須賀しのぶのレビュー一覧
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作者の趣味ががっつり出ていて楽しい。コバルトの底力を感じる。全2巻で終わったところも素晴らしい。「彼ら」にはちょうどいい長さだと思う。舞台は第一次世界大戦。ヒコーキ馬鹿たちの話。ピロシキ(人名)好きだった。・・・。Posted by ブクログ
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今回もめちゃ面白かった!
いま一番つづきがすごく読みたくてたまらなくなるシリーズです。
バンディーカ女王は国民の母として慕われながら、母親としては子どもの愛し方がわからなかった女性、あまりにもまばゆい光は影もまた絶望的に深いのだ。この女王の前ではカリエが霞んでしまってます。イーダルにときめいちゃった...続きを読むPosted by ブクログ -
前編に続き、とめどもなく読んでしまった。何度か、読みいってしまい、駅を通りすぎてしまいました。カリエと3人皇子が集合。一人一人の異なる魅力的な皇子たち。皇子として存在するカリエと皇子たちのやり取りが、ハラハラしつつ進んでいく。皇子の身代わりになった当初からのカリエの努力や、成長ぶりが、元気をくれる。Posted by ブクログ
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戦場となった近未来の地球が舞台。普段は読まないアクション系だけど、すごく面白かったです。血なまぐさくもないし、作品からは信念を感じます。一筋縄ではいかない話で、ついには舞台が月、火星都市へとスケールが拡大していきます。あらゆる意味で凄い話です。Posted by ブクログ
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イーダルとエドの変さ(タイプは違うけど)を再確認笑。
そういやトルハーン何してるんだろ。
サルベーンの幸の薄さがね・・・
エリジスタ夫人の誇りを取り戻すとこでなんか泣けた。こーゆー覚悟の仕方にすごく弱い。須賀しのぶって感じ★
バルアンがもう敵としてしか出てこない雰囲気が悲しいっ・・・
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今度は小姓になったしまったカリエです。やっぱルトヴィアから思ってたけど、彼女って少年っぽいとこも魅力なんだなーなんて。
バルアンはあんま好きくありません。Posted by ブクログ -
第1次大戦真っ只中、婚約者にふられた主人公リックが海を渡って義勇軍に参加。撃墜王を目指して空を飛ぶ話。比較的軽く読みやすいけれど、そこは戦争を描いた作品なのでシビアな部分もきっちりと描かれている。無鉄砲なリックが飛び込んだ戦場は出撃しても無事に帰れるという保証などどこにもない現実。だけど、空を飛ぶこ...続きを読むPosted by ブクログ
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流血女神伝シリーズ「帝国の娘」の続編、「砂の覇王」です。皇子の身代わりの立場を捨て、カリエとエディアルドはルトビィアを脱出して、砂漠のエティカヤを訪れた。だが、しかし、罠にはまって2人とも奴隷となり売られてしまうことに。売られた先は、この領主を治めるバルアンという男の屋敷であったが??
これでもかー...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙のシャイハンのターバンが何とも言えない…膨らんでるよ(汗)。あんなふわふわに埋もれてひなたぼっこしながらお昼寝したいです。さて、『砂の覇王』最終巻です。展開が目まぐるしかったね。怒涛のように進んでいったよ。結構人も死んだよね。あの人とかあの子とか。えー、て感じ。少女小説なのにやっぱり壮絶。血生臭...続きを読むPosted by ブクログ
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おいおいどうなっちゃうの…?というか完全にバルアンが違う世界のお人で可哀想です。一体バルアンはなんだったのか…私的に結構好きなので(外見が←外見かい!!)さみしいです。ラクリゼが出ないのもさびしい…ていうかホントどうなるんだ以下エンドレス。Posted by ブクログ
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あぁ…面白くなってきた…。この調子で行くと、砂の覇王の様に巻数が多くなりそうですね…。またぶっ飛んだ展開今から楽しみにしていたりします。もういっその事エドともくっついちゃえよ!とカリエに言いたいですよ(笑)
そして今回一巻に登場して来なかったグラーシカとドーン兄上が久々に登場。グラーシカの過去...続きを読むPosted by ブクログ -
いつも通り面白くて続きが早く読みたい状況です。エドが出っ放しなのでエド好きにはウハウハっすね…。そして相変わらず、エドとサルベーンの会話が面白くて好きです(笑)
色々と気になる事が沢山有る巻でした。グラーシカやドーン兄上たちの事が特に気になります…vv次巻出てくる事を期待してたり…。
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少女小説にあるまじきハードボイルドな作家。
何気に、いや、あからさまにかなりおもしろい。
彼女のおもしろさは、会話の軽妙さと冷静で哀愁に満ちた視線にあると思うんだけど、その情緒と描写がなんかもうすごく最近絶妙なんである。どうしましょう。
ハマるきっかけになったキル・ゾーンシリーズの最終巻。とても美し...続きを読むPosted by ブクログ -
そして、須賀しのぶの中では一番大好きなシリーズ。
第一次世界大戦の頃のまだどっかのんきだった空軍の個性豊かなエースたちの物語。
敵にも敬意を払ってたりして、なんかもう最後の騎士たちって感じ。
そして、仲間同士の会話が脳みそ沸くくらいおもしろい。そして、バカどもがいとしい。
この前にもう一冊あります。Posted by ブクログ -
須賀さんのいいところはシリーズをきちんと完結させるところだ、といった人がいた。本当にそのとおりだと思う…。
ただ、じゃあキル・ゾーンの結末に納得がいったかというと、やはりご都合主義な終わり方と感じてしまった。しかしそれを差し引いて余りある展開だったと思う。この人の作品はもはや少女小説じゃなくて本格ミ...続きを読むPosted by ブクログ -
女神の花嫁中編。前編で共にザカールを旅立ったラクリゼとサルベーン。しかし二人は意見の相違から諍いを起こし、道は分かたれる事になります。ラクリゼは命を救ってくれた家族のもとで平凡な女の子のように、サルベーンはかねてからの望み通りホルセーゼ傭兵団へ加入。二人が再会したのは、すっかり少年期を終え立派な男性...続きを読むPosted by ブクログ
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ザカールの長の子として生を受けたラクリゼ。彼女は父の期待にどうしても応えられない、女性として成長していく自身への葛藤を抱いていた。そんな彼女がある日出会った、サルベーンと言う少年。彼との出会いにより、ラクリゼの運命は大きく変わります。前編はラクリゼとサルベーンの少年時代を描いています。Posted by ブクログ
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サルベーンとの子どもを女神に代償として捧げ、力を取り戻したラクリゼ。子どもを犠牲にしたことをサルベーンは許してくれたけれど、二人はすれ違っていってしまう。二人の別離を描いた「女神の花嫁」、完結編です。Posted by ブクログ