柴田よしきのレビュー一覧

  • おいしい旅 想い出編
    いろんなタイプの話があって、
    飽きずに最後まで一気読み。

    特に横浜アラモードが良かったなあ。
    ラストの展開でグッときた。
    なるほどの伏線回収。
  • おいしい旅 初めて編
    すきな作家さんの旅の話は、そこに行ってみたくなる

    思い立ったときに気軽に出かけられないこともつらさを感じるけど、あったものがなくなっているのには悲しみを覚えるし、それが壊されてしまったものだったらなおさら非難してしまうだろう
    “在る”こと自体が奇跡なんだと思えてしまえば、希望を持てるだろうか、絶望...続きを読む
  • おいしい旅 初めて編
    既存の作品を集めたのではなく、
    この本のために書いたんだな。
    それぞれの作品の主題というわけではないけれど、
    現在のリアルな世界が描かれている。

    数年後、読み返した時には
    どんな気持ちになるのかな。
  • チェンジ!
    WBCでにわか野球ファンとなったので、なお、面白かった。
    チェンジを集めた短編集。
    内野から外野へのポジションの、背番号の、引退するという決意の、フォームの、地位の変更。
    華やかな野球選手のその後が多かった。気になっていた。
    いずれ終わりはくる。その終わりをどう決断するのか、決断できるのかが主な議題...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
    女性作家7人の旅をテーマにしたアンソロジー。
    行先は京都、神戸、赤羽、広島、長野、ドイツ(ミュンヘン)、横浜。

    初めて編に続いてこちらも読んでみました。
    それぞれ友達や家族とのふれ合いが描かれていて、優しい雰囲気でとても良かったです。
    住んでいた所や行ったことのある所と、食べ物の記憶は深く結び付い...続きを読む
  • 風のベーコンサンド 高原カフェ日誌
    今は廃れた高原でカフェを開く女性の物語。
    地元の人と他から来た人たちが懸命にここで生きているのが伝わる温かいお話でした。
    何よりカフェメニューが美味しそう!食べたい!
    高原のシチューも食べたいし、ベーコンサンドや苺の淡雪羹も食べたい!
    美味しいものは心を癒します。
  • おいしい旅 想い出編
    あの日の味は(☆☆)
    京都で再会する女友達三人。青春の楽しかった事、辛かった事の日々を思い出して…
    これを読むには未だ早かった。一話目でこれで読むのを止めようかと思った。
    幸福のレシピ(☆☆☆)
    パティシエの夫が東京で働くのを機に離れた神戸に訪れた琴子が思いがけず出会う新しいお店と思い出のお店を巡る...続きを読む
  • フォー・ディア・ライフ
    花咲慎一郎シリーズ1
    保育園の園長が探偵もやって裏の仕事してる
    ハナちゃんが良かった
    保育士さんはあまり覚えられなかった

    聖なる黒夜の山内蓮も登場
    ハナちゃんシリーズが先で、聖なる〜があとなんだ
  • 聖母の深き淵
    麻生龍太郎と山内蓮のその後がからむ
    蓮はパワーアップしてる
    ハードボイルド
    義久と緑子の関係はやっぱりスッキリしない
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ
    安定の面白さ!

    秘密と言えど、中身もシチュエーションも様々で、こんな発想の仕方があるのか〜と感嘆の声を漏らしながら読み進めました。

    コロナ禍の出版とあって、時世を反映しているのも特徴的。

    私的には、孤独の谷が1番すきでした。
  • RIKO ─女神の永遠─
    高杉と緑子の関係がどうもしっくり来なかった
    時間が経っても馴染まなかった
    事件あり、恋愛と言ってよいのか色恋あり
    どうなっていくのかも気になるところ
  • 聖なる黒夜(下)
    2つの時代といくつかのストーリーが展開される
    なんだっけと、誰だっけと思い出しながら、戻りながら読んだ
    関連図は書かないけど、書いといたらもっと楽しめたかも
  • おいしい旅 想い出編
    幸福のレシピ、横浜アラモードが特に良かった!
    大崎さんの文章がとても好きです
    おいしいものと想い出が合わさった、素敵なお話が多くてあっという間に読んでしまいました!
  • 注文の多い料理小説集
    どれも面白かった。
    井上荒野さんの作品は本人の短編集「小説家の一日」に入っているので既読でした。
    柚木さんと伊吹さんは短編を読むのは初めてだったのだけれど、印象が違ってそれも面白かったです。
  • おいしい旅 初めて編
    女性ひとりの語りみたいな話が多く、生活に何か辛いことあっても旅や美味しいもので元気になったり、変わるきっかけになったり…という話が多かったので、怖いのやファンタジーじゃない、しっとり系で手軽に手に取りたい人にオススメ。私は坂木司と近藤史恵に惹かれて読みました。
    男女関係に踏み込んだ内容もあるので、中...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
    旅と食って親和性が実に高いよね…

    ひょんなことから行き違いが生じた友の思い出の地を
    巡っていく旅のお話もよかったけどね。
    そんなに簡単に信頼し合っていた友情は
    壊れっこないものね。

    それとある事情によって行くことになった
    ゲストハウスのお話も印象的。
    でもこれは…いろいろと考えを巡らせそうですね...続きを読む
  • おいしい旅 初めて編
    アミの会による旅行本。下田、糸島、函館、サハリン、台湾、オランダ…。知らない場所、美味しそうな食べ物。こんな本読んだら旅行行きたくなっちゃうじゃん!特に良かったのは糸島の話。思わず検索して半ば本気で行きたくなった。
  • おいしい旅 初めて編
    唐突な飯テロ作品もあるので
    空腹時に読むのはきついかもよ…(誉め言葉)

    良かったのは、報われない恋をしている女性が
    それに手を出した場合、もうダメな時点になって
    勧誘した女性に救われる物語。

    こういう手法って本当にあるんだよね。
    多分実際にあったんだろうね。
    その女性のおかげで彼女は救われるんで...続きを読む
  • アンソロジー 捨てる
    テーマは捨てる
    9人の女性作家さんが同じテーマで書いた短編小説
    同じテーマと思えないくらい、ゾッとしたり、ドキドキしたり、短編と思えない満足感でした!
  • おいしい旅 想い出編

    色々な人達の美味しい旅

    色々な人達の美味しい旅が、いっぱいに詰まっている。ちょっと、えっ?思うような話も有ったけれど、大好きな作家さんの、最後の二つの話が、感動的だったので、星四つ