大山淳子のレビュー一覧

  • 猫弁と幽霊屋敷【電子版特典画像付き】
    2023/10/27
    猫弁すばらしい癒しである。
    猫弁確かにある部分本当にダメなんだけど、そこには善意しかないんや。
    亜子さんがギリギリそれを救い上げてくれるのがたまらない。私も救われる。
    だっていい人が報われないとしんどいやん。
    フィクションの中ではそうあってもらわんと。
  • 猫弁と狼少女
    猫弁シリーズのシーズン2、第4弾。
    キーワードがたくさんある。
    ・迷い猫
    ・化け猫
    ・座敷童
    ・塀の上の少女
    ・ピンクの靴の落とし物
    ・双子
    今回の依頼人は、船乗りの夫を亡くしたばかりの還暦過ぎの女性、左野麦子(ひだりの むぎこ)
    迷い猫を保護してから、おかしなことに巻き込まれる。

    猫弁こと百瀬太...続きを読む
  • あずかりやさん まぼろしチャーハン
    やはり読むと心が洗われます。
    以前出てきた人物と繋がる話もあって、より気持ちが温かくなりました。
    砕けた話し方をする店主が出てくるのも良いですね。
  • 猫弁と狼少女
    百瀬さんがまさかのブタ箱に入ってしまうとは…
    でもそこでも相変わらずの百瀬さんでなんだか微笑ましかったです。
    亜子ちゃんの器の大きさには毎回感激します。
    ついに入籍も出来て、これからの2人がますます楽しみです。
  • 猫弁と星の王子
    猫弁シリーズ大好きです。
    直ちゃん頑張って弁護士になってほしいですね。

    亜子ちゃんのゆびきりにヤキモチ可愛かったです。
  • 猫弁と少女探偵
    このシリーズにすっかりハマりました。
    ほのぼの、ときどきウルウルします。
    春美ちゃんと赤坂君意外と上手くいくような気がします(笑)
    亜子ちゃんの懐の深さは尊敬します!
  • 猫弁と魔女裁判
    やっとお母さんが見つかったと思ったらまさかのスパイ…
    法廷での最後の2人のやり取りは良かったです。
    結婚式は延期になってしまったけど、亜子ちゃんのお父さん素敵ですね。
  • あずかりやさん
    カバーの上にカバー あるかしら文庫のカバー
    「少しずつ読めて そのつど前向きになれる。そんな本、あるかしら?」
    まさにそんな本だった。そして心が穏やかにやさしくなれる。
    電車に乗ってる時に読んでたら、背筋伸ばして行儀良くしてる自分がいた。、

    最初は誰が話してるの?と思いながら読み進めていたら、だ...続きを読む
  • 猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち
    初めて読んだ作家さんです。
    とても面白かったです。
    この靴磨きの女性は…もしかして?と思って読み進めていましたが、当たっていました。
    大福さんとの関係には驚きました!
    是非幸せになってほしいです。
  • 猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち
    大山さん好きの友人が貸してくれた小説。
    でも何故か、方言を文字で読むのが苦手な自分は以前、この小説の始まりのページを巡りすぐ閉じてしまった。
    それから数ヶ月…いい加減ちゃんと読まないと…友人に返却出来ない…と覚悟を決めて新たな気持ちでページを巡りました!
    …と思ったらもうその後、手が止まらず!笑
    ...続きを読む
  • あずかりやさん 桐島くんの青春
    文章もお話の構成も本当にやさしくて、前作同様あっという間に読んじゃいました。
    悲しい伏線回収も切ないエピソードもあるのに、あの時のあれはこうだったのかと少しずつ美しいパズルのピースを拾ってはめていくような感覚。

    穏やかに緩やかに流れていく時間や人との関わりの優しさにじっくり浸れる世界観、大好きです...続きを読む
  • あずかりやさん まぼろしチャーハン
    視力にハンディキャップを持つ主人公。
    主人公は、どんな物でも1日100円で預かるという
    「あずかりやさん」を営む。
    そのあずかりやさんに物を預けにくるお客さんとの
    やり取りを紡いだ心温まるストーリー。
    あずかりやさんの黒電話が一人称で描かれている
    点が秀逸です。
  • 猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち
    大山淳子さんの『あずかりやさん』が良かったのでこちらのシリーズも読んでみることにしました。猫やペットがらみのトラブルを解決する弁護士・百瀬太郎が主人公。婚活中でお見合い30連敗だけど頭脳はすこぶる良い。事務所の人も、依頼人も、結婚相談所の人もみんな個性豊かな人ばかりで、ストーリー展開のテンポも軽快で...続きを読む
  • あずかりやさん
    「一日百円で、どんなものでも預かります」
    東京の下町にあるあずかりやさんの店主は視覚障害者の青年桐島透くん。毎日規則正しい生活の中で、ひたすら訪れるお客を待ち、丁寧に真心を込めて預かり物を受け入れる。時にはお客のその物にまつわるお話に静かに耳を傾けることも。
    とても静かで、しみじみとして、暖かさが心...続きを読む
  • あずかりやさん 彼女の青い鳥
    いつも何かしら、物や動物の視点で描かれていて、この話は誰視点の話かな?と謎解きのような気持ちで読む。

    シリーズ3作目、巻を追うごとにどんどんこのシリーズが好きになっていく。

    今作は特に、「命」に関わる作品が多く、切なくなった。特にノミと鳥。

    ラブレターを預けた少女は半年後に受け取りに来るのだろ...続きを読む
  • 赤い靴
    葵が7歳の誕生日に北軽井沢の別荘で美しい母親と慕っていた家政婦が惨殺された。
    犯人から逃げ延びた葵は記憶を失い、助けた老人に育てられる事になる。
    とにかく先が読めない。
    そして気になって一気読みです!
    少女を育てた老人は何者なのか?
    なぜ大人になった彼女が物語の冒頭で精神科に入院してるのか?

    悲し...続きを読む
  • あずかりやさん
    醜さ、切なさ、悲しさがたくさん書いてるのに、どれもこれも根本と表現がとにかく優しくて
    1話読み終わるごとにふわふわとあったかい気持ちになる本でした。
    すごく好きな文章と表現の感じ、ずっとずっと読んでいられるような触れ合っていたいやさしい文章。
    人間側の気持ちだけじゃなくてものの感情、人間以外の感情が...続きを読む
  • あずかりやさん
    1話目2話目を読んで普通にいい話だなと思った程度だったが、3話目のトロイメライを読んで、あれ?すごくいい本やん?と思い、4話目を読んで登場人物全てが1、2話とリンクしているのに気付く。

    この人たちどんな人だったっけ?と、4話目を途中で置いて最初から再読。すると1、2話目も輝きだした。

    読めば読む...続きを読む
  • 猫弁と鉄の女
    猫弁シリーズ、第2シーズン、2作目。

    迷い犬に埋蔵金、カメレオンにスギ花粉etc. いろんな話が舞い込んで、一体これらをどうやって収拾つかせるのやら、という展開だけれども、最後は全部マルっと見事に上手く収まる。こんなに都合よく繋がるものかと普段は思うけれど、そこは猫弁ワールド。何ら違和感なく、めで...続きを読む
  • 猫弁と星の王子
    大山淳子さんの本が好きなのだが、猫弁シリーズは初読み。タイトルを初めて見たときは猫の言葉がわかるのかと思ったがそうではない。猫を引き寄せる心優しき弁護士なのだ。詐欺被害にあった地方出身の学生が不安で押しつぶされそうになっているところへ奇跡の出会いが。無報酬で相談にのってくれる弁護士に出会えたのだ。終...続きを読む