秋吉理香子のレビュー一覧

  • 放課後に死者は戻る
    冴えないオタクの男子高生が崖に突き落とされる。目覚めると、イケメン男子高生に。
    ありがちな設定ながらも、最後はうるうるとした。
    流行りのスクールカーストを極力避け、犯人探しに徹するストーリー。
    秋吉理香子が、イヤミス作家からの脱却に見事成功した一作でした。
  • 灼熱

    殺された旦那の復讐として加害者だと見込んだ男性に近づき咄嗟に惚れているとの、言葉を出す

    一生懸命愛し続けていた旦那への愛と
    憎悪、復讐などがリアルに描かれていました
    心はやはり言葉や表情に現れる
    騙すことなど難しく暴かれていた
    それでも本当の愛だったものが
    すれ違う瞬間を描いているのもまた素晴ら...続きを読む
  • 灼熱
    根っからの悪人はどこにもいなかった…たぶん。

    最初は絵里こと咲花子の言動に感情移入できず…なんだこの女、嫌いなタイプ!みたいな気分で読み進めましたが。
    徐々に彼女の境遇やバックグラウンドが明らかになってくると、単に「嫌いなタイプ!」で終わらせられなくなってくる。
    思い込み激しいなとかは、浅慮な言動...続きを読む
  • 灼熱
    さすが秋吉理香子さん!

    面白かったです。

    気づいたら主人公ばかりの進行に気を取られ
    周りが見えなくなっていた!

    読みやすくてすらすら読めました!
  • 灼熱
    登場人物が少なかったのでこんがらがることなくスムーズに読めた。

    復讐のために英雄に近づき結婚した咲花子。
    途中から英雄のことを愛するようになっていき、信じたいのに疑ってしまうという葛藤が切なかった。

    亜希子がただただ自分勝手に見えてしまった。
    病気だから我儘を言うのも仕方ないのかもしれないけれど...続きを読む
  • 聖母
    盛大に騙されました。
    読み終わって真相がわかった後にもう一度最初から読むと、
    伏線や、これって○○のことを言っていると思っていたけど本当は××のことを言っていたのか!
    と色々気づけるので2周読むのがおすすめ。
  • Valentine Stories
    ラブラブ甘々なものは全くなく、
    どれもどこか切ないのが小説って感じでした。

    やっぱりあんまり幸せすぎるのは
    ネタにならんのでしょうな。
  • サイレンス
    やっぱり秋吉理香子さん!
    どの本読んでも今のところ好きです。

    田舎ならではの窮屈な感じが伝わってきて
    なんとなく、わかる、わかる、ってなりました。

    身勝手男のだらしない感じもわかるし、
    それを好きな彼女の気持ちもほんとわかる描写で、ペースよく読めました。

  • 灼熱
    やっぱり、秋吉理香子さんの作品は最後まで読者を裏切らない!復讐のために整形してカギを握る男性の妻の座につくなんて大胆っ!この旦那さん、実はいい人‥主人公が心を奪われるのもわかります。
  • 暗黒女子
    女子高生と闇鍋ってインパクトがスゴい!今の女子高生って、もしかしてこんな感じ?なんて、ちょっと思ったりして‥ストーリー展開はとても良く秋吉理香子さんらしい作品です。
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)
    「磨けば望みが叶う」鏡にまつわる短編集。この鏡に関わったことで、やっぱり欲が出るのか‥結局は不幸な結末を迎える‥人間模様の描き方が素晴らしいと思います。
  • 自殺予定日
    自殺を1週間後と予定し、その間真実を追求する物語。ストーリー展開が意外でしたが、これはこれで秋吉理香子さんの作風でいいと思います。
  • 絶対正義
    こんな友達いたら怖い。範子の正義を何が何でも貫くって‥ありえないけど、作品として読むにはスリリングで読み応えあります。
  • ガラスの殺意
    秋吉理香子さんの作品にハマりました!この作品も思ってもない方向で結末を迎えます。読み応え、あります。
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ
    狂ったシンデレラと

    モラハラ夫とサイコパス娘

    と3人ともおかしいので

    それを ひえぇぇと思いながら

    楽しむ感じ



    予告を見ただけですが

    映画のほうが だいぶコメディで

    誇張されてる感じかな



    秋吉先生らしく

    元ネタを料理した という

    コンセプトでしょうか



    理想に振り回さ...続きを読む
  • ガラスの殺意
    「私、人を殺しました」
    通報者は高次脳機能障害を持つ女性、柏原真由子。彼女は数分前の記憶を保つ事が出来ない。20年前、通り魔 閤田幹成の手によって両親を殺され、自身も逃げる際に車道に飛び出し車に撥ねられてしまう。記憶障害はこの事故での後遺症だ。その後、車を運転していた事故の加害者 柏原光治と結婚す...続きを読む
  • ジゼル
    『ジゼル』もバレエの知識も全くないですが、没入出来ました。
    実際のジゼルとクロスして進んでいく物語が、よりバレエを身近に感じさせてくれました。
  • 灼熱
    おおお面白かった‼︎読みやすい文章であっという間に読み終わってしまいました。夫を殺したかもしれない人物との同居。だけど人って、なんか一つでも縋りつきたくなるような事柄があるとどうしても疑いきれなくて、その相手に好意を抱いてしまうよな…切なかったです。
  • ジゼル
    東京グランドバレエ団に所属するバレエダンサー
    が主人公の物語。
    バレエミステリーどんな感じかなとわくわくしながら
    読みました。
    エピローグのカーテンコールでそうきたか‼って感じです。
    少女漫画を読んでいる様な気がしました。
  • ジゼル
    バレエの世界を知れて楽しい。そして誰が犯人なのか?と読み進める手がとまらなくなる。分かりやすく、最後まで楽しく読める。