木本正次のレビュー一覧

  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録
    海賊とよばれた男、の参考文献にあった本。出光佐三の人間性がよくわかるエピソード、言葉をまとめている。人に対する思いを人一倍もっている人物であるように感じられた。
  • 黒部の太陽
    最近とっても黒部ダムが気になって。硬派なドキュメンタリー。軟派な業界で働く身としてはこのオトコのシゴトっぷりに胸がアッチッチ。途轍もない情熱。そして犠牲。信じられる社会善、他己利益の為に全身全霊かけて働けるって、幸せなことですよね。いや、嫌味とか皮肉じゃなくて。ホントに。
  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録
    理想の経営者だと思う。最近、こういう哲学を語る経営者は減ったなと感じる。数々の言葉を胸にとどめておきたい。
  • 黒部の太陽
    ソフト化されてないので原作を引っ張ってきましたが、
    テレビ放映された石原裕次郎の映画を観ました。

    三船敏郎の存在感がすさまじい。
  • 黒部の太陽
    高熱隧道の後で読んだのだが、読む順番を間違えたかもしれない。
    黒部の自然の過酷さや、技術者と労働者の見えない隔たり、そういった緊張感がほとんど感じ取れなかった。ダム建設への情熱、知恵と技術、困難、家族愛が衒いなく描かれている。良心的で善意的な人間賛歌としての黒部開発。
    勿論、作者がそこを焦点にしてい...続きを読む
  • 黒部の太陽
    黒四こと黒部第四発電所のダム建設にかかわった男達と彼らを支えた家族の物語。後に映画化、ドラマ化されている有名な作品だが、どうも僕はこの手の「有名作」が苦手なもので、今に至るまで未読だった。

    案の定、本書自体はあんまり楽しめなかった。文中に佐藤工業の林が回想する黒三(戦時中に軍命で、数百名とも言われ...続きを読む
  • 黒部の太陽
    黒部ダム建設は、昭和31年に始まり7年余りの歳月と、当時のお金で513億円という巨費と
    延べ990万人の労働力をかけて行われた偉業である。
    そしてその間に171人の尊い命も失っている。
    本作品は、黒部ダム建設最大の難関である「大町トンネル貫通」について、大湧水と戦う苦労を描いたものだ。

    1968年...続きを読む