佐藤卓のレビュー一覧

  • 大量生産品のデザイン論 経済と文化を分けない思考
    ロッテのクールミントガム(先代)や、明治おいしい牛乳のパッケージにこんな深い考えが潜んでいたとはね。
    ジョージア缶コーヒーのキャッチコピーではないけれど、『世界は誰かのデザインで出来ている』と思った。(インテリジェントデザイン論の話ではなく。)
  • 大量生産品のデザイン論 経済と文化を分けない思考
    タイトルの通りだが、大量生産品のデザインについての本。リアルな社会と密接につながっているデザイン。

    メモ
    ・デザインの最適化をうむ判断指標
    価値を伝える、印象を表す、知覚を誘う
    ・商品の持続可能化を支える骨格づくりのデザイン開発の視点が大量生産品のデザインには必要不可欠になる。
    ・デザインに向かう...続きを読む
  • 塑する思考
    どこで「弾性」を使い、
    どこで「塑性」を使うのか、

    自我を削り取って削り取って、
    最終、譲れないものはなんなのか、

    知っていきたい。
  • 塑する思考
    特にクールミントガム、おいしい牛乳の例は、デザインのしごとを進めていくうえで、ストイックさを持つべきところへの示唆を多分に含んでいて、非常に勉強になった。

    デザイン観みたいなものの考え方の色は、意外とあんまり合わないと感じた。
  • 大量生産品のデザイン論 経済と文化を分けない思考
    「価値はすでにそこにある。」
     デザインという営為はナニモノカを指し示すことにある。
     そこに内在している魅力をピックアップして生かす。

    「デザインが消える瞬間を探す。」
     デザインと思われないようなデザイン。

    デザインを「モノ」に語らせる。

    デザインの役割
     眠っている感性を蘇生、覚醒させる...続きを読む