大量生産品のデザイン論 経済と文化を分けない思考

大量生産品のデザイン論 経済と文化を分けない思考

850円 (税込)

4pt

3.0

商品の価値を「見つけ」「引き出し」「つなぐ」――クライアントの声を聴き、すべての「想い」を集約させ、いかに唯一無二のデザインをつくりだすか。「明治おいしい牛乳」「ロッテキシリトールガム」……ロングセラーとなった商品とデザインの秘密を初公開! 社会と接点がないデザインというものはない。「デザイン家電」「デザイナーズマンション」……。「デザイン=特別なもの」という視点ではなく、身の回りを眺めると、生活のあらゆるところにデザインは存在している。本書では「価値はすでにそこに存在している」と語る著者が、如何にしてデザインを学び、デザインとは付加価値を与えるものではない、というデザイン論にどのように辿りついたのかを、自身が携わった仕事を振り返りながら明らかにする。クライアントと共に商品の魅力をいかに引き出すか――その思考とプロセスは、モノづくりにかかわるすべての人に共感をもって読まれるに違いない。

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大量生産品のデザイン論 経済と文化を分けない思考 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ロッテのクールミントガム(先代)や、明治おいしい牛乳のパッケージにこんな深い考えが潜んでいたとはね。
    ジョージア缶コーヒーのキャッチコピーではないけれど、『世界は誰かのデザインで出来ている』と思った。(インテリジェントデザイン論の話ではなく。)

    0
    2021年04月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルの通りだが、大量生産品のデザインについての本。リアルな社会と密接につながっているデザイン。

    メモ
    ・デザインの最適化をうむ判断指標
    価値を伝える、印象を表す、知覚を誘う
    ・商品の持続可能化を支える骨格づくりのデザイン開発の視点が大量生産品のデザインには必要不可欠になる。
    ・デザインに向かう

    0
    2020年07月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「価値はすでにそこにある。」
     デザインという営為はナニモノカを指し示すことにある。
     そこに内在している魅力をピックアップして生かす。

    「デザインが消える瞬間を探す。」
     デザインと思われないようなデザイン。

    デザインを「モノ」に語らせる。

    デザインの役割
     眠っている感性を蘇生、覚醒させる

    0
    2018年03月31日

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