木村岳史のレビュー一覧

  • アカン!DX
    相変わらずの木村節さく裂といえばそうなのだけど、クロステックで読んでいたので概ね中身は想像通り。日本のSIerという産業がいかにダメかっていうのはいつもの事なのだけど、DXの本質はデジタルではなくエクスチェンジ=変革だという主張を今回は強く感じた。まあ、当たり前のことなんだけど、世の中で言われている...続きを読む
  • SEは死滅する 技術者に未来はあるか編
    お馴染みのSIer滅亡論を掴みにユーザー企業のIT部門を滅多切り、終章ではこれからのSIerの方向性を考察する。自分の経験のなかでも優秀なIT部門もあれば、ユーザとの単なる窓口まで、色々とお付き合いさせて頂きましたが、一概にIT部門だけ責めるのも気の毒な気がする。紙媒体を売る会社さんがWebメディア...続きを読む
  • アカン!DX
    DXを切り口に日本企業の問題点を指摘した1冊。中盤までの指摘については、例えば今ブームになっている「脱炭素」に置き換えてもそのまま当てはまることも多いように思った。(後半のSIerに対する指摘等はDX分野に特化したものだったが)

    「そもそも変革すべき仕組みがない」、「勝手にやっている現場の集合体な...続きを読む
  • SEは死滅する 技術者に未来はあるか編
    極論暴論だけでなく、本を読んでみようと手に取った一冊。
    令和四年まだSIerは死なず、蟹工船プロジェクトは世に蔓延り、ダメなiT部門とベンダーマネジメント()を得意とするSIer、枯れた技術に拘束されるソフトハウスの技術者という構図も変わりつつあるようでまだまだ存在する。

    蟹工船の一員として、なか...続きを読む
  • アカン!DX
    言葉が一人歩きして不十分な解釈がされがちなDXを、正しい理解に導いてくれる本。
    DX導入本として優れているのではないでしょうか。
  • アカン!DX
    日経クロステックを普段読んでいる身としては、復習が中心の読み方になりました。

    個人的には広まってほしい認識が詰まっているので、オススメの書籍に入ります。
  • SEは死滅する 技術者に未来はあるか編
    タイトルは過激であるが、特に対談内容は考えさせられる。
    コペルニクス的転回になるのかもしれないが、まずは受け入れて、選択肢に入れていくべき。
    変革を後押しする一冊。
  • SEは死滅する 技術者に未来はあるか編
    前著ほどではないかなーと思いました。
    というか、結構 Web 上の記事で読めてしまうので、本で読みたい方向けですかね。
  • アカン!DX
    社内でDX関連の業務に携わることになり、関連書籍を手当たり次第読んでいます。著者の本を初めて読みましたが、歯に絹着せぬ物言いでバサバサと日本の現状を切っています。危機感を抱くのに適した本です。会社の上位層が読むべき一冊かと。
  • SEは死滅する 技術者に未来はあるか編

    日経クロステックでも連載されてて、よくこの人の連載は読んでいたが、耳が痛い。。

    確かにIT業界に人が足りないと言われているが、その大半は「臨時工」や「COBOL見習い」なのかもしれない。景気が減退し、案件が少なくなると、「新規事業だ」といって新しいシステム作りに注力させる一方、既存の保守が盛り上...続きを読む
  • アカン!DX
    DXの必要性や重要性を唱える動きが見られるが、DXの本質である「業務の仕組みの見直し」ができていない事例を、歯に衣着せぬ調子で鋭く批判する。DXではなくデジタルカイゼンに過ぎない点や、これまでの改善活動が、業務の抜本的見直しやイノベーションを阻害しているとも分析。経営者の意識や、人月商売として御用聞...続きを読む
  • アカン!DX
    少しでも学んでいる人はこういうことは分かっていると思う。
    学ばないのに声が大きい人がのしているから混乱しているだけで
    でも学んでいて声の大きい著者のような方がもっと増えないといけないな
  • SEは死滅する 技術者に未来はあるか編
    日本のSE、SIの現状やありかたを考える本

    Tipsメモ
    ・今の開発はERP、FinTechなどに置き換わる
    ・需要が一定でないと今のSIは成り立たない→下請けからつらくなる
    ・「ものづくり」「おもてなし」気質
     →現場の頑張り依存、マネジメント後進国

    ・仕様書を書く人がPGを書かない、プログラ...続きを読む
  • SEは死滅する 技術者に未来はあるか編
    暴言暴論編に続けて読んだので、さすがに少し食傷気味。

    対談の中には興味深いものもあったのだが、ぜひもう少し突っ込んだ対談を聞きたいものだ。
  • SEは死滅する 技術者に未来はあるか編
    大手金融機関の保守費用
    →一社年間500億円以上

    ぐちゃぐちゃなシステムをさらにぐちゃぐちゃにする
    →田舎の温泉宿の増築のよう

    日本企業は自分のたちの組織を守るために、非効率なシステムを導入し維持しようとする
    という前提

    本来のERPの目的
    →一般管理費の削減
    →儲けるため
  • SEは死滅する(日経BP Next ICT選書)

    刺激的なタイトルなんだけど

    この業界で働く立場で読みました。

    私自身、この本で取り上げられている受注開発・人月ビジネスとは異なるは働き方ではあるものの、同じ業界にいるものとして、常々日本のIT業界の持つ異常性について、同様の問題意識を持っていた。

    それで、刺激的なタイトルだったので、立ち読みして購入し読んでみた。

    ―んで...続きを読む