ゲイル・キャリガーのレビュー一覧

  • アレクシア女史、埃及で木乃伊と踊る 英国パラソル奇譚
    シリーズ最終巻ということでラスト綺麗にまとまって終わったと言える。中盤のアレクシア一行の道中が中だるみするがビフィ、ライオール達ロンドン側の展開が物語を引っ張っていく。とんでもない急転直下のあの人の後日譚があれば読みたいものです。
  • アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う
    アレクシア女史の英国パラソル奇譚4作目。
    おなかの子を守るためと、女王の暗殺計画を阻止するため、にぎやかな大騒動が展開します。

    人狼、吸血鬼、ゴーストという異界族が、人間と共存するロンドン。
    ただ一人の反異界族ソウルレスであるアレクシアは、人狼団のボス、マコン伯爵の夫人となった。
    誤解も解けてラブ...続きを読む
  • アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う
    世界観、種族間の間柄とか組織体系とかがもうちょっと見えてきて、世界が広がる感じ。
    キャラクターも、アレクシアだけでなくいろんな人がけっこう自由に生きてるんだなぁ~と感じました。
    特に、一巻ではまだそれなりに一般のご婦人だと思ってた帽子のヒトのキャラだちすごい気が。
    一巻一巻でそれなりに完結なのかと思...続きを読む
  • アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う
    元気のいいヒロイン、登場です。
    歴史ミステリの雰囲気もありますが~歴史改変ファンタジーみたいでもあり。
    ジャンルとしては、パラノーマル・ロマンスかも?

    19世紀末、ヴィクトリア女王の治世。
    吸血鬼や人狼が組織化され、一般人には手を出さないことで認められている世界という設定。
    満月の夜にだけ変身し野...続きを読む
  • アレクシア女史、埃及で木乃伊と踊る 英国パラソル奇譚
    シリーズ5作目。マコン夫妻エジプトの吸血群女王さまに会いに行くの巻。同行者はあの劇団(笑)夫妻の娘ちゃん二歳児は特殊なゆえにあの方の養女となっているわけだがパワフルな二歳児に振り回される着飾ったドローン達を想像すると笑える。アレクシア自身にも関係ある過去の話も出てきたり いつも通り襲撃されたり(マコ...続きを読む
  • アレクシア女史、埃及で木乃伊と踊る 英国パラソル奇譚
    最終巻が一番おもしろかった。
    ライオール教授が好きだからかな?

    ナダスディ伯爵夫人に呼び出され、エジプトからの招待状を受けて船旅に出ることになった我らがアレクシア女史。
    暴れ盛りの愛娘プルーデンスと、人狼アルファの夫マコン卿、不可思議な帽子が欠かせない親友アイヴィ、そして思惑の見えないマダム・ルフ...続きを読む
  • アレクシア女史、埃及で木乃伊と踊る 英国パラソル奇譚
    英国パラソル奇譚、最終話。
    予約していたのでさっそく購入しました。浮気疑惑も晴れて再びらぶらぶ夫婦に戻ったアレクシアとマコン卿、アンンド二人の娘プルーデンス。

    以下、感想。

    前作から2年後のお話で、生まれたばかりだったプルーデンスが元気いっぱいの2歳児になっていて笑えました。
    反異界族と人狼との...続きを読む
  • アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う
    冒頭は、とにかくアレクシアが不憫でたまらなかった。一見、強気に翳りはなかったけれど、ぽつりとこぼした愚痴の中に見え隠れする不安に、やはり彼女も普通の女の子なんだな、と切なくなった。

    そして、マコン卿駄目すぎ。。。それを読んでもやるせない気分になったり。
    しかし、仕事の出来るリーダー格の男が、こんな...続きを読む
  • アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う
    人妻になっても相変わらずのアレクシア女史。あんなに突然、旦那の子孫が現れて、取り乱さない女性は彼女くらいだろう。

    二人のラブラブさにあてられてしまいながら読み進めたので、ラストは愕然とさせられてしまった。

    あと、一番印象的だったのは、パラソル無双かなと。
  • アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う
    シリーズ4作目です。
    1作目からどんどんスピード感が増して、
    読みやすく作品世界に入り込みやすくなりました。
    出産間近のアレクシアですがまだまだ奮闘しています。
    前作ではお腹の子が原因で吸血鬼たちに命を狙われていましたが、
    この件に関しては冒頭でひとまず休戦の策が講じられます。
    これでほっと一息つく...続きを読む
  • アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う
    アレクシア女史の英国パラソル奇譚第四作。次で最終巻だそうです。
    臨月を迎えたアレクシア、ゴーストの不穏な忠告を受け、チビ迷惑を抱えて走る走る落ちる(!?)運ばれる走る!!

