会田薫のレビュー一覧

  • 写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 2
    北斎の娘さん出てきた!葛飾応為。実際めちゃめちゃ美しい西洋風な浮世絵描くんですよ、この方!

    なんか◯◯の娘シリーズみたいになってきたな。わくわくすっぞ!!!
    「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」?(違うか)
  • 写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 1
    江戸時代、吉原生まれの女の子たまきが外の家に貰い受けられた。絵の得意な彼女は、花魁と、なんとかつて一世を風靡した浮世絵絵師写楽の子だという。5年後、成長したその女の子たまきは、義父の版元蔦重に春画を描くために人に抱かれるよう命じられる。かつて写楽で潤った蔦屋は写楽とともに没落し、風前の灯の存在だった...続きを読む
  • 恋する仏像(1)
    芸術家の葛藤の話ってすごい惹かれます。
    それも仏像という世界はきっと独特なのでしょう。
    作中にもあるように個性があることと仏様であることは別物って奥深いし、それを漫画で凄く丁寧に描かれていて夢中で読みました。
    ライバル同士の男子。
    好きなことと正しいことへの葛藤。
    ただ楽しく彫っているだけではいられ...続きを読む
  • 写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 1
    春画もの、ということでちょっと色っぽいお話。写楽の娘が蔦屋さんに引き取られ、その才能を開花させていく。
    あの有名な北斎の娘も出てきて欲しいなぁ…。
    江戸の独特な匂いまで伝わってきそうな描写にうっとりしました。
  • エレガンスイブ 2019年11月号

    関係ないのですが

    酒と〜
    40代の若い頃はバブル期ではないです…全く恩恵被ってないです
    平野ノラのせいで完全に勘違いされてる…

    そして上善が流行ったのはバブルがはじけて跡形もなくなった頃だと…
  • 恋する仏像(2)
    二巻で終わってしまったぁ~でも間延びするよりきっちりピークのまま終わって良かったのかも。二人の父親のエピソードも、零雄くんの彼女も、全てが上手く物語を運んでいく。これまたオチが良いなぁ…地味に良い漫画でした。合掌
  • 恋する仏像(1)
    この作者さん、自分の中で"あの人は今"扱いでしたが作品出してたのね(笑)
    仏師とはこれまたマニアック。帯『才能が分かつ友情』。寡黙で人付き合いの苦手な無我と陽気で人気者の零雄。仏師の息子の零雄は仏像の彫り方を教えてくれた大切な友達。バンド活動を始めた零雄をきっかけに、無我は無意識に零雄に縛られていた...続きを読む
  • 梅鴬撩乱(5)
    終幕って書いてあったからこの巻で終わりかと思ったら違った...嬉しい。
    登場人物みんなかっこいいだけじゃなくて人間臭いところがいいと思う。

    最後のページにはなんかぞくっとしました。
  • 梅鴬撩乱(5)
    一旦完結。琴乃から見た赤根武人、赤根の視線の先にある高杉晋作という構図はここで終了。高杉や赤根のこの先を史実として知っている自分には、さらに哀しい新章が楽しみでもあり、重たくもあり。
  • 梅鴬撩乱(2)
    絵に魅せられます。
    松本大洋の影響を若干感じさせますが、素敵な画風です。
    ただ少し残念なのは、戦場が描かれないこと。
    アクションが苦手なのか、血生臭いのが嫌なのか。
    幕末で高杉晋作なのですから、革命家の狂気を語るなら流血沙汰を避けては駄目だと思います。
    ありがちな幕末キャラ美麗化萌漫画ではないはず。...続きを読む
  • 梅鴬撩乱(1)
    高杉晋作とその愛人おうのを中心に描かれた幕末長州の物語。
    少し足りないけど三味線の芸はすごい、おうのが魅力的に描かれています。
    作画のセンスもよく、町家など背景の描き込みも好きな感じです。
    話はまだ序盤ですが、期待できるのかなと思います。
  • 梅鴬撩乱(4)
    赤根武人のアイデンティティ……関ヶ原以来、長州藩から支藩扱いされていない岩国出身で、差別されてきたことが描かれる。彼を奇兵隊の裏切り者に仕立てた山県狂介(後の元勲、山県有朋)も武士とはいえない中間(ちゅうげん)の身分から身を起こして奇兵隊を掌握する立場になり、赤根を追い落として得た地位を守りたい。そ...続きを読む
  • 梅鴬撩乱(3)
    井上門多と山県狂介が登場。赤根武人がこの先どうなるか史実を知っているが、この作品での描かれ方に期待。
  • 梅鴬撩乱(1)
    この漫画は幕末全体の大きな動きは書かれていない。
    ある2組の人物の物語という感じである。
    その2組とは晋作とおうの、そして晋作と武人。
    前者は珍しくないが、後者は長州ファンでも珍しいのではないか。
    武人とは赤根武人のこと。
    悲劇の奇兵隊総督として知られている彼だが、漫画で晋作との対で取り上げられるの...続きを読む
  • 梅鴬撩乱(1)
    絵がアート、かといって漫画として読みにくいわけでもない、丁度いい感じで良かったです。
    物語はおうの視点から始まり、新鮮な感覚でした。目線が表舞台を動かす人物でない部分が多いので、今は史実的にはどの辺りかなー、と考えながら読むと楽しかったです。
    カバー裏のモノクロ絵が、アートで美しいです。
    そのままポ...続きを読む
  • 梅鴬撩乱(2)
    伊藤俊輔がかなりメインな二巻。でも高杉晋作の魅力が満載でした。
    表紙にもやられました。
    中の絵も相変わらずアートできれい。話は過去話もありつつ、歴史的に大きな転機を描いていて面白かったです。
    カバー裏もやっぱりすてき。
  • 螺旋の素描
    凄く色気のある絵柄。目の表情が素晴らしい。男性としての機能を持たない下半身を抱えて男に体を売る夢二の感覚を想像すると、ひたすらに哀しい…。
  • 梅鴬撩乱(1)
    絵がすごくいい。ストーリーにすごくマッチしています。
    男の人が色気あっていいな~
    主人公もすごく魅力的。
  • 梅鴬撩乱(1)
    高杉晋作と恋人おうののお話。
    ふたりのキャラクターが実際の写真をモチーフにされている(と思われる)のが素敵です^^
    ディテールや展開に小技が効いていて、ずっときらきらしてる感じ…

    やんちゃな晋作さんとのんびりおうののコンビにほっこりします。
  • 梅鴬撩乱(1)
    店頭で見て即買い。高杉晋作とおうのの物語のようです。独特の絵柄に小ネタが効いてて面白かった☆全体的にみんなお茶目。二人の三味線のシーンが素敵です。「三千世界~」を節つきで聴いたことがないので、ぜひ一度聴いてみたいと思いました。あと赤根さんがかっくいー。
    長州には長州の色々があったと思うので、そういう...続きを読む