水越康介のレビュー一覧

  • 「本質直観」のすすめ。―普通の人が、平凡な環境で、人と違う結果を出す
    竹田現象学を知っている人にとっては、頷ける内容ではありますが、知らない人にとっては、すぐに腑に落ちるのは、難しいかもしれません。

    その竹田現象学のアイデアをヒントに、マーケティングの世界に置いて、本質直感という手法を使って、外に向かって分析するのではなく、内に向かって分析することで、自分の「気づき...続きを読む
  • 応援消費 社会を動かす力
    応援消費とは、被災地、好きなブランド、ふるさと納税、推しのアイドルを消費することで応援する行動である。
    ボイコット運動に対するバイコット運動も世界的に注目を集めている。購買により、善行に報いる行動である。
    新たなマーケティングの時代が来ているのだなと思った。
  • 応援消費 社会を動かす力
    寄付は手元に残らないが、応援消費は自分の手元にも何かが残る、Win-Winの関係でである。
    日本におけるボランティアは、かつては寄付を徹底的に隠す陰徳の文化であったが、メセナの誕生により、陽徳へ変化し、更に寄付と市場が結びつくことで交換へ変化した。
  • 応援消費 社会を動かす力
    応援消費について、マーケティング論を中心にさまざまな観点から考察している。単にモノを買ったり被災地を訪れてそこにお金を落とすといったことだけでなく、贈与やボランティアにまで広げている。

    とりわけ「ふるさと納税」にスペースを割いている。ふるさと納税は基本的には寄付行為であるが、返礼品を伴うため、目的...続きを読む
  • ソーシャルメディア・マーケティング
    ソーシャルメディアマーケティングについて理論的に解説した本。

    理論的な解説なので、本書は具体的な活用方法を提言しているわけではありません。ソーシャルメディアマーケティングの理論的な面も理解しておくことは大事なので、具体的な活用法の本と合わせて本書も読んでおくと良いと思います。
  • デジタル・ワークシフト マーケティングを変えるキーワード30
    デジタル時代における競争環境の変化を前提として、それに対応すべく、組織や人材のあり方など、日本企業にとっての総合的な経営課題についての論文が30本掲載されている。今回のコロナが今後の経済や社会のありかたをどう変えていくかというヒントになるかと思い手にとってみた。

    2018年の出版ですでに2年が経過...続きを読む
  • ソーシャルメディア・マーケティング
    2019.01 今一歩よくわからない。流れが書いてあってそこは良いが、もう少し詳しい事例があればよかった。
  • 「本質直観」のすすめ。―普通の人が、平凡な環境で、人と違う結果を出す
    マーケティング・リサーチを、
    既存の哲学・思想などを使い、
    考え直してみるというような本だと理解。

    あまり理解が出来なかったという感想。
    でも顧客の声がすべてじゃないっていう所は同意。
  • 「本質直観」のすすめ。―普通の人が、平凡な環境で、人と違う結果を出す
    マーケティングの話。
    全く新しい商品やビジネスモデルを創出する方法で、全ての商品に対する考え方ではないことは、注意が必要

    大前提は、顧客は答えを持っていない。答えは自分自身の確信である。
    確信を得るためには、マーケデータやオブザベーションによる気づきが必要。
    その気づきを確信に変えるためにマーケデ...続きを読む
  • 「本質直観」のすすめ。―普通の人が、平凡な環境で、人と違う結果を出す
    哲学的な読み物としては刺激的で面白かった。
    本書は、マーケティング・リサーチのあり方として、従来の、外(市場、ユーザー等)に答えがあるという方法論が間違っており、本質直観というリサーチャー自身の感触、確信を問い直した先にこそ答えが見えてくると主張する。
    その主な理由として、外にあるはずの答えの真実性...続きを読む