NHK「欲望の資本主義」制作班のレビュー一覧

  • 欲望の資本主義3―偽りの個人主義を越えて
    世界最高峰の知性が、未来をどう語るのかが、興味があり読んでみた。資本主義、AI、仮想通貨、民主主義、自由、そして人間の倫理と哲学が絡み合う。
  • 欲望の資本主義3―偽りの個人主義を越えて
    これからの時代を読み解くうえで、とてもヒントになると思った。
    スコット・ギャロウェイの、GAFAが人間の基本的な欲求「神、セックス、愛と消費」に対応している、という論は、やや強引なこじつけのように感じた。
    ユヴァル・ノア・ハラリの「AI時代に守るべきは仕事ではなく人間だ」は、なるほどと思った。
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  • 欲望の資本主義2―闇の力が目覚める時
    いくつもの印象的な文章があった。

    ・(新しいテクノロジーによって)失われた雇用の受け皿となる産業がない(P30)
    ・「つまり、問題はテクノロジーに職を奪われ、人々の仕事がなくなったことではありません。人々が成長分野において適切な賃金を得ながら働くことができず、以前よりも生産性の低い分野で低賃金に甘...続きを読む
  • 欲望の資本主義3―偽りの個人主義を越えて
    欲望の資本主義の第三巻目である。欲望は資本主義を発展させるとともに、それが行き過ぎれば停滞も崩壊も齎らすのだ。そのメカニズムとその未来を世界の識者に聞いたのが本書である。インタネットの普及が正にその功罪の原因となり、未来のことは識者の中でも意見は分かれる。ビットコインについても、その推進者は、国の規...続きを読む
  • 欲望の資本主義―ルールが変わる時
    NHK番組の書籍化
    スティグリッツ、セドラチェク、スタンフォード3人へのインタビュー
    番組見れば良かった。
  • 欲望の資本主義―ルールが変わる時
     現在の資本主義国では、マイナス金利、デフレなど長期停滞などの問題とともに貧富の差が拡大し、経済理論あるいは経済学者は適切な解を見つけられないでいる。
     そんな状況のなかで、日本の若手経済学者をナビゲーターなる解説者を用意して、NHKのプロデューサーが各国の経済学者を語り合ったTV番組を書籍にしたも...続きを読む