ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
自分以外の人間が“ロボット”に見えるという紫色の瞳を持った中学生・毬井ゆかり。 クラスでは天然系(?)少女としてマスコット的扱いを受けるゆかりだが、しかし彼女の周囲では、確かに奇妙な出来事が起こっている……ような? イラストは『JINKI』シリーズの綱島志朗が担当。「電撃文庫MAGAZINE増刊」で好評を博したコラボレーション小説が、書き下ろしを加え待望の文庫化! 巻末には描き下ろし四コマのほか、設定資料も収録!!
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
再読2回目。 昔読んだ時は、あまり意味がわからなかった記憶があるが、今回は比較的理解できた。前半は人間がロボットに見える女の子の話。後半は物理学の量子論などを用いたSF作品。どちらの設定も、作者の独りよがりの意味不明な展開が出てくることが多い印象であるが、本作は、納得感のあるかなり筋の通った展開で素...続きを読む晴らしかった。流石に、難しさは少しあったが。更に、設定から話を広げるとここまでできるだろう、という所の限界までやり尽くしていたのも素晴らしい。
これは……噂に違わぬすごい名作百合SFだった。 少し変わったゆるふわ日常ものかな?と思わせる序盤から最初の事件への急展開。なるほどこういう方向性……と思っていたら2話目はまた違った話の転がり方をしていく。 長いトライ&エラーの果てに想いが執念へ変わる展開、定番だけど好きです。
これはやられた! 人間がロボットに見えるゆかり。そこからこの物語が組み立てられるとは。 第1話の急展開に驚かされるも、それが前提に過ぎないという構成。そして思考と試行を重ねて繰り返す第2話のインパクト。 SFでありラノベであり青春小説である。面白かった。
>クオリアという言葉がある。 >あなたがSF者ならあるいは耳にした(読んだ)ことがあるかもしれない。 >感覚質、と訳されることもあるそれは、ようするに『頭の中で生まれる、感じ』のことで、 >例えば、赤い色を見て赤い、と感じるその『感じ』、 >青や紫を見た時の、その『感じ...続きを読む』のこと。 >嗅覚でも痛覚でも物事に関する感想でも、とにかく何かを感じた時のその印象のこと。 >それは、人それぞれで、完全に共有することは出来ない性質のものである。 >つまり、 >「他人が赤を見ているとき、自分と本当に同じ色を見ているのだろうか?」 ヒロインのゆかりは、生物がロボットに見える。 本当にそう見えているかは、誰にもわからない。 ただ、本人がそういうのを信じるだけである。 というSF。 ライトなふりして、結構ハードなSFで、SF者大喜びです。最高のライトSFのひとつ。 二編の中編とエピローグで、二編目は同じ登場人物で平行世界モノ。 谷川流「学校を出よう!」に雰囲気似ていて、どちらかが好きな人にはもう片方もかなりオススメ。 波動関数とか、コペンハーゲン解釈とか、哲学的ゾンビとか色んなワードが出てきて、中二な方々にもオススメ。 「ねぇガクちゃん。……勘違いならいいんだけれど、これって、ガクちゃんのじゃない?」 「……あのね、ゆかり。何回だっていうけどね、あたしにネジは使われていません」
ラノベのSFでは、最高峰ではないでしょうか。 惜しむらくは映像化にあまり向いていなかったことかしらん。(漫画版もおもしろかったけどね)
だまされてはいけない(^^;)この作品は、ハードSFである。 美少女、学園もの、ロボット。あらすじにだまされてはいけない。そういう話ではない。 量子力学、多世界解釈、コペンハーゲン解釈、タイムトラベル。万物の理論。こんなキーワードにピンときたなら、迷わず手に取ってみて。 そして、果てしない旅と、その...続きを読む後の、帰還の話。 よくも、こんな作品まで出せるもんだ。懐の深さ、恐るべし、電撃文庫。
読む人によっては「難しい」という感想が先に立ちそうだと感じる作品。 しかしその分、世界観の作り込みが凄まじいの一言。 まるでパズルのように進んでいく物語は最後まで一気に読める。名作。
2章中盤以降の急展開、そこからラストまでのストーリー。話の広げ方が上手い。キャラクターには魅了されなかったけども、ライトノベルでこのような短編SFを読めることに感謝。勿論、量子や量子力学については説明はあるけどももっと基礎知識をつけて再読するのも楽しみ。
ああ、こういう「たった一つのガジェットを徹底的に使い倒して展開させていく」物語大好き。さらに大風呂敷なら言うことなし。 というわけで、「ロボット+美少女?ふーん」みたいな感じで読みはじめてみたのですが、 第一話を読み終わると、「おお、なるほど」。 第二話を読み進める頃には「そうか、そういうのもある...続きを読むのか」。 第二話終盤になってくると「もう少し手心をいうものを…」。読者の予想を超え続けるストーリー展開に終始圧倒されっぱなしでありました。 ラスト、ああいう形で終われるのはラノベならではなのかなぁ、と思ったり。もしSFだったらスターチャイルドが出てきたり、虚無ったりしてしまいそうですよね。
ひさしぶりに読み返そうと思ったらなくしてしまったようで 買い直しました。 も、もう手放さないんだからっ!
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
紫色のクオリア
新刊情報をお知らせします。
うえお久光
綱島志朗
フォロー機能について
「電撃文庫」の最新刊一覧へ
「男性向けライトノベル」無料一覧へ
「男性向けライトノベル」ランキングの一覧へ
人狼機ウィンヴルガ―叛逆篇― 1
オリハルコン レイカル 新装版: 1
悪魔のミカタ 魔法カメラ
悪魔のミカタ666 スコルピオン・オープニング
ALDNOAH. ZERO アンソロジーコミック 1巻
オリハルコン レイカル DUO: 1
【合本版】悪魔のミカタ 全13巻
シフトI -世界はクリアを待っている-
作者のこれもおすすめ一覧へ
▲紫色のクオリア ページトップヘ