井波律子のレビュー一覧
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現在の人に読んでほしい本の一つかもしれません。
私が特に心に響いた言葉は、「水清ければ魚棲まず」です。
ダイバーシティを推進すると言いながら、ルール、ルールがどんどんややこしくなってきているように感じます。(モラルが著しく低下しているからでしょうか。)
水清ければ魚棲まず。すみにくい世の中になって来...続きを読むPosted by ブクログ -
今更ながら初めての論語. 現代語訳が堅苦しくなくて読みやすいし、諸説が簡単にまとめてあって内容は充実している. 個々人のパーソナリティに踏み込んでいるのは良し悪しあるかもしれないけど、人物評が分かると頭には入りやすい. ちょっと孔子の思想を称揚しすぎな感もあるけど、それはそんなものなのかな.Posted by ブクログ
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「故事成句」で、中国史をざっと学ぶ事ができる素晴らしい一冊だ。「鹿を以て馬となす」というのが印象深かった。「白眼視」というのも故事成句だ。竹林の七賢の某が、つまらない人物に対しては白目を見せて接したのが始まりらしい。Posted by ブクログ
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中国史がなんとなく、頭に入ってきたかな?という読後感を得た。
ああ、あの有名な故事成語は、この時の話だったのね、と、記憶が整理統合されていく感じ、というと大袈裟かな?
歴史おんちが、歴史にとっかかるには、好適の一冊。
漢代までではじめから3章までが費やされる。
ページ数で見れば、半分以上が伝説時代...続きを読むPosted by ブクログ -
楽しくありません。笑 なぜなら、課題で無理やり読んだから。でもまぁ、中国史の良い勉強にはなったかな。故事成句の由来も知れたし。あ、意外とよかったのかも知れない。Posted by ブクログ
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中国史上の贅沢にまつわる人物を、いくつかのカテゴリーに分別して紹介した伝記集というべきか。初版1990年代ゆえ、殷の紂王や隋の煬帝の捉え方がステレオタイプな辺りに古さを感じる。最後の方の精神的充足を求めた人たちは、贅沢をしていると言われればそうなるのかもしれないが、本のタイトルに合致するかと言われる...続きを読むPosted by ブクログ
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論語に興味があったので手に取りました。
孔子という人の真面目なんだけれどユーモアがあって、人生を楽しもうとする姿勢がとても素敵だと思いました。
弟子を大切に思う気持ちも、とても暖かい。
作者の孔子への愛が感じられる本でした。Posted by ブクログ -
世説新語って五世紀の中頃に編纂されたエピソード集があって、戦乱の中貴族たちが浮世離れした生き方をして機智に富んだ会話を楽しんでたんだけど、それを紹介する本。西洋のユーモアとかと違って凄い自負心とか負けず嫌いさが見えた。まぁ精神の自由を追い求めたらこうゆう生き方しますよね。Posted by ブクログ
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井波律子氏の訳注で読む劉義慶撰『世説新語』。『世説新語』は1,120条のエピソードが後漢末から東晋末にかけて集められ、5世紀の中頃書かれた。これらのエピソードをそれぞれ原文、訓読、注釈、口語訳、解説をほどこしたもの。
全5巻のうち本巻は、文学第四、方正第五、雅量第六、識鑒第七からなる。Posted by ブクログ -
そういえば論語って教科書ぐらいでしか読んだことがないなーと思い手に取った。論語を抜粋しつつ孔子の人物像を描いていて、読みやすかった。死ぬまでに一度ぐらいは、論語を通読することがあるだろうか?少なくとも興味を持つきっかけにはなった。Posted by ブクログ
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中国は、実におもしろい国だ。
これだけたくさんの人がおれば、また、
変わった人がたくさん生まれてくることだろう。
いわゆる「贅沢」ということを基準にして
中国の歴史をみるならば、
人生の生き方も明らかになることだろう。
皇帝、貴族、商人、宦官という階層での
贅沢を分析していくと、
その形態が大き...続きを読むPosted by ブクログ -
この書は、殷の紂王にはじまり、皇帝・貴族・商人など、中国における贅沢の諸相が書かれている。 高校時代に世界史の授業で聞いた話もあったが、初めて知った話もあり、なかなか楽しめた。個人的欲望が後々多くの人の役に立ったり、また逆も・・・。Posted by ブクログ