山内太地のレビュー一覧
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今後日本が世界で生き抜いていくためには、主体性を持って多様な人と協働できる人材の育成が必要不可欠です。従来通りの受動的な学びでは人間力が低下し、それがそのまま国力の低下へと直結するとも考えられています。
ここまでは私も賛成できるのですが…
本書は高大接続改革について述べられているため、高校と大学の教...続きを読むPosted by ブクログ -
前から気になっていた1冊。
山内氏の、全国の高校や大学を回られた経験に基づくご指摘は的を射ていると思う。
今朝の新聞でも、また新たな大学入試の話が話題になっているので常に最新の情報に留意していかねばならないが、今後の学生像を思い描くためには、読んでおきたい1冊。
・・・大学生って、いまは大変なんです...続きを読むPosted by ブクログ -
本書の特徴は、高大接続改革後に取り組むべきことについて、学ぶ側の目線でわかりやすく記述されていることにある。まず政策を概観している。18歳人口の減と大学の収容定員の増の関係性から生じる膨大な問題の一つの処方箋として、高校テスト・大学テストが設けられるという。高校テストでは思考力・判断力・表現力を問う...続きを読むPosted by ブクログ
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読んだ感想)入試制度は本当に変わるのか?ウヤムヤになりそう。
塾や予備校が新しい入試制度に対応した講師陣を揃えたりするのだろうか?疑問。
親の意識が変わる?
高校の学びが変わるのだろうか?変わらなさそう。Posted by ブクログ -
最近話題の大学入試改革を、これから受験を迎えようとする親御さん向けに説いた本、という感じ。
アクティブ・ラーニングを唱道する立場。
その可能性についての話は、ある程度納得する。
ただ、結局、企業は偏差値で採用を続けるのだろうし、偏差値による大学の序列化はなくならない、とすると、大学入試に莫大なコスト...続きを読むPosted by ブクログ -
最近の学生の話とか定員割れから脱した大学の話とか昔の就活の話とか色々。
自分の知らない大学の話があって結構面白かった。
留学必修科目の大学は結構あるんだ。Posted by ブクログ -
就活についての指南書というわけではなく、視点を変えた就職活動についてまとめられています。
批判的就活という感じですPosted by ブクログ -
三流大学と呼ばれる大学から一流企業に就職した学生に焦点を当て、その成功の秘訣を明らかにしている。また、三流大学と呼ばれる大学でも就職実績を上げている大学の取組みも紹介している。
出身大学に関係なく、「行動力」がカギだと感じた。Posted by ブクログ -
大学生に読んで欲しい。
最後の、千葉商科大学 吉田学部長の言葉がいい。
p217 『学生募集のための教育改革は、もうやりたくないんです。本当に自分たちが育てたい若い人を作るような教育がしたい』Posted by ブクログ -
【内容】
痛快!大学事情暴露本。『最高学府はバカだらけ』『就活のバカヤロー』でおなじみ?大学ジャーナリスト・石渡嶺司氏と大学研究家・山内太地氏の共著。いまや全入の時代といわれる大学の抱える諸問題:経営運営、定員割れ、バカ学生、就活戦線、グローバル人材の育成等々・・・をデータや実際の大学取材を交えて明...続きを読むPosted by ブクログ -
文体に品がない。また、それを「辛口」と誇っている点が、もの書きとして若いなぁ、と。
内容は広く浅く。本書をとっかかりにして興味持った分野を深めていけたらよい。Posted by ブクログ -
TOEICで100点台を取ってしまう学生にはじまって、ツイッターでカンニング自慢をしてしまう学生から、内定取りまくりのすごい学生、グローバル人材まで、今日もキャンパスは大騒ぎ。いやぁ、楽しそう。
本書は大学の「実情」を赤裸々にリポートした大学ルポであると思います。「最近の若者は」などとは死んでも...続きを読むPosted by ブクログ -
大学ジャーナリストや大学研究家(年齢も意外と若い!)が肩書きとして成り立つとは。
面白く読む分には充分ですが、さほど目新しいことが書かれているわけではなく、これが大学と大学生の全てだと思われては大変です。Posted by ブクログ -
なるほど、ただの大学批判や学生批判ではなく、現状を分析・評価している物だった。
一方で、今後どのような方向で大学教育が向かうべきかまではまとめ切れていない印象を受けた。Posted by ブクログ -
≪目次≫
まえがき
第1章 バカ学生、まかりとおる
第2章 大学だってアホっぽい
第3章 講演「受験生をゼロにするためのパンフレット作り」
第4章 就活を巡る空回り
第5章 難関大でも「面倒見がいい」時代
第6章 日本バカ学生史
第7章 定員割れ大学のサバイバル競争
第8...続きを読むPosted by ブクログ -
C0237 いろいろと高等教育について考えさせられました。熱意もあるし、まじめな内容も扱っているので、この残念なタイトルはなんとかして欲しかったです。文中での提言をやっても、人口減少なので、一定数の大学は姿を消さざるを得ないのが残念です。ところで、満鉄を今のJRとしていますが、かなり違うかと。強力な...続きを読むPosted by ブクログ
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タイトルがキツイが、学生と大学への愛を感じる。大学と就活の現状がわかりやすくかいてある。
第3章は余分。普通にすっきり書け。Posted by ブクログ -
思ったほど面白くなかった。多分カタログ的な内容なので飽きてしまったのだろう。
ただ偏差値には関係なく学生の為に真剣に教育に取り組んでいる大学はあるので、しっかり内容を検討した上で選んで入ることが重要なのは良くわかった。子どもが大学に入る頃にまた読んでみたい。Posted by ブクログ