一無二の不思議な物語で、世界観がすごく好きです。おそらくハッピーエンドなのだと思いますが、僕はなんとなく切ない気持ちになります。これでまたしばらくは、植物を観ると...続きを読む -
この作品には敬意を表します。
緑…命の源についての想像力が素晴らしいです。
女の子の強がりと優しさ、本物の冒険も、一人称の作品ゆえにより引き込まれました。 -
内容からしてこのタイトルは間違っている。「人工知能の見る夢」ではなく、「人工知能へ抱く夢」つまり主語は人間であってしかるべき。おっと。誤解を招いてはいけない。これはいい意味でのつっこみ。中味は本当に夢があって喜怒哀楽多彩、ワクワク感ハンパない。Posted by ブクログ