綱島志朗のレビュー一覧

  • 紫色のクオリア
    再読2回目。
    昔読んだ時は、あまり意味がわからなかった記憶があるが、今回は比較的理解できた。前半は人間がロボットに見える女の子の話。後半は物理学の量子論などを用いたSF作品。どちらの設定も、作者の独りよがりの意味不明な展開が出てくることが多い印象であるが、本作は、納得感のあるかなり筋の通った展開で素...続きを読む
  • 紫色のクオリア
    これは……噂に違わぬすごい名作百合SFだった。
    少し変わったゆるふわ日常ものかな?と思わせる序盤から最初の事件への急展開。なるほどこういう方向性……と思っていたら2話目はまた違った話の転がり方をしていく。
    長いトライ&エラーの果てに想いが執念へ変わる展開、定番だけど好きです。
  • 紫色のクオリア(1)
    ★5じゃ収まりきらない衝撃的な作品。まだ胸がドキドキしています。
    ジャンルとしては百合×SFで最近流行っている組み合わせですね。
    序盤ははとうとゆかりはただの友情でしかないんですが、話が進むに連れ大きく変わっていきます。
    その思いははとうからゆかりへの一方的なものでしかなく、しかもゆかりへは伝わらな...続きを読む
  • 人狼機ウィンヴルガ 9

    新章開幕

    前巻にて1つのストーリーが終わり、今巻から新章がはじまります。
    初っ端から伏線が貼られ今後の展開がものすごく気になりワクワクさせられます。
    ウィンウルガ全巻に言えることではありますが、非人道的な行為が結構な量でありますが読んだ後不快感よりエロさが上回ってしまう画力と見せるセンスに脱帽させられます...続きを読む
  • 紫色のクオリア
    これはやられた! 人間がロボットに見えるゆかり。そこからこの物語が組み立てられるとは。
    第1話の急展開に驚かされるも、それが前提に過ぎないという構成。そして思考と試行を重ねて繰り返す第2話のインパクト。
    SFでありラノベであり青春小説である。面白かった。
  • 人狼機ウィンヴルガ 6

    果たして評価して良いものか?

    ネタバレになるから詳しくは言えませんが、一言で言えばドミネーターは鬼畜。
    良くもまあ、女性に対してここまで凄惨な処刑が出来るもんだ。
    ドミネーターの男共はこの世から抹殺させた方が良い。
    読後感が非常に悪くなる作品だが好きな人にはストライクなんだろうなあ。
    ソッチ系が好きな人的には星5つとしま...続きを読む
  • 紫色のクオリア
    >クオリアという言葉がある。
    >あなたがSF者ならあるいは耳にした(読んだ)ことがあるかもしれない。
    >感覚質、と訳されることもあるそれは、ようするに『頭の中で生まれる、感じ』のことで、
    >例えば、赤い色を見て赤い、と感じるその『感じ』、
    >青や紫を見た時の、その『感じ』のこと。
    >嗅覚でも痛覚でも...続きを読む
  • 紫色のクオリア
    ラノベのSFでは、最高峰ではないでしょうか。
    惜しむらくは映像化にあまり向いていなかったことかしらん。(漫画版もおもしろかったけどね)
  • 紫色のクオリア
    だまされてはいけない(^^;)この作品は、ハードSFである。
    美少女、学園もの、ロボット。あらすじにだまされてはいけない。そういう話ではない。
    量子力学、多世界解釈、コペンハーゲン解釈、タイムトラベル。万物の理論。こんなキーワードにピンときたなら、迷わず手に取ってみて。
    そして、果てしない旅と、その...続きを読む
  • 紫色のクオリア
    読む人によっては「難しい」という感想が先に立ちそうだと感じる作品。
    しかしその分、世界観の作り込みが凄まじいの一言。
    まるでパズルのように進んでいく物語は最後まで一気に読める。名作。
  • 紫色のクオリア(3)
    小説のコミック化って劣化するものがほとんどだけど
    これはとても良いデス!
    巻末に載っている、ゆかりからの手紙はうえお氏の書き下ろしだし……作品に対する愛が伝わってきます。

    うわーアニメで見たい……。
  • 紫色のクオリア(3)
    いやもう素晴らしい。完璧なコミカライズ。地の文が多くなっちゃうのは仕方ないとしても、ちゃんと絵をあわせて展開させている。

    綱島志朗はなんか『JINKI』のせいで「女の子をひどい目にあわせるの大好き漫画家」みたいなイメージが染み付いちゃって敬遠していたんですが、かなり凄い漫画家になっていたんだなぁと...続きを読む
  • 紫色のクオリア(3)
    面白かった。
    アリスの描いた万物の理論の絵がこんなかんじなのかーと見れて嬉しい。
    最後の手紙は読まれないことを願いたいところ…。
    表紙も原作表紙っぽくて良かった。
  • 紫色のクオリア
    2章中盤以降の急展開、そこからラストまでのストーリー。話の広げ方が上手い。キャラクターには魅了されなかったけども、ライトノベルでこのような短編SFを読めることに感謝。勿論、量子や量子力学については説明はあるけどももっと基礎知識をつけて再読するのも楽しみ。
  • 紫色のクオリア
    ああ、こういう「たった一つのガジェットを徹底的に使い倒して展開させていく」物語大好き。さらに大風呂敷なら言うことなし。

    というわけで、「ロボット+美少女?ふーん」みたいな感じで読みはじめてみたのですが、
    第一話を読み終わると、「おお、なるほど」。
    第二話を読み進める頃には「そうか、そういうのもある...続きを読む
  • 紫色のクオリア
    ひさしぶりに読み返そうと思ったらなくしてしまったようで
    買い直しました。

    も、もう手放さないんだからっ!
  • 紫色のクオリア(2)
    ストーリーについては原作のほうのレビューの通り。

    敵対組織とでも言うべき、ジョウン卜の元ネタとなった小説である、虎よ、虎よ!はまた機会があれば読んでみたいな。
    人をやめたガクちゃんがうまく表現されていて、とてもよかった。
    いよいよ、ガクちゃんがフェルマーの原理にならって本格的に動き出した。次巻が楽...続きを読む
  • 紫色のクオリア(1)
    ストーリーについては原作のほうのレビューの通り。

    話の順番をうまく入れ替えてて楽しめた。
    百合いいね!
    漫画化としては大成功だと思う!
  • 紫色のクオリア(1)
    ご紹介いただいて購入しました。絵は好み!最初は異能力系かなと思ったら本当に機械で人間を直せちゃうので何か違う…展開が気になります。
  • 紫色のクオリア
    評判を聞いて購入。
    紛れも無い大当たりでした。

    1つ目の話は火の鳥復活篇と某ゲームを思いださせるような内容で、ふむ、なかなか面白いな。。とかクオリアかぁ…とか思ってました。
    そして、2つ目の話を読んで…気がついたら読み終えてました。量子力学だとか、コペンハーゲン解釈だとか、多世界解釈とか、フェルマ...続きを読む