アドルフォ・ビオイ=カサーレスのレビュー一覧
-
「汽車」という4ページの作品がある。「死者の百科事典」を読んだ時と同じものを感じた。完璧だと思う。でも、サンチャゴダボベとは誰だろう。それから、須賀敦子の本棚というチラシが入っていた。読みたいけれど、高くて買えない。Posted by ブクログ
-
「したがって本書は、ボルヘスのすべての作品と同じく、あらゆる意味において《cryptic》である。すなわち、そっけなくて、ぶっきらぼうでさえあり、それでいて簡潔で、むろん謎を秘めている。そのような話や断片は奇妙にわれわれの知的興奮をかきたてる。」(役者あとがき)Posted by ブクログ
-
甘く見ていた。すぐ読み終わるかと思いきや。
ひとつひとつが短いのに、理解するのに立ち止まったりして、想像したよりも読み終わるのに時間がかかった。
中国の話が好みのものが多かった。
短いのに。短いからこそあれこれ考えながら読んでしまう本。Posted by ブクログ -
「汽車」というストーリーがとても面白い。
ボルヘスを読むと眠れなくなるというけど、わたしは眠りに落ちやすくなる。解かれるひつようのない神秘にそのまま身を任せて、気持ち良くなって。夢を見れる。Posted by ブクログ -
こんな話あったけ?とか、で、その続きは??ってなってしまうような逸話やらを並べられてしまった。。。
『古今東西の書物から選びぬいた…』とかあれば、元書が気になるし、自分の記憶も気になったりするが、最後に解説を読んで…Σ(゚д゚lll)ガーンPosted by ブクログ -
大半が理解できないものばかり。けれどそれはわたしの読書経験値によるものだろうと早々に白旗を振り、理解せぬまま空気だけ読み取るように読んだ。もしや冬の夜にぴったりの読み物だったかもしれない。Posted by ブクログ