志村志保子のレビュー一覧

  • 女の子の食卓 2
    食べ物の一つ一つに物語があるのではないかと思わせてくれるマンガです。麦茶が甘いか甘くないかで、もう自分の家族ではないんだと実感するシーンが印象的でした。
  • 女の子の食卓 1
    短編集の小説を読んだような感覚になる作品で、はじめて読んだときにあまりの繊細さに衝撃を受けたのを思い出します。大人になって読み返しても全く色褪せていないどころか、より味わい深く感じられます。
  • はじめての猫 2人編
    1作目から読みたかったのだけど、先に手に入ったこちらから。
    はじめて猫と暮らす江衣子だけど、愛猫ナッカとの関係から人との距離について考えたり、微笑ましい。
    恋人江上と2人、それぞれに結婚について意識しているのにすれ違ったり、色々あるけど、少しずつ寄り添っていけるのもフフフって思う。
    読み終えて優しい...続きを読む
  • ごちそうは黄昏の帰り道 1
    親に借金を返しつつ、自立していく主人公とちょっと孤独感が漂っていた大家さんが出会うお話です。
    大家さんの雰囲気がすごくタイプなのでほくほくしながら読みました。こういう、生活の中で徐々に関係が深まっていくストーリーが好きです。
  • ごちそうは黄昏の帰り道 1
    これ、すっごく好きだった!
    婚約破棄した人とされた人の話なんだけど
    些細な出来事の積み重ねから、ゆっくりと
    互いのことを知っていくのがいいな。
    大家さんのキャラが特にいい!
    眼鏡、甘いもの好き、猫好き、言うことなし!
    私の理想に近いです(笑)
    これ、時間かかりそうだけど2巻も買います!
  • 女の子の食卓 1
    少なくとも4話目までは大傑作。食べ物を主題にした連作短編。メリハリのあるコマ割り、ちょっと気取った構図、表情に特化した画力、なによりおしゃれでいて入り込んでくる簡潔な台詞。天才!1〜4話のクオリティをそれ以降で保てなかったのだけが残念。でもそれだけでも十分年間ベスト級。
  • 女の子の食卓 1
    オムニバス少女漫画。
    それぞれのストーリーに一つの料理がテーマになっています。

    恋愛やら家族の事やら進路の事やら・・・

    ストーリーも静かに流れるように進んでいくのがいい。

    ずっと通して読んでいったら、登場人物が何かしらでそれぞれの話と繋がっているのも良いですね。
  • 女の子の食卓 3
    ・グリーンピースごはん
    ・シュークリーム
    ・お赤飯のおにぎり
    ・カップ焼きそば
    ・ブルーベリー
    ・ファルファッレのグラタン
    ・アボカドのディップ
    ・なまり節
    ・フルーツケーキ
    ・キャラメルポップコーン
  • 女の子の食卓 1
    読んだ後にお腹がすくのとは
    ちょっと違う。
    このタイトルはまさにピッタリ。
    どのお話も切なくて好きですが、バジリコスパの
    お話は特に好き。
  • 女の子の食卓 1
    現在5巻まで刊行。

    出てくる食べ物がどれもこれも美味しそう。
    食べることは生きることに直結してるから、
    より記憶に残るのかもしれない。
    1巻は連作になってて、1話の脇役が2話の主人公だったりして、
    そういう作り方が面白かった。最近そうでないのがちょっと残念。

    作中の料理を食べてみたくなって実際作...続きを読む
  • 女の子の食卓 4
    やっぱりうまい。
    そして美味い。
    同時収録の、カンナヅキに号泣 家族ものはだめだー
    とても良かった。
  • 女の子の食卓 3
    3巻しか読んでないんですけど、食卓というか「食べること」をテーマにした短編集。少しビターなお話が詰まっていますが、これがイイ!すごく好きなお話でした。展開が読めないのもにくいー。
  • 女の子の食卓 1
    女の子×食べ物 のオムニバス集。 よその家の甘い麦茶、プールの後の自販機アイス、運動会の五目いなりは自分へのご褒美の味、元彼に教わったホット・バタード・ラム… 壊れそうで、確かに誰にでもあるような瞬間の思い出。 どれも、最後のモノローグが秀逸なのです。 ―そうよ 甘くない モノだって 食べていくって...続きを読む
  • 林檎の木を植える
    どんなに仲良しでも行き違いや誤解があって。
    それが徐々に距離を作っていく、ある意味仕方ないやるせない思いもあって。
    そんな中、亡くなった真由果の見ていたものが見える子が現れて。
    もう時は巻き戻せないけれど誤解が解けたらと願うのは誰しも望んでやまないもの。
    岡くんと真由果はかわいそうだったな。
  • 名づけそむ
    短編だけど内容が濃くてしっかり心に残る何かがあって読み終わったあとに暖かい気持ちになった。
    名前の大切さを色んなパターンの話から改めて感じさせてくれる作品。
  • はじめての猫 2人編

    癒されます。

    淡々とした中に優しい時間が流れてて読後感が良いので寝る前とかにまた読みたくなります。欲を言えばもう少しだけ未来が見てみたかったです。
  • ごちそうは黄昏の帰り道 1

    さらっと読めました

    絵もスッキリしてきれい。
    話もリアリティーがあるけれど大げさでなくて淡々と進んで読みやすかったです。
    2巻も買いたいです。
  • はじめての猫

    飼うべきか、飼わぬべきか…

    知らぬ間にまた一冊ネコマンガが増えてしまった。以前、弟夫婦のところでたまたま2匹のネコと遭遇。一匹は私と初めて遭遇した時、一瞬フリーズし次の瞬間何処かにワープし、その日は2度と私の前に出て来なかった。もう一匹は、比較的すぐ仲良く遊んでくれた。ネコという生き物は本当に不思議な生き物だ。構おうとすると逃...続きを読む
  • ごちそうは黄昏の帰り道 1
    トレンディドラマ的な設定で志村志保子が描いている。新境地に挑む、のか。内面描写などナイーブな表現と、「よくある」俗っぽい設定の取り合わせ、松竹映画的というか、意外と魅力的で続刊が待たれる。
  • 林檎の木を植える
    志村さんの漫画を読むのは「ミシンとナイフ」「ブザー、シグナルゴーホーム」以来。いつも思うのは、このままショートフィルムにしても素敵なものができそうだなぁということ。

    出てくる女の子はみんな良い子だと思うんだけど、自分の欲しいものを友達が「無自覚に」手にしているのを見たら、やっぱり距離を置いたりちょ...続きを読む