手島史詞のレビュー一覧

  • 剣刻の銀乙女: 2
     前巻のメンバーにエリオットという新しい学園の仲間を加えて、港町まで出かけたり学園での行方不明事件に立ち向かったりします。
     ヒースとエステルが騒ぐところに、他のキャラクターも加わってより賑やかになっていて面白かったです。
     戦う場面も前より多く感じ、また白熱していて、どんどん読み進めることができま...続きを読む
  • 飛べない蝶と空の鯱 ~蒼の彼方より、最果てへ~1
     前巻の最後にいなくなったヒルダを追ってやってきた、北の大陸・ティエラを舞台にウィルたちが戦います。ティエラでは霧鍵式や翼船を満足に使えず、機械の兵士や戦闘機に追われ、何度も危ない状況に陥ります。
     今までの話よりも戦ったり追いかけたりという場面が多く、いつも使っている武器が使えない分色々工夫して戦...続きを読む
  • 剣刻の銀乙女: 1
     門番として働く少年ヒースや道化師の少女エステルが、魔神を倒した伝説の剣の力を持った剣刻をめぐる騒動に巻き込まれていく、という話しです。
     剣と魔法のファンタジーらしく戦う場面もそれなりにありますが、人を笑わせることばかりを考えるエステルのおかげで全体的な話の雰囲気は明るめでした。主人公が戦う場面も...続きを読む
  • 飛べない蝶と空の鯱 ~たゆたう島の郵便箱~
    霧の上を島が浮遊する世界で、霧妖という魔物が棲む空の海を飛び、想いを封じ込めた「封書」を運ぶ武装郵便屋の少年と相方ジェシカの物語。
    しかし、二人はある欠点があり1人では空を飛べない。
    お互いの欠点を補いながら霧に挑む冒険ファンタジー。

    イラストとの相乗効果で世界がキレイに写るし、空での爽快感は読ん...続きを読む
  • 飛べない蝶と空の鯱2 ~たゆたう島の郵便箱~
    1巻の時点で絶対シリーズ化してほしいと思いましたが、これはいける。

    より高く、より速く、より遠くへ。飛べない人間が空に夢見るロマンがここにあります。空を舞台にしてはいるけど、「空戦」ものではありません。キャッチコピーにあるとおりの「爽快冒険ファンタジー」です。

    二人が二人で飛ぶ理由……表向きは「...続きを読む
  • 飛べない蝶と空の鯱 ~たゆたう島の郵便箱~
    空に浮かぶ島に人類が住み、その島と島を行き来して郵便を運ぶ郵便屋が主人公……という設定が良い。ストーリーは途中まで見切れたが、ジェシカの秘密は見切れなかった。ジェシカもいいけど、ヒルダが可愛い。
  • 飛べない蝶と空の鯱 ~たゆたう島の郵便箱~
    人が飛ぶことを許されたのは
    二つに裂かれた空の半分―――.

    空飛ぶ島で生活する人々.
    その島の下には怪物たちの住む霧の海がある.
    主人公はその島々を渡り郵便物を届ける武装郵便屋さん.

    というわけですが,何となく「アルトネリコ」っぽい雰囲気を感じてしまうにゃー.
    絶対言語がヒュムノスっぽかったり
    ...続きを読む
  • 黒の夜刀神 1.キミのために僕ができること
    面白い。けど、モノクロのイラストが微妙。カナメがなぁ……イメージが。
    あっちのカナメとは、同一人物ではないのか、それとも、過去話なのか? 何にしても、同じ名前を使って同じ設定であるのならば、イラストがあまりにもなのでちょっとね……。カラーはともかく、モノクロがダメ。
  • 影執事マルクの迎撃
    暗殺しに入った屋敷でうっかり執事として雇われた影執事マルクの話.
    今回は3人の愉快な風貌の襲撃者がやってきて….
    マルクには四つのすべきことができた.

    一つ,襲撃者の排除.
    一つ,いかなる情報を得て襲撃してきたのか調査.
    一つ,不思議な現象を許容する庭師の確保.
    一つ,新しいメガネの購入.

    「エ...続きを読む
  • 黒の夜刀神 1.キミのために僕ができること
    自分の気持ちに素直に、堂々と告白した主人公と感情をなくしてしまったから溢れだす感情がなんなのか分からず答えを返せないまま戸惑う少女

    いいなぁと思う
    不器用ながら前に進んでいくんだろうなぁ
  • 影執事マルクの手違い
    読んだよ.
    影使いの暗殺者,マルクくんが標的の暗殺に失敗.
    というか,暗殺しようとしていた事にも気付かれていなくて
    屋敷に入る口実に使った「執事募集」の応募者と言うことで採用されて….
    という,なんとも微笑ましい?話.
    しかしマルクくんが不憫でならない….
    異能バトルとかも繰り広げたり
    美人の主・エ...続きを読む
  • 影執事マルクの恋歌
    ラスト寸前。

    三角関係にもようやく決着がつきます。

    エルミナの挿し絵がすごくかわいいです。

    そして、ドミニクさんが好きですねー。かわいい。

    エルミナとドミニクさんの関係に涙。

    ヴィオラも報われたでしょうね。

    ラストええ!という感じですが、明るい物語の終わりが迎えられますように。
  • 影執事マルクの彷徨
    この作者は短編集の書き方がとても独特で、とても面白い。短編集なのに、本来の物語を進めながら、短編を挟んでいく。それに、物語と平行して起きている事件があって、その事件についてあとの物語で語るというのもこの作者独特のもので面白い。そんな風にして、今まで謎だった部分が明らかになっていく。うまく読者を飽きさ...続きを読む
  • 影執事マルクの彷徨
    エルミナもカナメもエミリオも可愛い……っ!! ハァハァ。
    マルク、羨ましい。こんな可愛い女の子たちに囲まれているのにアレだなんて許さん(笑)。

    本編かと思ったら、今回、違いました。
    最初気づかなくて、あれ、また列車乗ってるの……? 的なボケをかまして読んでいた馬鹿。前回のに絡めた短編集だったのです...続きを読む
  • 影執事マルクの道行き
    いつも通り面白かったのだけれど、「博士の愛した数式」を最近読んだせいか、リオの設定が模倣されているように感じた。
    それ以外は(特に最初)笑わせていただきました。セリアが人間らしい一面を見せたのがほっとした。
  • 影執事マルクの秘密
    啖呵きった女の子は格好いいですね。
    それよりも、彼の人が家令よりも年長の人だったことが驚き。本文での比喩は大体予測がついていましたが、それでも驚き。
    というか、大体の年齢が読めましたね………。
  • 影執事マルクの覚醒
    ついに一人に決めてしまったのか………と、複雑な気持ちです。
    個人的にはカナメも気に入っていたこともあって、微妙です。
  • 影執事マルクの天敵
    ひとつのことに信念を懸けるって言うのはすごく素敵な反面、とても恐いですね。コメディで書かれてはいるものの、ふとした暗さが目をひきます。
  • 影執事マルクの迎撃
    軽く読める割には飽きない小説です。何かが欠けているというのは、それぞれに違った悩みがあり、一見便利だと思えることが、見る角度を変えるととても深刻な悩みになる。そういったところが面白いです。
  • 影執事マルクの秘密
    ……っ!?
    どっ、どういうところで終わってんじゃあああああ!!(がしゃーん!!)
    次は7月か。どきどきして待とう。と言うか、夏コミ直前だよな、富士見の発売日だと。ひぃ。

    ドミニクの過去に、ちょっとびっくり。過去と現在が交互に描かれているので、最初は意味がわからなかったのだが。まさか、そういうオチだ...続きを読む