    ……怒濤でした。
    本屋で四巻の表紙と三巻のあらすじを読んで、シリーズに興味を持ったのですが、そのときは、アレクシア女史というの...続きを読む
  • アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う
    戦う!フルーテ!(笑)
    日本の漫画で執事といえば戦闘能力があって当たり前なのだが(…)この控えめな老執事もそうだったようだ。

    前回、不貞の疑惑をかけられ、身重の体でウールジー城を追い出されたアレクシアは、親友のアケルダマ卿のもとに身を寄せようとするが、当のアケルダマ卿が姿を消し、自分も吸血鬼に狙わ...続きを読む
  • アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う
    人狼と吸血鬼ら異界族が、“人間化”する現象が起き、夫のマコン卿はアレクシアになにも告げずに故郷のスコットランドに発つ。
    陰の議会の議長であるアレクシアは、謎を解明するため飛行船でスコットランドに赴く。

    アレクシア女史の夫は狼で父親はホモで新しくできた友達は男装家でメイドはレズ……。あらゆる可能性が...続きを読む
  • アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う
    〈英国パラソル奇譚シリーズ 4〉魂なき者(反異界族)で陰の議会の(議長)ヒロイン・マコン夫人。人狼団アルファでBUR捜査官ヒーロー・マコン卿。再同居も前途多難な夫妻の妥協案は奇策だけど なるほどって感じ。確かにちび迷惑のために一番安心できるかも。
    “女王”暗殺問題やヒロイン父の過去のお話や興味深い展...続きを読む
  • アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う
    前作を読み終わってすぐに次が読みたいと思い
    思わず購入してしまった本。

    新しい発明品が出てきてスチームパンクっぽさが
    出てきたかしら?
    一番の読みどころはマコンとアレクシアのやり取り。
    ロマンスとして、はらはらさせられた最後の落ちは
    続けて3巻目を夜通し読み続けたくなるほど。
  • アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う
     19世紀ヴィクトリア朝イギリスも舞台としてはとても魅力的ですが、その舞台を、吸血鬼や人狼、ゴーストといった影の住人が活躍するというのだから、わたしとしては美味しすぎます。
     「吸血群」や「BUR」「影の議会」などの組織によってみずからを統率し、文明化によって人類と共存するという設定は、当時の時代背...続きを読む
  • ソフロニア嬢、倫敦で恋に陥落する
    ソフロニアのシリーズ最終巻。タイトルの恋に陥落というほど恋愛要素はありません。目新しいガジェットもないですが、他のシリーズと少しリンクしてるとこが、うまく常連客を手なづけてる感はあります。
    軽く楽しく読めて安心感のある終わり方。
  • プルーデンス女史、印度茶会事件を解決する
    たわいもないスチームパンクロマンス。なんだけど、シリーズ全部読んじゃってる私。ちょろいな。
    古き良き英国にスチームパンク、程よく科学が発達して飛行艇や気球が飛び交うロンドン、異界族と呼ばれる吸血鬼や人狼と人間が共存する世界。
    人狼の貴族の娘で大物吸血鬼の養女、その上特殊な能力を持つ主人公と、ファッシ...続きを読む
  • ソフロニア嬢、発明の礼儀作法を学ぶ
    ゲイル・キャリガーの2つ目のシリーズ、2作目。
    アレクシア女史のシリーズの25年前という設定です。
    こちらはヤングアダルトというジャンルだそうで、やや若向きの展開。

    19世紀半ばの英国、女性は膨らんだロングスカートのドレスを着ている時代。
    おてんばなソフロニアは全寮制の花嫁学校に放り込まれますが、...続きを読む
  • ソフロニア嬢、倫敦で恋に陥落する
    嗚呼“増大した魅力”のアガサに、ゴージャスでお上品でプロフェッショナルなモニク。なんて素敵な設定に。

    後半の立ち回りにははらはらで、何故か感動。

    読み終わったら、そのままアレクシア女史を読み返すでしょう。
    後書きにて、
    あまり目立たなかった彼女ですが、まさかそれだけで一本とか、その二つはもう絶対...続きを読む