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Posted by ブクログ 2018年01月04日
約10年ぶりの著作。
私小説になるのか、あるいは私小説とエッセイの中間になるのか。
数頁から数十頁のパラグラフの積み重ねになっていて、パラグラフ間の内容は直接にはリンクされていない。
虚実入り混じっているのだろうが、どこが虚でどこが実なのか、簡単に想像できる箇所もあるが、それが当たって...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月25日
私小説。情景や著者の心理が丁寧に描かれた作品。
こう書くと著者の身の回りで起きた事をただ書いただけに見えるが、実際のところまったくそうではなく、一つ一つの場面が、あたかも読者自身が実際に見たかのように頭の中に鮮やかに映し出される。
細かな状況描写は時に冗長な物になるが、この作品には無駄な言葉が一つと...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月12日
ノンフィクション?フィクション?・・・どっちにしても笑えないんだけど~w
そして、回想があっちへいったり、こっちへいったり・・・なんだか夢か現かという感じの不思議さです。
昔、大好きでよく読んだんだよね~。
もう、買い漁ってた感じ。
鬱病で書けなくなったのは知ってたけど、自殺未遂までしてたとは。。。...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月21日
メメント•モリ=死を想え
なるほど。筆者の壮絶な(?)生き方から必然に出てくる言葉であろうか。
長編小説と言われながら実は身近にいた怪しい人間達の短編小説ではないかと想う。もちろん本人も含む(笑)
ドラッグの場面ではタイムリーに某清原選手を思い浮かべる。川端康成もヤク中で自殺したのは本当なのか。色々...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月26日
大学生の頃、原田宗典の本を読みまくっていました。
いつからか、著者の新しい本を見かけなくなり、ただ他にも好きな作家さんはたくさんいたし、他の本もたくさん読んでいたので、あまり気にもしないまま時が流れ、わりと最近、著者の身に起こっていた病気や逮捕の状況を知って、驚いていたところでした。
そして、ものす...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月02日
原田宗典さんのエッセイ大好きだった。寝る前に読んでいたら、面白くて大笑いしてしまって、母親が「どうしたの⁉︎」って部屋に入ってきたことがあったなあ。短編も長編も好きで、私の本棚には原田宗典コーナーがあった、懐かしい。
久しぶりに原田作品を読んだら、なんと、たいへんなことがあったのですね…まさかの体験...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月20日
不覚にも、原田宗典が復活していると知らなかった。
原田宗典は、小説もエッセイもよく読んだ。
本棚には原田宗典の本がたくさん並んでいる。
クスリで捕まったのをニュースで見た。
鬱で苦しんでいたとも報じられていた。
だから「もう、読めないんだな」と思っていた。
たまたま、小説誌の新聞広告で見つけた「...続きを読む
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