門馬司のレビュー一覧
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時代背景がそういう戦争時だから、結構どす黒い表現が多い。
それを踏まえて、主人公の少年がどう生きていくのか興味が惹かれる。
善悪だけでは語れない物語。
絵柄もサスペンスに合っていて物語に引き込まれる。 -
原作者「門馬司」。
この人の作品は基本的に好きではない。
「首を斬らねば分かるまい」はおかしな時代考察と無駄にエロを前面に押し出した変な作品だった。
「ストーカー行為がバレて人生終了男 」に至ってはタイトルからしておかしな作品。
ところが、本作は非常にマトモな出来で逆に驚いた。
時...続きを読む -
作品のダイジェスト詰め合わせともいえる立ち位置の本作品は、どの収録話も怖い、もしくはこれから起こる恐怖を暗示するような展開が辿られており、ぜひとも続きを有料版で読んでみたくなります。キャラクターの描写はコミカルなものからリアリティーを追求したようなものまで様々あります。
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以前から満州に興味があり開拓団のこと、満州鉄道などの本を読んでいます。
満州においては「魔王」と言われた甘粕氏に興味があり、村上もとか著の 龍-RON- 読みました。
42巻全巻揃えています。 -
タイトル通りのハードな展開です。アヘンをめぐる悪い人々のだましあい、戦いが盛りだくさんです。グロ描写が多いので、苦手な人は注意。リアルな展開が多いので大人向けです。
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ちょっと歴史風味で雰囲気出ていてこういう話は面白そう。
こんな陰鬱な環境の中、主人公が知識で何か出来るというのも良い。
ただ、手を出したものがものだけにハッピーエンドとはいかないんだろうけども。 -
題材が面白いです。
歴史性がありつつも、満州・戦争時中・戦前の闇の社会・人間の汚れた部分を取り扱いつつ、独自のキャラの能力がある2重構造ですっかりストーリーに魅了されてしまいました。
最初なので話を進めていくための序章が描かれていて話の進み具合は今後に託しています。すぐに2巻が見たくなります。 -
元々、満州のことには大変興味を持っています。
当時の日本の首相や満州の夜の帝王甘粕氏など阿片のこと今後の展開が気になります。
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善良な小市民であったはずの退役軍人である主人公が、
病の母を救う為、そして小さな妹、弟との生活の為、
悪に手を染めて行くストーリー。
キャラクターが多国籍で良い。
チャイナドレスは可愛い。Posted by ブクログ -
戦前の世界観が好きで時代物の作品はよく読むが、満州国を舞台にした漫画は珍しいと思い購入した。話が進むにつれて勇と麗華のアヘンの商売が上手くいくように応援しちゃうし、展開が気になってついサクサク読み進めてしまう。
ただ、アヘン中毒者や関東軍の拷問などの描写がリアルで、人によってはグロすぎると感じ...続きを読む