タカハシマコのレビュー一覧
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2018年1月から3月までアニメが放送されていたサブロウタの「citrus」のアンソロジーコミックです。柚子と芽衣がメインではありますが、アンソロは脇キャラにも焦点が当たるので、読んでいて楽しいです。他のアンソロに比べて、参加した作家さんの趣味が出ているファンタジー色のある作品が散見されました。こう...続きを読むPosted by ブクログ
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百合姫コミックスから2019年に発表された百合アンソロジー。テーマはずばり「スール」。吉屋信子が描く「エス」に始まり、百合作品を浸透させた「マリみて」や「ストパニ」など上級生と下級生が姉妹の契りを結ぶ「スール」は王道のテーマです。今まで出ていなかったのが意外です。しかし、テーマが王道だけに変化球が少...続きを読むPosted by ブクログ
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たまたま「キノの旅」をアニメで見ていて、「人を殺してもいいのかどうか」が寓話としてたびたび言及されるのに対し、自分が中高生だったら夢中になっていただろうなと思っていたところ。
それに対して本書はオッサンになっても十分に読むに耐える。
というより切実な気持ちになってしまった。
それもこれもタカハシマコ...続きを読むPosted by ブクログ -
微エロ。
しかし題材は極エロ。
全編これニンフェット。
そしてみんな性格が悪い!
現在の少女漫画のことはあまり知らないが、
この作者の描く少女たちの、棒のような手足はなんていいのだろうか。
こんな本誰に需要があるんだろう?
→新装版!?→売れている→ワールド、イズ、ワンダフル!Posted by ブクログ -
駒沢鳥子が死んだ。特別な少女だった。皆が憧れた。皆が羨んだ。「誰がこまどり殺したの?」少女たちの心の澱みを覗く、マザーグースをなぞらえたミステリー。
タカハシマコが描く少女は可愛いのです。儚げで少し毒があって。それだけでも読む価値はある!…と思う。Posted by ブクログ -
淡い乙女の恋心。繊細で、ずきずき痛くて、少し歪んでる。
百合漫画だからなのか、恋愛に滑稽さやリアルな打算をあまり感じさせません。
少女の残酷さと潔癖なまでの純粋さが美しい世界です。
『タイガーリリー』が特に良かったと思います。Posted by ブクログ -
「少年バンビ」
「in vitro」
「夏がくれば思い出す」
「CHOCOLATE TRIP」
「picnic in the water」
「水玉ホリデー」
約三十路男性に甘い溜め息をつかせるとは。Posted by ブクログ -
ふわふわ雰囲気はそのまま、チクッとする棘じみた暗さは薄まっている。
かといって全てが柔らかくなっているわけでもなく、独特の世界観に息が詰まった。
忘れっぽい彼と年上の彼女の話が好きです。Posted by ブクログ -
可愛かった~ 特に表紙の二人のお話が。表題作ですな。全体的にふわふわとして可愛いお話を集めた感じだった。タカハシさんは絵も好きで、読んでたほんわかしたよ。Posted by ブクログ
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以前ニコニコ百合姫で配信されており、2月から再開する「大室家」の付録冊子化を目当てに購入した。ちょっとだけということで8・9・3話(掲載順)の3話分がまとまっている。3話だけなのでやはり今後の単行本化を期待したいが、3話分のチョイスが「大室家内」・「花子の通う小学校」・「撫子の通う高校」と場面の違う...続きを読むPosted by ブクログ
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凄く好き。でも、さっぱり分からない。分からなきゃ好きと言っていけないわけではないけど。
一人の美少女が自殺した。目撃した少女たちは、誰もが美少女の死を望んでいた。「だれが駒鳥を殺したの」だれが彼女を殺したんだろう。
綺麗で残酷で、痛みがとても遠い。痛みに気が付く時、少女たちは大人になるんだろうか。
...続きを読むPosted by ブクログ -
非常に少女を繊細に描いていた。しかし一読しただけでは流れを理解できなかった。もう一度読み直そうと思い、いつの間にか漫画に魅せられ引き込まれていた。Posted by ブクログ