阿部彩のレビュー一覧

  • 弱者の居場所がない社会 貧困・格差と社会的包摂
    ・結構な割合の人が相対的貧困の状態にある。
    ・格差が大きい社会ほど人間関係が劣化してイジメや殺人が多くなる(ことが統計的に示唆される)。
    ・人は経済だけではなく社会関係など多面的に包摂されている必要がある。
    ・マタイ効果、富む者は更に富み、貧しい者はさらに貧しくなる、社会的格差が自然災害において露見...続きを読む
  • 子どもの貧困 II 解決策を考える
    結局・・・対策としては「人的なサポート」ということなのだろうか。
    ボランティアなどのメンター制度が一番なのに、結局・・・、行政も国家予算も、ここんとこにはお金を出さない。
    その辺の日本土壌について掘り下げてほしいものだ。
  • 弱者の居場所がない社会 貧困・格差と社会的包摂
    子どもの貧困についての記事等を漁っているときに目にした「社会的包摂」という言葉が気になり手にした一冊です。
    教科書的なオーソドックスな流れで(悪い意味ではないです)「社会的包摂」について解説されています。
    読んでいて中だるみしてしまうところもあるけれど全体的にわかりやすかったです。

    「社会的包摂の...続きを読む
  • 弱者の居場所がない社会 貧困・格差と社会的包摂
    貧困問題について考える時、今現在何が主題になっているかを知るにはいいと思われる。ただ、理念的・同情的であまり具体的な言葉はなく、理想的。
  • 子どもの貧困 日本の不公平を考える
    少子化対策ではなく子ども対策が重要。
    子どもの数を増やすだけではなく、幸せな子どもの数を増やす対策が必要と著者は言う。
    貧困は教育の機会を奪い、それが就業の機会を奪ってしまう。
    そうやって貧困の連鎖が続いていく。
    子どもは社会の財産だという認識の下、すべての子どもが享受すべき最低限の生活と教育を社会...続きを読む
  • 弱者の居場所がない社会 貧困・格差と社会的包摂
    「社会的排除」という概念は、資源の不足そのものだけを問題視するのではなく、その資源の不足をきっかけに、徐々に、社会における仕組みから脱落し、人間関係が希薄になり、社会の一員としての存在価値を奪われていくことを問題視する

    社会に包摂されることは、衣食住やその他もろもろの生活水準の保障のためだけに大切...続きを読む
  • 弱者の居場所がない社会 貧困・格差と社会的包摂
    元旦一発目に買った本がこれになるとは…貧困問題は、新たな局面となり議論が活発化しているので、これを機に勉強しようかな。
  • 子どもの貧困 日本の不公平を考える
    途中で断念。データ的なものが多いけど、
    やはり著者もいっているように(?)、
    データから見えないものを見たい。