藤水名子のレビュー一覧
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徳川家の剣術指南もつとめた剣客、柳生久通が町奉行に任命され、戸惑いながらも職をこなしていく時代小説。派手さはないが、久通をはじめ登場人物がユニークでユーモアもあり、意外と楽しめた作品。Posted by ブクログ
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シリーズ第一弾
将軍世嗣家基の剣術指南役だった柳生久道
定信に抜擢され北町奉行へ、家基の死の真相に疑問を持ちながら火付けの真相へ
傍に置いた若者を助け今後の生きがいをPosted by ブクログ -
シリーズ第一弾
父の死の疑問が今後の展開の軸か?
実直な長兄、放蕩の次兄、学問好きな末弟、そして何故か奔放な母、そして大身の旗本の娘の嫁、
噂に入ってくる闇公方とは、全く話に進展なし?Posted by ブクログ -
藤水名子さんの時代小説。
昔は中国活劇系が多かったけど最近は日本のを多く書かれているのでしょうか。
チャンバラものですが、人物関係は藤さん節そのものwPosted by ブクログ -
十年前、旗本二千石本多隼人正は若年寄配下の先手組頭として諸国を探索中、長崎の丸山遊郭で十一歳の禿と出会い、
故あって養女とし剣の技を教え込んできた。美しく成長した男装の美剣士・美涼は、深川八幡で破落戸の喧嘩に出くわし、助けた男は島帰りだった。これを機に美涼や隼人正の周りに不穏な輩が現れ、見えない敵と...続きを読むPosted by ブクログ -
公子風狂(曹操&丁夫人)
青青子衿(曹昂)
憂愁佳人(曹丕&甄夫人)
女王の悪夢(郭皇后)
仮面の皇帝(曹叡)
曹操の死(曹操)
以上、曹家にまつわる6編です。個人的には藤さんの三国志作品の中では一番好きです。
公子風狂、青青子衿は2作を通して読んでこそって気がします。青青子衿は曹昂が主役なのです...続きを読むPosted by ブクログ -
中国4大小説『紅楼夢』の作者・雪霑は垣間見た美女を求めて騒ぎを起こし、追われる身に。
金蘭という美女と出会い、謎の宦官に襲われ、そのうえ滅満興漢を目標に戦う白髪会という反乱軍に協力を求められる。
埋蔵金のなぞと、草稿状態の紅楼夢がリンクし始める、神仙世界の不思議さと快刀乱麻なアクションが楽しいチャイ...続きを読むPosted by ブクログ