会田薫のレビュー一覧

  • やも男と女形 2

    人情モノが元の

    人間ドラマ。大衆演芸の役者と妻子を亡くした男の人情モノ。
    近世近代を題材になさることの多い、近年で出色の作家だと思う。浮世絵にも通じる人間の肉感のある絵と話のマッチ具合が最高。是非いずれかをお読み頂きたい。
  • 写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 1

    面白い!!

    読む気は一切なかったのに試し読みで引き込まれてあっという間に一巻読破。
    春画がネタだけれどいやらしさはあまりなくて、素直に応援できるしいいシーンがいっぱいある。
    絵も綺麗だしもっと広まってほしい〜!
  • 恋する仏像 分冊版(2)

    本気の実力

    仏像彫りをしている正反対の青年二人がお互いの実力や成長に感化されながら突き進んでいくお話の第二話。

    前話ではこの世界に誘ってくれた零雄に対して無我は遠慮をしている。
    本気でこの世界に入りたいならそれを捨てて全力で彫れと師匠に言われる無我。
    そこから賞の出る作品展が8月にあるのでそこに作品を...続きを読む
  • 恋する仏像 分冊版(1)

    仏像を彫る

    仏像を彫るという事をしている二人の青年の苦悩と成長、そして友情の物語の第一巻。

    主人公は仏像を彫ることに心血を注いでいる青年の無我(むが)。
    そして無我を仏像彫りの世界に誘った幼馴染の零雄(れお)。
    明るくて常に周りに人のいる零雄と違って寡黙で人付き合いが苦手だが正義感に溢れすぎているせい...続きを読む
  • 写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 4

    写楽

    ほんの一時期世を席巻して消えた絵師、東洲斎写楽のお話。
    このお話のように、斬新で常識外の絵に囚われて翻弄された人々が、きっといたんだろうな。
    素晴らしいお話だった。
  • ミステリーボニータ 2020年9月号
  • 恋する仏像(1)
    1話目からど真ん中撃ち抜いて来る!!居場所をくれた相手が、何の気もなくやった行為だと知った時の絶望、悔しさ、そう言う気持ちと折り合いを着けるのは難しい。相手には相手の考えがあると思い至らない自分の未熟さも含めて。無我くんの涙が痛い…
  • 梅鴬撩乱(1)
    よく書き込まれていて話中にさし込まれる浮世絵調(?)のコマともよく統合されている。耽美な世界と、小汚いなりのおとこの闊歩する世界、血なまぐさい闘争の世界のなかで、登場人物はたれかれも魅力的で、それぞれの思惑をもっている。おもしろい。
  • 梅鴬撩乱(2)
    高杉晋作、睫毛長いなあ。
    2巻は作者もおっしゃってるように男サイドのお話が多め。だからか、歴史的な展開が進んで幕末の不穏な空気が伝わってくるような雰囲気。
    読者の感じ方や趣味嗜好でそれぞれ変わるんだろうけど、自分はDubとかSkaとか聴きたくなるなあw サブタイトルに狂騒曲とあるからって音楽を意識し...続きを読む
  • 梅鴬撩乱(1)
    幕末の長州、色街が舞台の高杉晋作とおうののお話。
    日本史忘れてるし、全然知らないんだけどw、関係なく引き込まれた、
    表紙に一目惚れして買ったのだけど、中身を見てさらに惚れ惚れ。引かれている線が気持ちよくて、それを辿るだけでも楽しい。一つひとつゆっくり見たくて立ち止まるのに、線の流れに惑わされる。梅の...続きを読む
  • 梅鴬撩乱(1)
    京都にてジャケ買い。
    廓を舞台に個人的に大好きな幕末のお話。
    高杉晋作とその恋人おうの。
    一本の線を取っても表情豊かな絵柄が素敵。
  • 螺旋の素描
    表題作のシリーズの終わり方がとても好きでした。
    間というか、テンポというか、そんなものが独特で良いです。
  • 写楽心中 少女の春画は江戸に咲く【分冊版】 3
    「母」。最期は想いを届けられてよかった。そして一人としてじゃなく現代語でいう「スタジオ」で絵は描き上げるんだ。
    (あと、女の自慰を認めてる所をありがとう。)
  • 写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 1
    自分の特殊な意志で「エロス」と関わる選択ろする女を、最近流行っていて嬉しい。先に波乱あるあるだろう、でもどうか写楽の子がいい結末に合いますように。
  • 写楽心中 少女の春画は江戸に咲く【分冊版】 2
    耳を噛みながらか...。やるぞ、たまき。でも彼女も由太郎も可哀想。誰の想いが報われるか、それとも誰も報われないのか、気になる。
  • 写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 1
    おもしろかったー。表紙に惹かれて読んでみたら、写楽の娘が春画を描く?冒頭から一気に引き込まれました。
  • 恋する仏像 分冊版(2)
    はじめてのこの作者さんの作品を読みました。しかも仏師とか仏像とか珍しい内容でした。友でもありライバルとの関係。自分自身との葛藤、など1話目から目が離せなくなりました。
  • 写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 4

    ちょっと残念・・・

    3巻までは、とにかく続きが気になって面白く読めましたが最後は少し駆け足で終わった感じがしました・・・ん~ちょっとしっくりこない感が残りました。
  • 写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 1
    無料の分を読みました。
    時代モノ系も好きだし、春画がテーマとはどんな…?と思いましたが面白かったです!
    この後どうなるか気になります。
  • ミステリーボニータ 2021年9月号

    ボニータにパタリロ?

    パタリロ初期は、エーベルバッハ少佐が作品にカメオ出演していたが、ここまでがっつりからんだことはなかったように思う。この数ページのため、久しぶりに雑誌に手を伸ばした。

    昔よく読んだ作家の方々の作品も、はじめましての方も大変楽しく、追いかけたい作品も見つけることができた。

    このような作品群が載ってい...続きを読む