原田宗典のレビュー一覧

  • 旅の短篇集 秋冬
    旅に関係あるのかと思えばなかったり、ないかと思えばあったり…のショートストーリー。秋冬編。他に春夏編もある。
    こういうの好き。(あんこ)
  • 旅の短篇集 春夏
    旅に関係あったりなかったり、ないかと思えばあったり…のショートストーリー。
    好き。だけど、秋冬の方が多分もう少しだけ好き。(あんこ)
  • 何者でもない
    スポットライトの光と、舞台袖の闇と。一瞬の光のために、浴びられるかどうかもわからないその光のために歩く毎日の物語。
  • 27

    27

    専門の時だったか…友達に「面白いから!」と言われて読んだんだけど。
    店頭で裏表紙のあらすじ(とは言えないけど)を読んだだけでうっかり笑えます。
  • スバラ式世界
    原田宗典のスバラ式世界を読みました。語り口の面白いエッセイ集でした。これも以前友人がおすすめしていたので読んでみました。ばかばかしいネタですが、語り口が面白く引き込まれて読んでしまいます。通勤電車の中で吹きだしてしまったことも2度3度。これも続編が出ているようなので古本屋で見かけたら買ってみようと思...続きを読む
  • 海の短篇集
    一本一本の話が読みやすく、ストレンジなお話が妙な感慨を起こす。
    推理小説やサスペンスみたいに夢中になる感じはありませんが、読みやすいのに面白いので、普段小説を読まない人にもオススメできる、読み手を選ばないマルチな本です。
  • 27

    27

    原田マハさんの本はよく読むのだけど、お兄さんの宗典さんはどんな方だろうと思い、初めて読んだ。
    日常の色々を面白おかしく綴ったエッセイ。中には妹と昔やった遊びなどが書かれていてほっこり。
    兄妹二人とも小説家になるなんて、どんなご家庭で育ったんだろうと思ったら、結構大変な境遇にあった模様で意外だった。
  • メメント・モリ
    私が中学生の頃、姉がこの人の本面白いよと貸してくれたのをきっかけに原田さんの作品を読み始めました。エッセイで腹を抱えて笑ったり、不思議な世界観の虜になったり。原田さんの作品が大好きでした。しかし、今回この作品で正直、かなり引いてしまいました。クスリ、女性関係等。けれども、なぜか読み進めてしまいました...続きを読む
  • スメル男 新装版
    ある時から体からの異臭で事件に。なんか中途半端なSF的な物語。
  • 何者でもない
    型破り人生、そこまではいかなくても型にはまらない生き方、プライベート面でも仕事面でも役者さんには、そういう人が多いんだよ、ってらいうお話。
  • メメント・モリ
    原田宗典さんのエッセイ大好きだった。寝る前に読んでいたら、面白くて大笑いしてしまって、母親が「どうしたの⁉︎」って部屋に入ってきたことがあったなあ。短編も長編も好きで、私の本棚には原田宗典コーナーがあった、懐かしい。
    久しぶりに原田作品を読んだら、なんと、たいへんなことがあったのですね…まさかの体験...続きを読む
  • 海の短篇集
    面白かった。舞台はどこかの海のあるリゾート地で、かなり短めの短編集です。
    内容はホラーとまではいかないけれどちょっと不思議な話です。
    昔原田宗典さんの作品が好きでよく読んでいたんですが、この作品は初めてよみました。どちらかというと怖い話だけれど原田さんらしさがあって私は好みです。
  • どこにもない短篇集
    SFチックなショートショート。
    どれも好みであるが目立って面白い作品はなかった。
    失礼だけど、この手のジャンルにはありがちとも言える作品群かと思った。

    「固結びの人」がすごく好き。
  • スバラ式世界
    最近は特に目立った活躍を聞かない著者だが、かつて爆笑エッセイといえばこの本が真っ先に挙がるぐらい大人気を呈した本書。特に雑誌『ダ・ヴィンチ』創刊時はこの人を出せば部数が伸びると云わんばかりに(恐らく実際そうだったのだろう)頻繁に登場していた。
    かく云う私も同雑誌上で連載されていた『おまえは世界の王様...続きを読む
  • しょうがない人
    オイラが知る原田宗典は軽口、軽薄なイメージなので「しょうがない人」を面白おかしく笑わせてくれると思っていたらちゃんと小説していた。おかげで切なくなってしまった。他の三篇も同様で読んだ後はセンチメンタルな気分になる。どの主人公の「ぼく」も生活の中の何気ないことや物に幸せを見つけそうな人だ。だけど読んだ...続きを読む
  • 十七歳だった!
    お兄さん。かつてあなたは確かに妹さんよりも売れっ子でした。それがいつのまにやら追い抜かれ、今や「マハの兄」といわれる状況に。このあいだ妹さんの著作を読んだ私はふとお兄さんのことを思い出し、急に昔の作品を読み返したくなって本屋へ。「原田」の書棚にたどり着いて呆然。マハ2段ぶち抜き、宗典わずかにこの1冊...続きを読む
  • 優しくって少し ばか
    『優しくって少し ばか』では男っていうのはほんとにばかで愛しい生きものだと思った。庄司薫をちょっと思い出した。もちろんDVとかもあるみたいだからすべての男ってわけじゃないんだろうけど、基本的に弱くてやわらかくて壊れやすい女の子にはやさしくするようにプログラムされているんだと思う。そういう意味ではもと...続きを読む
  • メメント・モリ
    不覚にも、原田宗典が復活していると知らなかった。
    原田宗典は、小説もエッセイもよく読んだ。
    本棚には原田宗典の本がたくさん並んでいる。

    クスリで捕まったのをニュースで見た。
    鬱で苦しんでいたとも報じられていた。
    だから「もう、読めないんだな」と思っていた。

    たまたま、小説誌の新聞広告で見つけた「...続きを読む
  • しょうがない人
    4編の短編からなる1冊
    ?メロンを買いに
    ?ミズヒコのこと
    ?すれちがうだけ
    ?しょうがない人

    ?ミズヒコのこと
    ・無痛覚症、どんなことをしても痛みを感じない病気
    ・ひょんなことからこの言葉を知り、過去にあった出来事がこれにつながるのかと感じる主人公
    ・針などを体にさし、それで痛みを感じない、でも...続きを読む
  • 〆太よ
    20180816 結局〆太ってどういう位置づけなのだろう。世紀末のあの頃の雑踏感が出ているので懐かしく読んだが冷静に追うと非現実感に包まれる。テーマを追うと言うより非現実感を楽しめば良いというのが読後の正直な感想だ。