塑する思考

塑する思考

1,672円 (税込)

8pt

ニッカ・ピュアモルト、明治おいしい牛乳、ロッテ・キシリトールガム、NHK Eテレ「デザインあ」のデザイナーは、ごく日常と接点を持つデザインを通じて、思い、感じ、考えた――。「分からせたがる」愚と「分からなさの魅力」について。あえてデザインしないのも、みごとなデザインであることについて。そして、デザイン・マインドとは気遣う心そのものであり、英語だ道徳だと騒ぐ前に、デザイン教育こそ、について……。

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塑する思考 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すっごい面白かった。というより、とても重要な視座と言葉をいただいた、という感覚が強いかも。
    まさに実用的な視座「構造」と、染み込む言葉の綺麗さ「意匠」を兼ね揃えた本。

    物事の本質を「問い」から見出すこと。おそらくそれが、良い意味で自我と戦う一番の術なのかも。

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    2024年03月06日

    Posted by ブクログ

    デザインという仕事から語られた言葉に、仕事への取り組みの本質が溢れていて、経理を仕事にしている私にも多くの気づきがあった。
    佐藤卓さんと直接お話しできる機会があったとしてもきっとこんなに深くお話ししていただけることはないわけで…ホントに読書ってすごくオトクな得難いものだなあ…と思いました…

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    2022年04月10日

    Posted by ブクログ

    観察力が高まった。
    日ごろ何気なく見ているものの造形を、改めて注意深く見る癖がついた。散歩が楽しくなった。

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    2021年12月08日

    Posted by ブクログ

    五輪周辺の不祥事の余波で、なぜかデザインあが放送休止の憂き目に。。追悼の意味で佐藤卓さんの本をよむ。これが素晴らしい出会いになった。
    因果応報、人間万事塞翁が馬。
    クールミントの2匹目のペンギンの種明かし、積年の謎が解けた。

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    2021年08月05日

    Posted by ブクログ

    自分の中の無責任な「デザインする」意識が変わりました。

    私はデザイナーという肩書きで仕事をしているにも関わらず、世の中の著名なデザイナーの方々に関する知見が浅いです。仲間内で「尊敬するデザイナーは誰か」という質問があがると決まって黙り込んでいました。

    本書では、世の中に蔓延る無責任で本質を捉え損

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    2020年06月04日

    Posted by ブクログ

    21_21 DESIGN SIGHTのショップでたくさん並べてあったのと、この間までの「グラフィック展」で少し触れられていたので気になって読んでみました。

    おいしい牛乳の人だとは知らず、読んで初めて知りました。
    デザインを通して仕事、人生、生き方を視ていて気付かされることが多かったです

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    2024年04月17日

    Posted by ブクログ

    塑は「そ」と読む。力を加えても元に戻る「弾性」に対して、相手によって自在に形を変える「塑性」。著者はデザインというものを「塑」であるべきだと考える。
    私もデザイナーの端くれなので、著者の言いたいことはよくわかる。著者が自分と同じような考えであることを知って、嬉しくなった。
    デザインは自己表現の場では

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    2023年10月27日

    Posted by ブクログ

    著者は、NHK「デザインあ」の総合指導をしている人。
    世の中にアイデア出しの本は数あれど、ここまで頭の中の過程を丁寧に解説した本は、珍しいのではないでしょうか。「塑する」とは「柔」につながる意味だそうです。パッケージデザインから、世に言うデザインそのものの謎にも迫っていきます。読めば「デザインあ」が

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    2021年01月31日

    Posted by ブクログ

    デザインとは
    きれいなグラフィックや何か施されているものをデザインされていると捉えがちだったが、すべてのものはデザインされているとということが言われてみて初めて気づいた

    お箸はナイフやフォークに比べると、チープな印象を抱くかもしれないが、そのシンプルさ故に様々な使い方ができる

    自分が普段生活する

    0
    2020年06月05日

    Posted by ブクログ

     クールミントやニッカのエピソードは、正しく創造的なエピソードである。
     その一方で、サーフィンの話は、微苦笑。

    0
    2018年10月26日

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