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森の中で逃亡生活を続けるカリエ。途中で同行することになった伯爵と息子フィンルの存在は、厳しい旅をなごませてくれていた。だが、それも束の間、フィンルを追ってミゼーマ宮の兵士が現れた。なんでもフィンルは王太子ネフィシカの実の息子であったという。驚くカリエだったが、その兵士らを娘のセーディラが恐るべき力を放って撃退するのを目の当たりにして、さらなる衝撃を受け――。
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Posted by ブクログ
おいおいどうなっちゃうの…?というか完全にバルアンが違う世界のお人で可哀想です。一体バルアンはなんだったのか…私的に結構好きなので(外見が←外見かい!!)さみしいです。ラクリゼが出ないのもさびしい…ていうかホントどうなるんだ以下エンドレス。
一貫して、かみのてのひらで踊らされているだけなのか、自分の意志は介在しないのか、ただ足掻き苦しむだけなのかについて紡がれていく。パンディーカとサルベーン、決して届かぬ強い憧れは闇を生む。う~ん。
修道院で色々と面倒ごとを処理しながらも平穏な日々が続いていると思いきや,一転してユリスカナの中枢へ.バンディーカ女王とのご対面.
森の中を逃げるカリエは、フィンルという少年と伯爵を助け、共に旅をすることになる。そのフィンルを追って、ミゼーマから兵士が送られてくる。それは、王太子ネフィシカの命令だった。しかし、カリエの娘セーディラの力が、兵士を倒してしまう。 今度はカリエが修道女になります。凄い柔軟性だ! 今回、バンディーカ...続きを読むの過去が明らかになり、彼女の印象がガラっと変わりました。
カリエはできればひっそりと暮らしたいと願っているのに、運命のほうはカリエを放っておいてはくれません。地の果てまで逃げたのに、ユリ・スカナのお家騒動に首までどっぷりと浸かっております。この巻で、もっとも魅力的なのはバンディーカ女王だと思いました。そしてサルベーンは低空飛行まっしぐらな感じです。彼らがど...続きを読むうなっていくのか、目が離せません。
表紙のバンディーカさまを見てモーツァルト「魔笛」、女王のアリアが頭の中を流れました(汗)。なんとなく。
修道院生活の巻、の筈だけどメインは過去話の模様。タイトルの意味を匂わすような話もチラリ。必読、かな。
全巻の感想でバンディーカについて もっと何とかならんかったのかなって思ったけど ゴメン…バンディーカ…ってなりました
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