八木克全の作品一覧

生成AIの現在地を多数の事例を織り交ぜて分かりやすく解説してくれている。現在のAIは、人間と異なり身体性や近くが無い。生成AIを使いこなすには、生成AIに詳しくなるだけではなく、より多くの体験を積んで、感覚を磨いていくこと。こうした人間にしかできないことに、時間を惜しまないでいきたい

最近発表されたマイクロソフト社の「Copilot」の解説書。Copilotの使い方についてはよくわかったがこれだけみるとただのマーケティングの補助ツール、結局企業の金儲けにしかCopilot含めたAI技術って役に立たなくない？と思ってしまう。

今読むべき本。
というか1年後には陳腐化してるかもしれない。
MicrosoftもBingからGeminiになったし。
と言っている私は、1か月くらい積読していて、
やっと手にした。
chatGPTをどのように活用したらよいのかというところから、AIを利用した今後のマーケティングの変容まで、非常に学びが多い。
将来的にはPrivateAIが個人の窓口となって、いろいろなサービスと結びつく未来が見えた。

若干 Microsoft のポジショントークではある。
copilotはそもそも生成AI絡みであるゆえ、そもそものチャット GTP など生成 AI を理解して読むから読んだ方が良いとは思う
対象はMicrosoft 製品を使って業務を行う人だとは思う。

デジタル時代における競争環境の変化を前提として、それに対応すべく、組織や人材のあり方など、日本企業にとっての総合的な経営課題についての論文が30本掲載されている。今回のコロナが今後の経済や社会のありかたをどう変えていくかというヒントになるかと思い手にとってみた。

2018年の出版ですでに2年が経過しているが、出版時点でも既に過去のものと認識されていたはずの伊藤ハムのハム係長の事例など、すでに古さを感じる内容も含まれている。書中、デジタル時代の環境変化の速さとそれに対する組織や意思決定のスピード感がなんども強調されているだけに残念である。

全ての章において一貫してるのは、時代の変化に対応して...続きを読む変わるべき日本企業の大多数が過去の制度やオペレーションを維持しつづけ、そのために競争力を失ってきている事への危惧がある。特に人材や組織の運用、変化に適応できる企業文化の醸造などにおいては、先進的なIT企業やベンチャー企業での事例が多く紹介されているが、おそらく大手を中心とした旧来型の日本企業では、そうした問題やニーズは寺社には存在していないという認識なのであろう。

また、企業サイドだけではなく、いわゆるメンバーシップ型の雇用慣行に慣れきっている労働者サイドにも危機意識は向けられている。安定をどう定義するかという問題において、働いている企業が業績や財務において安定しているという「安定的なものの中にいる安定」な安定と、自分自身のスキルが高くどこにいっても通用するという「変化する環境に自分が適応できる安定」分けられるというが、当然、多くのサラリーマンは前者を当たり前と思いそれを選好する。しかし、それは安定を他人に委ねるという、主体性がなく危険性を孕んだモデルでもあるといえる。すでに、終身雇用は崩壊しグローバル競争と変化のスピードアップによって企業もその余裕はなくなっている。すでに内的な安定が重要であるという世界に向かっているのは明白であるが、あいかわらず会社に安定を求める傾向は、新卒の就活生においても同様であるという。