ヘレンハルメ美穂のレビュー一覧
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スウェーデンのベストセラーシリーズ。web本の雑誌で杉江氏が最新刊を推奨されてたので第一作を読んでみた。北欧にしては明るく読みやすい警察官の群像物。主人公は警官ではなく、心理学者の立場(プロファイラー?)で捜査協力し、過去には大きな成果を挙げた男セバスチャン。太めで独身、毒舌でセックス依存症。捜査会...続きを読むPosted by ブクログ
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事実に基づいてるって知らなかった。
北欧小説だから期待してたところもあったけど、ある意味逆に裏切られた。
もしかしたら翻訳が良かったのかもしれないけど、題名からの想像と違って、当事者の繊細な感じが想定内だったから良かった。
でも、最後はね。Posted by ブクログ -
5年ぶり?に続きを読む。
オリジナルの作者が亡くなったので、別作者が続きを書いたらしいが、あまり違和感がなくてすごい。
訳者の実力もあるのだと思う。
キャラが変わっていなくて、話もわりと面白い。
前巻までの謎をいくつかちゃんと明かしてくれて、ホッとした。
モニカはどこに行ったんだ?とは思ったけど。...続きを読むPosted by ブクログ -
一部から三部は、部ごとに
別ジャンルの話の様に色合いが違うカタチで完結しながらも、各部が繋がる構成が面白くてドハマりしてしまった。
四部、そしてこの五部は
事件の原因があって、その原因に
微妙にリスベットが絡んでいて
ミカエルと別々に行動しながら事件(主に国家の暗部っぽい)を追う。そして間に事件に...続きを読むPosted by ブクログ -
イスラム教徒の女性カジの虐待に関してのエピソードは不要かなとも思うが、このシリーズのそもそもの柱の一つが女性の差別や虐待に関するものであるから、しょうがないのかなとも思う。
そういった意味では、シリーズ4から作者が交代したにも関わらず、原作者の世界を忠実に引き継いでいるのはすごいことだと思う。
一部...続きを読むPosted by ブクログ -
刑務所に収容されているリスベット。
ある日、後見人であったホルゲルが面会に来る。
その際に小さな気づきを得、調べものを始めるリスベット。
そんな中、収容所内で実権を握る囚人、ベニートとの対決が近づいていた。
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そっか、リスベットは懲役中だったか。
前作を思い出しつつ、読み進める。
4...続きを読むPosted by ブクログ -
刑務所を出たリスベット。
自身の過去の秘密を暴くために、ミカエルと共に調べを進める。
徐々にその実態が見えてくる中、リスベットの身に危険が迫る。
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思っていたよりほっとする終わり方だった。
面白かった。
ただ、5部を読んで、ミカエルとリスベットがあまり目立たなかったような気がした。
...続きを読むPosted by ブクログ -
まずは上巻へのコメント
ミレニアムしかり、やはり北欧ミステリーはおもしろい。
徐々に引き込まれて、中盤から一気読み。過去のトラウマから抜け出せない登場人物の心理描写が下巻でどう影響するか。。。Posted by ブクログ -
(上巻より)
再び一獲千金を狙うレオ、
利用される父親、協力しない弟たち。
途中で少し客観的になれた。
多分、それはヨン警部が暴走しはじめたからだと思う。
ということは、私が肩入れしていたのは、
ヨン警部だったのだろうか。
こちらの作品は小説だそうだ。
そして、最初から二作書くことは決まってい...続きを読むPosted by ブクログ -
「熊と踊れ」の続編。
刑務所から出てきたレオ。
今度の仲間はサム、ヨン警部の弟。
前作では「引き込まれた」と書いたが、
もっと、息苦しい。
何に共感しているのか、
誰と同一視しているのかわからないが、
読み進むのがつらい。
(下巻へ続く)Posted by ブクログ -
キャラクターの個性や設定がしっかりしているので、面白く読ませる。充分すぎる続編である。なかなかできないことだ。
三作にあった全体から流れる陰鬱さ、気難しさはすっかりなくなり、相当なあっさり具合。ストーリーを追う、という点では大変に読みやすい。
あの三作を読み終えた時は、しばらく他の...続きを読むPosted by ブクログ