大山淳子のレビュー一覧
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今までは店主の周りの物や人が語り手となり
ストーリーが進んでいましたが
初めて店主目線で店主の気持ちや考え方を読むことが出来て、とても楽しかったです。
もっと店主の気持ちが知りたいと思える1冊でした。Posted by ブクログ -
前作では語られなかった文机、本、オルゴールの出自語りがどれもドラマチックで胸を打つものばかりでほのぼのしました。表題作の青春譚は予想とは少し外れた終わり方となったものの、さわやかな余韻を感じさせるお話でした。Posted by ブクログ
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今回は最初から不穏な雰囲気で、胸が苦しくなりながら読み進めた。
どんな形でもお母さんに会えたんやもん。それは幸せなことやと思う。
頑張ったねーってもじゃもじゃ頭をぐりぐりしてあげたい!Posted by ブクログ -
猫弁が愛しくて愛しくて。
キャラがいいだけじゃなくて、ストーリーもおもしろい!
いくつもの出来事が入り組んで、最後はきちんと伏線回収してくれるからスッキリ。
シリーズ追いかけるのが楽しみです。Posted by ブクログ -
個性の暴走、良いですね(^^)
ちょっと変わってる?いやいや、現実もみんな何かしら拘りだったり勘違いだったりを持ち合わせながら過ごしてるよ。ほんと楽しゅうございました。Posted by ブクログ -
シリーズ3作目は命と人を思いやることの大切さがテーマの連作短編集でほっこりさせられながらも小粒な切なさも胸に迫るものがありました。似た境遇にあった知人たちにお薦めしたくなりました。とりわけ「スーパーボール」がお気に入りです。Posted by ブクログ
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大好きな小説です。
読書初心者な自分でも楽に読めます。
さらに、様々な視点での語られる部分がお気に入りです。
読み進めるごとに点と点が繋がっていくようで、早く先が読みたい!といつも思っていました。
素敵な本に出会えることが出来て幸せです。Posted by ブクログ -
ちょっとズレてて、とぼけたところもあって、不器用で、真っ直ぐ。そんな登場人物達が、ユーモアのある文章にのって躍動してます。
止まらなくなって夜更かししちゃった^^;Posted by ブクログ -
暖かく優しい店主。もし一日、店主が色々な風景を見ることができたとしたら、店主はどんな気持ちになるのだろう…なんて、読み終えると毎回思ってしまう。
ちなみに私が1日百円で預けたいものは、まだ見つかっていない(笑)。Posted by ブクログ -
Y A感覚&テンポの良さが私の好みにあい、楽しむことができた。
もしも続編とか機会があるのなら、主人公のおじいちゃんと孫のコンビの新しい事件を読むでみたいです。Posted by ブクログ -
シリーズの第三作。このシリーズはあずかりやさんの主人、桐山の内面の心情はあまり描写されず、店内の無機物(オルゴールやのれん、時計)、利用する人間やノミなどの視点を通して日日が描かれている。一話完結型なので少しずつ読んでいける。世間の冷たさや理不尽さが見え隠れするなかで自分の仕事を全うしようとする姿に...続きを読むPosted by ブクログ
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あずかりやさんシリーズの3作目
2作目ほどではないけど、今回もまたいいなぁ
あずかりやさんという商売は人の「時間」を預かる仕事なんだね
あと、人の想いとか気持ちも預かっているんだろうね
ままごとのようにぬいぐるみを預かるのはそんな感じ
スーパーボール、原稿、病気の子の手紙、それぞれ預けるのは人...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ物らしいが、私はこれが初読である。ものをあずかる仕事を営む盲人の店主は、実はものではなく心もあずかり癒やしていく。とにかく仕掛けが巧みで引き込まれる展開だ。
店主は店から出ることはなく、物語はそこに訪れる客たちの話のオムニバスとして展開する。しかし個々独立しているのではなくそれぞれに因果...続きを読むPosted by ブクログ -
ドラマ原作大賞受賞だけあって、シーンの切り替えがドラマっぽいです。
ドラマっぽいゆえに、第三者的目線ですべてが書かれていて、人物の人となりが掘り下げられていない。
ふだんであれば、登場人物の誰かしらに感情移入、あるいは共感しながら読み進めるのですが、これはそうではなかった。ですが、つまんないと感じる...続きを読むPosted by ブクログ -
2019/4/24
癒される。
夢中になってる人はいいなぁ。
夢中だけど平等で博愛で思慮深い。
決めつけないんだよなぁ、光二郎さん。素敵だなぁ。
あさがおさんも元気になったし、若い彼らにも居場所ができそう。
幸せだわ。
大曲なんとかっていう巨悪の人みたいなのがチラッと出てきたけど、これからどうなるの...続きを読むPosted by ブクログ