ジェリー・ポラスのレビュー一覧
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企業がビジョナリーであるために時代を超えて普遍的な在り方が書かれた本。
25年以上も前に書かれていても古さを感じないのは、この考え方が環境が変わっても未来に続いていく考え方なのだと思う。Posted by ブクログ -
永続的な成功を与えてくれるものは、三つの輪、意義、思考スタイル、行動スタイルの輪を、自分の生活や仕事と整合性がとれるように動かす日々の作業と努力だと言う。この中で特に刺さったのは思考スタイルの失敗を糧にする、弱点を受け入れる、だろうか。
敗者はそれを失敗だと言い、勝者はそれを学習だと言う。つまりは死...続きを読むPosted by ブクログ -
ビジョナリー・カンパニー
■偉大な企業の特徴
「基本理念を維持し、進歩を促す」
・世の中の変化の一歩先を行き、聖域なく自らも変化していく強い情熱
・絶え間ない変化にもかかわらず、企業が守り抜いてきた基本理念を持つ
・基本理念が組織を束ねる求心力になる。
・基本理念があるからこそ、経営者や事業などそ...続きを読むPosted by ブクログ -
企業の軸というか、何を大切にしていますか?ということが大切と説く本。
正直、自分が勤めている会社について、これに答えられない。
これは、トップが変わっても、会社に残るものなので、組織の仕組みの問題なのだと思う。
答えられないなら、まずは経営理念を文書化することから始める方が良いとのこと。で、この経営...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカの良好な企業から偉大な企業に飛躍したのは、なぜか、その理由を探る書籍。偉大な企業となるためのセオリーがあるものなら、知りたい。偉大になるために、やってはいけないことがあるのなら、知っておきたい。経営者なら、誰もがそう考えると思う。私も、そんなことを期待して、本を読み進めました。
以下は興味深...続きを読むPosted by ブクログ -
詳細に読むとかなり時間がかかりそうだったため流し読みの感想。
企業として組織が進むべき方向を示す理念の重要性を説いている。私は本書で説明されている理念=使命(ミッション)にあたると考える。
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)のミッションにあたるものは途中で変えたり諦めたりしない。その企業の存...続きを読むPosted by ブクログ -
運も含めて考察している部分が出色。3まで読んでいたので、ほぼ義務的に読んだが、引き続き面白かった。
いかにも学者本然としていなく、コンサルタントのエッセイ本っぽいが、よく指摘される通り巻末で示されるデータを見せられると、やはり立派な論文と思えてしまう。
10x型リーダーや二十マイル行進のようなフレー...続きを読むPosted by ブクログ -
永続的に飛躍し続ける企業とそうでない企業の差がどこにあるのか?について、膨大な研究成果をシンプルにまとめていて、とても分かりやすく読みやすい本でした。
・適切な人材を集め
・領域を絞り込み
・共通の方向性を定め
・焦らず愚直に行動する
当たり前のことのようですが、豊富な事例に基づき根拠を示しているた...続きを読むPosted by ブクログ -
・基本理念を明確にして共有すること
・やれないことはないと思える大胆な目標を立てること
・安定を目的とするのではなく変化し続けること
明日から自分が所属する小さな組織でも、できることを考え始めようと思った。
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衰退の五段階は、企業人なら常に念頭におくべき、忘れてはならない原則。定期的に見直すべき本。多分、不思議の衰退はないのだろう。一連のビジョナリー・カンパニーシリーズで最も重要ば巻だと思う。Posted by ブクログ
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永続的な企業の特徴を、分析結果から考察した経営書。執筆当時から現在に至るまで継続して繁栄している優良企業はもちろん、現在圧倒的な存在感を誇る企業においても、本著で述べている原則・概念は当てはまっている印象を受けた。ゴーイングコンサーン、未来志向、ビジョンについて考える際に参考となる一冊。Posted by ブクログ
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・第五水準
・まずバスに乗せるべき人を乗せる
・針鼠の概念
・弾み車
など重要なキーワードが盛りだくさん。弾み車はパワフルな概念。ただ特別に意識できるものではないらしいので難しい。コロナ危機も日本産業界の弾み車にならないものか。Posted by ブクログ -
ビジョナリー・カンパニー1と2で取り上げられたエクセレントカンパニーのうち、
衰退した企業を取り上げて法則を導きだした本。
偉大な企業には法則があり、衰退する企業にも法則がある、というお話。
昔よんだ時はつまらなかったけど、今は面白く読めるという不思議。
◯衰退の5段階_人材採用と教育
企業や事業...続きを読むPosted by ブクログ -
学生時代にこの本読んだことがあるんですが、
その時は自分の心が準備できていなくて、
今一つピンとこなかったのです。。
今回、社内研修の指定読書だったので、
もう一度チャレンジすることになりました。
前回読んだ時は、「誰バス」の話しか記憶に残っていません。。
(そういう人、結構多いのではないかと思い...続きを読むPosted by ブクログ -
運は平等に訪れる。幸運が来た時に最大限の成果を出す。アクセルを踏む。
20マイル更新、良い時と悪い時も常に成長を続ける。Posted by ブクログ -
第五水準の経営者には個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さという矛盾した性格がある。
誰をバスに乗せるか?
厳しい現実を直視する
ハリネズミ
弾み車効果
など学んだ点が多かった。エクセレントカンパニーになるために、仕事でやらないことを決める時の良書。Posted by ブクログ -
経営者が本来読むような本なのだけど、そんなことは関係なくビジネスマンなら読んだほうがいいかもしれない。別に会社のトップがこの本に書かれていることを意識しているかはわからないけど、もし自分で会社を作ったり、なにかを始めるならこの本の考え方は必要になってくると思った。
以下、印象的なシーン
1. 長く...続きを読むPosted by ブクログ -
2020.28
改めて弾み車の法則の部分を中心に。
・コツコツとやるべきことをやることで急激に変わる。
・実績によって説得する。
・外圧、内圧をうまく使いこなす。Posted by ブクログ -
【どんなに偉大な企業でも、始まりは努力から】
ということを実感した。
「成功は1日にしてならず」を、
偉大な企業のデータや考え方を分析し、解説している本。
個人的に、
「成功している企業=カリスマ的な社長」
という印象があり、いい意味でその印象が覆された。
並々ならぬ努力をしている人達だと思...続きを読むPosted by ブクログ -
衰退の5段階
1.成功から生まれる傲慢
2.規律なき拡大路線
3.リスクと問題の否認
4.一発逆転策の追求
5.屈服と凡庸な起業への転落か消滅
ビジョナリー・カンパニーの前2作が重厚な傑作だったのに対し、本書は分量はあまり多くない。
役に立つ話であると思う反面、
時代の流れを読むことの難しさを...続きを読むPosted by ブクログ