・元電通のアートディレクター佐藤卓の著書
・「分からない」から全てがはじまる。ニッカウィスキーの自主プレゼン
・柔らかさには2通りあり、弾力性と塑性。外部から力が加わった後のあり方が違う。塑性は粘土のように、力を加えたら戻らない。
・自分の意識がどこから来るのか、その基礎となる自分すら分かっていない
...続きを読む中で、自我や自己を固めるよりも、その場に応じて柔軟に変えていく方がよい。
・発想とは、ある目的のために今まで繋がっていなかった事物同士を繋げる試みである。
すでにあるのに気づかずにいた関係を発見して繋ぐ営為とも言える。
・あらゆる仕事の基本は「間に入って繋ぐこと」
・明治牛乳のパッケージ。技術者の牛乳「そのまま」を味わって欲しい想いから「デザインをできるだけしないデザイン」の方向性。
・サーフィン。どれだけ海に通っても、なかなか上達しないが、波に乗り自然と一体になる感覚を味わうだけで充分すぎる。
・サーフィンはあまりに多くのことを教えてくれる。自分の無力さをまざまざと見せつけられ、自分と環境との関係を把握する力も鍛えられる。大きな波が立っている時の海は河のように流れているので、どれだけ自分が知らぬ間に流されているのかを気づかずにいる場合がよくある。ところが岸の景色を冷静に見ていれば、すごいスピードで流されていると気づく。
常に冷静に、できるだけ客観的に自分の置かれている状態を把握していなければ、たちまち危険な状態に至る。