児玉雨子のレビュー一覧

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    デジタルタトゥーの被害者、名前が8万円で変えられる世界、親からの同調圧力、いつでも自分が被害者。

    今時のテーマでの作品というよりかは、今まで注目されなかった闇部分を、時代の流れで言えるようになった社会を表してる。今と昔の対比
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    名前を検索したら昔のことであってもすぐに調べられてしまうこの時代。「デジタルタトゥー」がずっと生涯消えないよりも、新しい人生を歩む決断をした主人公に救いがありますように。
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    主人公 雪那 とはいったいどんな人物なのか?
    苦しい作品だった。
    大学へ進学し、就活をするフツウの女子大生……にはなれない雪那。

    彼女の現在と小中学生のころの芸能活動の時期を交互にえがく。
    純粋な心から思春期の葛藤、そしていろいろ理解できるようになった現在と、重たくのしかかってくる。

    彼女は小学...続きを読む
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    ジュニアアイドルや子役の芸能生活が描かれてます。
    華やかにみえるアイドルでも、苦しみ悩みながらお仕事しているんですよね。
    全体的に暗めの物語が展開されていきますが、ラストに自ら変化を望む意思を固めた姿が印象的で救いでした。
  • 誰にも奪われたくない/凸撃
    面白いかと聞かれると答えづらいんだけど、なんか良かった。タイトルと内容がA面B面みたいな感じも良い。
  • 誰にも奪われたくない/凸撃
    歌詞だと伝わってくるものが大きい。それと比べるとまだ小説はという気がする。何か「純文学」になっている気がする。
  • 誰にも奪われたくない/凸撃
    iPhoneやどうぶつの森、コロナに自粛生活の正に「今」の物語。
    スタンプの絵柄の説明まであって、令和だなぁ〜という感じ。

    表紙に惹かれて読んでみたが、著者は作詞家らしく作家ではないようだ。
    そのおかげか、アイドルの裏事情がやけに生々しく、著者の言いたいことではないのだろうが、アイドルなんてろくな...続きを読む