青羽悠のレビュー一覧
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途中、ただの青春懐古物語か…とだれた感もあったが、謎が解けた瞬間からはとても面白かった。
ただの4人の青春ではなく、過去の3人、現代の2人の糸の絡まり合いも面白い。
祐人の夢を諦めた…の件はちょっとわかりにくいし、だからって別れる?みたいなところはあったけれど、それも夢とは…の帰結に繋がるのかな...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わったときに素直に感動しました。
小さな青春もあり、ミステリーというか謎もあり、出てくる登場人物一人ひとりの個性を感じます。
夢がある人、まだ夢がない人、夢を諦めた人、夢を追い続ける人。16歳が書いたとは思えない作品でした。次作にも期待します。 -
夢の話。
私はまだみる方だからこそ考えさせられる作品でした
今高2(新高3)なんですけど、この1年で感じられたので、夢のためにうける大学選択がせまってきていて、現実の厳しさを感じることを感じることがあります。そこで諦めて違う選択をとる人もいたり、踏ん張る人もいます。この話は夢の大切さを伝えるというよ...続きを読むPosted by ブクログ -
一つの物語で終わらせず、登場人物それぞれの過去や未来までを想像させてくる書き方が面白かった。ただ、宇宙や夢について繰り返し語られていて少し疲れてしまった。話の流れもまぁそうなるだろうなって感じ。
「夢を見続けたのが里奈なら、夢から覚めたのが僕だ。」
「夢に区切りを付けたのが祐人なら、夢にしがみつ...続きを読むPosted by ブクログ -
夢をテーマにした作品。高校時代、近くの東海高校に在学する同年代の子がすばる賞を受賞したという背景を相まって印象深い。
みんな大人になるにつれて何かを諦めながら歳を重ねている。そして、まぁこんなもんかと終着していくと思うのだが、そんな中でも最後まで夢を追い続ける自分でありたいと思った。Posted by ブクログ