山田玲司のレビュー一覧

  • キラークエスチョン~会話は「何を聞くか」で決まる~
    安直なテクニック論だと思って読み進めると、次第にそうでもないことに気づく。人生や人間への愛にも踏み込む、繰り返し読む価値のある、示唆に富む良書。
  • 非属の才能
    『Bバージン』などで知られる漫画家山田玲司氏による「みんなと同じ」はもうやめようという本。

    「みんなと同じ」は良いことではない。人と違うことを恐れずに、群に属さずに生きる。これを著者は「非属の才能」と呼び、そこに本当の才能があるとしている。

    帯の「行列なんかに並びたくないあなた。おめでとうござい...続きを読む
  • 非属の才能
    同調圧力が大嫌いなのでとても共感できた。
    学校も親も社会も、群れに入れない人を「不適応」だと決めつけて、本人のためとか言いながら群れに押し込もうとする。もしくは発達障害とか言って、排除しようとする。確かになと思う。
    不適応ではなく、非属の才能なのだと思うだけでどれだけ可能性が開かれるか。
    どれだけ解...続きを読む
  • 非属の才能
    本屋大賞の「中2男子に読ませたい!中2賞」を受賞した本とのことで、読んでみた。しかし、今の中2にこの内容を読み取れる子どもが何割いるのだろう?
    つい先頃話題になった「AI vs 教科書が読めない子どもたち」にも通じるところがあるのではないだろうか?
    独自性、発想力、言葉の奥を読む力、そういったモノが...続きを読む
  • モテない女は罪である 1巻

    素敵な本

    上辺のテクニックだけでなく,なぜそれが良いのかまで説明してくれます。
    キャラ設定はよく分かりませんでしたが,深く考えるものでもないかな。
    最後の話にジーンとしました。
  • 非属の才能
    『友だち幻想』が注目された時に、合わせて紹介されていたのだと思う。
    こちらのが先に読めたのだが、自分の中からは生まれない言葉や考え方が書かれていて、おもしろかった。

    有名になった人たちのなかには、学校に行かなかったり、行っても一人で浮いていた人たちがたくさんいる。
    だから、絶対に社会に入らなければ...続きを読む
  • 非属の才能
    共感できるところが多々あった。
    群れるな!孤独にいけ!という本。
    言いたいことをばーっと言われた感じはあるが、概ね自分が日頃思っていることに近かったように思う。
    「親が本当にすべきことは子供に失敗させることだ」
    子供に失敗させないようにする親がほとんどなのだから。
    これは、今の年齢になるとそのとおり...続きを読む
  • キラークエスチョン~会話は「何を聞くか」で決まる~
    会話は、「何を話すか」ではなく、「何を聞くか」。
    様々なキラークエッションが、あなたの会話能力を高める。

    ・その服、どこで買ったんですか?
    ・昨日は、ちゃんと眠れましたか?
    ・好きな本を教えてください
    ・あなたの映画(○○)ベストスリーを教えてください
    ・あなたのお母さんは、どんな方?
    ・今までで...続きを読む
  • 非属の才能
    山田玲司2冊目。なかなか面白い視点の漫画家。
    フォトリーディング&高速リーディング。

    下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

    43:自分の師匠を勝手に作る。坂本龍馬や手塚治虫など。

    85:人生で自分が使えるエネルギーには限界がある。下らないことをしているのは浪費。下らない人、下らないテレビなど...続きを読む
  • おそらく彼は「もう1度話し合おう(涙)」と来ます。 でも実は、「しばらくほっておいたら、どうにかなるだろ」と思っています。 - 男の本音を密告する「恋の男子更衣室」 -
    すごいタイトルやな。でもこれ、内容はけっこう的を得てる。終始、女の子の味方。というか、しごくまっとうなことを言ってるだけやとは思うけど。要するに、紹介されてる悩みの原因がひたすら男のダメさやからか。それに対する著者のバッサリ具合も、ちょっと楽し気でいい。恋の悩み、それもちょっとダメな悩みを抱えてる方...続きを読む
  • 非属の才能
    そっち側の人間は少ない。そっち側の人間を支えているのは、実はそっち側じゃない人たち。そこに感謝しようと思う。
    これを読むってだけでそっち側の人だねって本。

