河野裕のレビュー一覧

  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──
    どこまで相手のことを想えば相麻のような行動がとれるのだろう。たとえ自分がどんな能力をもっていようとも、彼女ほど強く立ち回れないだろう。


    一度最終巻まで読んで、すぐに1巻から読み返して、それでもその強さに、その真っ直ぐさに涙を流さずにはいられなかった。
  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──
    6巻きた―――――!!!!!
    もう、サクラダ大好きすぎる!
    7巻完結なのであと少しで終わってしまうのがさみしいです……
    個人的には智樹が大好きです。
    ほんとにいいやつです智樹。
    愛を叫んで女の子が笑えば、宇宙がハッピーなんです!


    一番好きなシーンは、

    皆実ちゃん「ちょっとききたいことがあるんだ...続きを読む
  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──
    何故、この物語はこんなにも綺麗で、こんなにも優しいのか。
    言葉選び、物語のテーマ、自然や喧騒の描写に至るまで、あらゆる部分に透き通った優しさを感じる。この暖かさに満ちた物語があと1冊で終わってしまうということはとても残念だが、河野氏ならばきっと我々の想像を超えた優しい結末で物語を締めてくれると確信し...続きを読む
  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──
    あとがきに宣言されていましたが、本巻がラス前になります。
    なので、伏線の回収がなされていくのですが、とにかく相麻菫が切ない、、
    未来を見通せる能力を持ちながら、愛情を不器用な形でしか示せない相麻が哀しくて仕方ない。出来れば、彼女にも本当に未来のある終わり方を作者には示してもらいたい。
  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──
    この作品は本当に言葉のセンスがすごいと思う。
    サクラダリセットの綺麗な世界観は、綺麗な言葉と、透明な雰囲気、気の利いた言い回しで構成されてるんだと思う。

    とうとう最終章に入ったこの作品だが、早く物語の続きが見たいと思う気持ちと、ずっとこのまま続いてほしいと思う気持ちが心の中で葛藤中です。
  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──
    クライマックス。
    そう言われるのも納得の新刊

    たった一人で、ただ相手の幸せを願い、そのためにどんな孤独にも耐える……
    彼がそのことを悲しむのも知ってて、それでもなお突き進む
    そんな強さ、美しさが輝いてた

    春埼の笑顔も嬉しかったけれど
    それでも、菫がなんの屈託もなく笑う世界を望みたい
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY
    住民のおよそ半数が超能力を持つ街、咲良田。高校の「奉仕クラブ」に所属する少年・浅井ケイは、ある日、死んだ猫の捜索依頼を受ける――。うん、読んで良かった。登場キャラは「世界を三日分、元に戻せる」「指定した時間に対象に声を届ける」など、一人ひとり違った能力を持っているのだけど、その使い所が素晴らしく、何...続きを読む
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY
    面白い。シリーズ一気に5冊読んでしまった。

    設定としては、ジョジョ4部の杜王町に近い。
    バトルのない(頭脳戦はある)杜王町。要するに能力戦。

    この能力が良くできている。
    一見すると無意味と思われる脇役の能力が、
    最後のパズルのピース足りえるところとか、能力の違った使い方を見せられたりとか、とにか...続きを読む
  • サクラダリセット5 ONE HAND EDEN
    少女の成長が"なかったこと"になり、それを本人だけが知りえないというのは実に残酷な構図だと思う。悩みながら、それでも選択して進んでいく少年少女の物語、5巻になっても安定の面白さ。
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN
    羊の皮をかぶった羊とかそういうこの作品の言い回しがすごく好き。ケイと春埼が出会った頃を書いた作品。1、2巻の疑問が少し解ける。今回も作品の世界に引き込まれてしまった。結構辛いことがおおくて泣けるけど、よかった。続きに期待。
  • サクラダリセット5 ONE HAND EDEN
    シリーズの後半スタート巻になるらしいんですが、安定の面白さでした!

    この作品の登場人物の中で一番魅力を感じるのは相麻菫です。
    彼女ほど過酷な運命を辿っている人はいないでしょうね、、一回死んでるし。

    内容的には、青い鳥をベースにした夢の中の話が中心になりますが、本シリーズのキーストーリーは、ケイ、...続きを読む
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN
    この巻単体で完結しても良いくらい、出色の出来だと思う。
    なかでも相麻菫という人間味溢れ、どこか哀しいジョーカーの存在は秀逸。
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY
    短編集。鳥瞰的に見ればケイと春崎のいじらしい関係が描かれている。しかし、読者として直線的にその感想へ至らないのは、これまでの3巻で見せてきたSFという内容と構成の妙であろう。特徴的な描写がほとんどない桜田市という限定された空間、時間すら超越しそうな設定は、ありきたりな箱庭的物語でありつつ、見事に構成...続きを読む
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY
    「ホワイトパズル」、サクラダとは関係ないとはいうものの、良いお話でした。ザ・スニーカー本誌は見てないので(^^ゞ、こういうのが収録されるのは、うれしいかも。 まぁ、確かに7年は長いね(笑)
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN
    1,2巻ではわからなかった過去が部分が判明し、死んでしまった相麻との関係も出てきたので、今までで一番面白かった。相麻が戻ったことでの、この後の展開がとても気になる。
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN
    3巻めもおもしろかった。今回は過去編ということでこれまでの登場人物が最初どのような形で咲良田(さくらだ)という街に関わってきたのかが描かれており、第2巻の最後の続きが早く読みたいと思わせながら、うまく3巻の最後まで引っ張ったんじゃないかと思う。つまり第2巻から未来のお話はほんのわずかという構成で、今...続きを読む
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN
    今巻は今までで一番おもしろかった。それに、スラスラと読むことができた。二巻までは読み進めるのに時間がかかったのですが・・・文体に慣れたからだろうか。
    今回は中野の出番が増えたのが良かった。他にあまり明るい人がいないので中野が出ると少しホッとします。
    あと中二の春埼がかわいい。
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL
    1巻からの勢いで購入した「高級なライトノベル」。

    この巻も読み応えが抜群で、時間が許す限り読んでいたかった。

    美空の感情が少しずつ溶けていくことを願う。
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL
    河野さんの透明な作風と椎名さんの素敵な絵がとても合っていて、いい作品だと思います><
    魔女の話、なんだかそこでとても涙目になってしまいました。
    3巻が待ち遠しいです。
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL
    前作に続き良作だった。ストーリー、文章の両方とも優れている。好き嫌いは分かれるだろうけど主人公のあっさりした感じも個人的には◎
    続刊が楽しみですね。