木本正次のレビュー一覧

  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録
    『海賊とよばれた男』百田尚樹著が面白かったので、政治家名はそのまま本物が使われてたけど、ご本人の言葉や実際の会社名、人物名が知りたくなって…。

    あの会社が意地悪してたのかぁ!などなど、出光ワールドに完全にドはまりましたw

    「次に転職考えるなら出光だなぁ」とか、妄想も楽しい♪w

    まぁ、あまりのス...続きを読む
  • 黒部の太陽
    黒部ダム建設の苦闘を描き切る感動作。登場人物の内面にまで踏み込んだ描写は深く静かな感動を残す。これは読むべき本ですね。
  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録
    『海賊とよばれた男』の主人公・国岡鐵造のモデルとなった人物、
    出光興産の創始者、出光佐三氏についての一冊。

    タイトルには「語録」とありますが、発せられた状況も一緒に描かれています。
    それだけに、足跡を追体験できるような感覚にも包まれました。

     「生産者と消費者の中間に立って、これを直結して双方の...続きを読む
  • 黒部の太陽
    あの「クロヨン・ダム」を描いた「黒部の太陽」を読みました。ホントは石原裕次郎の映画を見たかったのですが、DVDを買おうとするとボックスセットしかなかったのでとりあえず原作を読みました。
    とっても面白かったです。原作は昭和39年に書かれた新聞小説とのことですが、その前年に7年の歳月をかけて完成した黒部...続きを読む
  • 黒部の太陽
     トンネル工事ってすげー
    けどこれドラマとか映画にして面白いんだろうか?記録映画的なほうが面白いんじゃ?
    と思わないでもない
  • comic J・F・ケネディ1

    若き日のケネディ

    有名なアメリカ大統領のひとり、ケネディの物語。第二次世界大戦の描写などもあり、ケネディの生い立ちを知るいいきっかけになるのでは。
  • 黒部の太陽
    黒部の太陽

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    初版が昭和39年です。
    一度、廃刊になって、その後、復刊となりました。
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    【後書き】
    著者が振り返っています。
    著者が畏友とする司馬遼太郎氏の祝辞です。

    「文学にはすべて原典というものがある。原典を書くということは文学者すべての念願な...続きを読む
  • 黒部の太陽
    利益をただ追求するのではなく、日本の発展のために、会社全体で困難な工事に取り組む姿に感銘を受けた。命懸けで頑張ってくれた人がいたからこそ、今の日本があるのだと知った。
  • 黒部の太陽
    自分のためじゃなく大きなものに突き動かされて、全力どころか2000%の力をもって成し遂げる、漢たちの仕事、ザ昭和である。こんな情熱を傾けられる仕事すごい。。黒部また行きたいなぁ、今度は破砕帯の意味をわかって通り抜けることができるわ。当時は何なんだかよくわからなかったから。その場でパネルを読んでも分か...続きを読む
  • 黒部の太陽
    黒部第4ダム(クロヨンダム)の建設工事のドキュメント。映画にもなっているんですよね。困難を乗り越えてダム完成に至るまでが、建設作業員が抱えるプライベートでの困難とともに語られる。第3ダム建設を扱った「高熱隧道」(吉村昭)とともに、ダム建設の様子を今に伝える作品。「高熱隧道」は、吉村昭の筆の力によって...続きを読む
  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録
    骨太の信念と、それを実現させる不屈の精神。
    ここまでの大物の語録を読むと、出光佐三のようになりたいと思うより、この人の下で薫陶を受けたいと考えてしまう。
    そんな小者の自分に気付く。
  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録
    「海賊とよばれた男」がいかに実話に基づいていたか分かる。
    いい意味で「まんま」だった。
    ここまで波瀾に満ちた人生ってすごい。
    に、しても「海賊…」と出会わなければ、この本にも、出光佐三という人にも出会わなかった。 本との出会いは世界を広げてくれるなぁ…。
  • 黒部の太陽
    「高熱隧道」を読んだ後に本書「黒部の太陽」を読んだ。高熱隧道の方が、読んでいて引き込まれる作品だったので、本書は星3つ。
    ※映画(黒部の太陽)は見てない。

    今や、立山アルペンルートには、誰でも気軽にアクセスできるし、ダムを見に行く観光客でいつも賑やかだ。
    難航時に向き合った先人達がいることを肝に銘...続きを読む
  • 黒部の太陽
    黒部渓谷に黒部ダムを建設するまでの苦闘と決死の作業についてまとめられたノンフィクション小説。
    竣工から建設まで7年の月日が経っているがこの本ではダムを造るための初めの1、2年に焦点が置かれていてトンネルを通す際に障害となった破砕帯を約7か月かけてどうにか切り抜けるところがこの物語における中心となって...続きを読む
  • 黒部の太陽
    古い時代に書かれた本だし、黒四ダム・発電所工事の全貌を知るには適切な本だと思うのだが、どうにも中途半端な書きぶりだ。関係各社の幹部たちの立派さは否定しないが、せめて、下っ端の労務者のインタビューを行って反映するとかぐらいした方が良かったのではないか?
  • 黒部の太陽

    黒部ダムの偉大さ

    黒部ダム建設が大変だったことは知っていますが、具体的な状況や当時の雰囲気が知りたくて購入しました。
    当時の大変さが伝わる良い作品でしたが、小説としてはまあまあかな…
  • 黒部の太陽
    あの有名な黒部ダムを作るお話。
    メインはトンネル工事の話。
    昔の技術者は休みもなく家族にも滅多に会わず仕事のために力を尽くしていたようです。
    それが当たり前でそんな人たちが今の日本を築いたのでしょう。
    今後の日本が不安です。
  • 黒部の太陽
    高熱隧道の後に読んだのですが、文学作品というより関電トンネル掘削のドキュメントといった感じでした。ちなみに黒四は、七年余りの歳月と、当時の金で513億円の巨費と、延べ990万人の労働力と、171人の殉職者によってなし得た事業でした。
  • 黒部の太陽
    小説仕立てではあるが、著者は当時新聞社の編集委員で、登場人物たちもすべて実名であるというから、脚色されたノンフィクション、といった趣か。
    派手な演出や凝った技巧などはまったく見られないが、それ故に素朴な事実の記録に近いものとして感じられる。

    タイトルにもある"黒部"の名がついた黒部ダムが一般的には...続きを読む
  • 黒部の太陽
    黒部ダム建設を、関電トンネルの貫通に焦点を絞って描いた作品。

    以前に吉村氏の高熱隧道を読んでいたので、黒部でのトンネル堀の大変さは理解していたが、男達の壮絶な闘いに胸をうたれた。

    しかし、それにしても、いわゆる日本型労働のバカバカしさには時代を超えて?を感じた。


    自分も50を超えているので、...続きを読む