    ただ群れをなすだけなら、その方が簡単だ。
  • 非属の才能
    協調のフリをした同調圧力、
    三人寄れば場の空気‥

    実在したヒーローを心の師とする、

    親は、子供の“失敗”をどれだけ許せるか

    人生の定置網、王道は大渋滞

    人の話は聞かない
    その反面、興味を持つ姿勢

    ネットやテレビ、消費社会と距離をもつ
    読書で作家と対話

    文体はイマイチですが、率直な言葉が響...続きを読む
  • 非属の才能
    この本を読んで救われる人はいると思います。
    自分は周りとは違うんだって、思いながら悶々と悩んだりする人には。
    あと、社会に出る前の学生の方に読んでもらいたい。こういう考え方もあることを知っておくと、視点が広がっていいのではないかと思います。

    私は自分って何なんだろうって思ってた時にこの本に出会って...続きを読む
  • キラークエスチョン~会話は「何を聞くか」で決まる~
    人と話をしたいのにネタが無くて困るケースが多々あるので手に取りました。色々参考になりましたが、「質問にリスペクトというスパイスを自然に入れる」内容が個人的に一番ヒット。意識していきたいと思います。
  • キラークエスチョン~会話は「何を聞くか」で決まる~
    ヒトは誰でもしゃべりたい。しゃべりたいことをしゃべらせるには質問が大事。自分を一段下におき、相手の興味のあるトピックをひきだす。書くと簡単なんだけど、これって難しい。この本を読んでる時点でヒトとのコミュニケーションに悩んでる証拠だからね(笑)ひとそれぞれだからツボもひとそれぞれ。なんでも価値観をおし...続きを読む
  • キラークエスチョン~会話は「何を聞くか」で決まる~
    「その服、どこで買ったんですか」。何の変哲もないような質問だが、強烈なメッセージが隠されている。一つは貴方に興味があるということ、もう一つはセンスに対してリスペクトしているということ。好意と敬意を表すとともに相手を認め褒める。これがキラークエスチョンである。本書には26ものキラークエスチョンが収めら...続きを読む
  • ゼブラーマン 5
    未レビュー消化。山田玲司版ゼブラーマン、山田先生の言いたいことが直球で伝わってきた作品でした。自分も信じ続ければ救われるみたいな思想は嫌いで、そこに常に考えるという思考が入ってない限りその思想は危ういものだと注意しています。
     自分の中の疑問に白黒つけ、それが白だろうと黒だろうと全部抱えて生きていく...続きを読む
  • キラークエスチョン~会話は「何を聞くか」で決まる~
    □コミュニケーションは、何を話すかではなく、何を聞くか。
    □人は基本的に話を聞いて欲しい生き物。
    □人は遊びの会話ができないと魅力がない。
    □ベストスリーを聞く。
    □家族、特に同性の家族は自分の分身。
    □どんな恋愛がしたい?は鉄板。
    □共通の話題は健康と恋愛。
    □自分の子供にはどんなふうに生きて欲し...続きを読む
  • Bバージン 1
    学生時代に読んで思い出深い漫画を実家で再読。久しぶりに読み返したけどやっぱりユイは面倒くさい女だよなあ。あと動物愛護を絡めた最期の展開はやっぱり共感できないなあ。そのままのノリでスッキリと着地して欲しかった。
  • キラークエスチョン~会話は「何を聞くか」で決まる~
    内容はそれほど掘り下げて書いている訳ではないが、関係性構築のためのきっかけとしてのキラークエスチョンを武器にするというのは面白かった.
    以下気に入った質問.
    「これは読んでおけ、と言える本を教えて下さい.」
    「あなたにとっての映画ベストスリーは?」
    「あなたのお母さんはどんな人?」
    「今までに言われ...続きを読む